後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

第8回、水彩画、「花・華グループ展」のご案内

2009年10月21日 | うんちく・小ネタ

開催日:10月20日から25日、AM10:30からPM6:00まで

JR武蔵小金井駅、南口前の左手の本町ビル地下1階、ギャラリー才雅、電話:042-385-9560; 花・華グループ代表、 松隈 恭子、電話:042-384-0290  美しい花を穏やかな筆遣いで描く水彩画の数々に、しばし心を慰められます。

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蒼穹の深さと広さを写真に撮る方法

2009年10月21日 | 写真

青い空をそのまま写真に撮っても、その素晴らしい奥行きと広大さが分かりません。空を縦横無尽に動くものを添えて撮影すると蒼穹の深さと広さを写真に撮ることが出来ます。同時に超音速で空気を切り裂いて飛ぶ4機のジェット機の轟音も見る人へ伝えることができます。

そんな写真を2枚、OY子さんがご提供して下さいましたので、ご紹介致します。

OY子さんの自筆の撮影歴を下に示します。お楽しみ頂ければ嬉しく存じます。

撮影歴は15年、主に全神奈川サロン展・二科会写真部神奈川支部展と
神奈川県展、二科展などに出展しております。
2008年2月、ギャラリー・アートグラフ(銀座2丁目)で「白い大地」写真展
2009年3月、逗子文化プラザギャラリーで 「白い大地」写真展   
学生時代は、油絵を描いておりました。写真は、奥が深い趣味です。(終わり)
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大宮司弘昌著、「初めてのロシア沿海州昆虫エコツアー」その二

2009年10月21日 | 旅行記

バンガローで

 バンガローは空港から東に60~70kmの山中、原生林の中にある。 運転手S氏の所有で、3階建て。1階はリビング兼ダイニング、調理場、トイレがあり、2階は寝室(3~4人)、3階も寝室(2人)である。シャワー/サウナは別棟で、ここにも4~5人泊まれる。自家発、自家水道、洗濯機、乾燥室があり、狭いながら一応の機能は整っている。さらにS氏はコックとしても一流で、食材が限られる条件下で結構な食事を提供してくれ<shapetype id="_x0000_t75" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" stroked="f" filled="f" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600">

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</shapetype><shape id="図_x0020_9" alt="russia-2A" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_s1026" style="MARGIN-TOP: 6.3pt; Z-INDEX: 1; VISIBILITY: visible; MARGIN-LEFT: 0.1pt; WIDTH: 241pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 187pt; mso-wrap-style: square; mso-wrap-distance-left: 9pt; mso-wrap-distance-top: 0; mso-wrap-distance-right: 9pt; mso-wrap-distance-bottom: 0; mso-position-horizontal: absolute; mso-position-horizontal-relative: text; mso-position-vertical: absolute; mso-position-vertical-relative: text"><imagedata o:title="russia-2A" src="file:///C:DOCUME~1gotouLOCALS~1Tempmsohtmlclip11clip_image001.jpg"></imagedata><wrap type="square"></wrap></shape>る。町場を離れると食堂はなく、弁当類も入手が難しく、食材を買って何らかの加工をして食べなくてない。S氏は宿の提供、車およびその運転手、コックと3役兼ねており、U氏がパートナーとして組んでいるのが納得できた。

 さて我々日本人2人の寝室は2階と決まり、食事は機内で済ませてあるので、次はシャワーだと気軽に頼んだが、これがそう簡単でないことが直ぐに分った。大体こちらの人は毎日風呂(シャワー)に入る習慣がないようで、我々のように宿に着くなりシャワーなんて言わない。シャワーの湯は薪で沸かすので、手がかかる。S氏は調理で忙しく薪を焚くひまがないので、ガスで大形ヤカンにお湯を作ってくれた。なおここの水道水は雪解け水のように冷たく、お湯がなければ行水も身体を拭くこともできない。

 何とかお湯を使って体を拭き、リビングに入ると全員集合である。あらためてツアーメンバーが紹介された。

U氏  ウラジオストック在住   ツアー企画/ガイド/ロシア語⇔英語通訳

S氏       〃       バンガローオーナー/運転手/コック

ノルウェー人           甲虫学者(専門は木食い微小甲虫)

   〃  奥さん        魚類学者  (彼女は15日に帰国予定)

筆者  日本在住         狙いは蝶、カミキリ、タマムシ

友人    〃          狙いは蝶、甲虫全般

A氏  モスクワ在住       狙いは蝶、蛾 (専門は細菌学、15日に到着予定) 

 各自の目的は多少違うが、虫を含む自然が身近にあれば満足で、多少の不便・不快は気にならない連中である。われわれ日本人2人もこのようなツアーには慣れている方だが、ロシア人とノルウェー人夫妻の逞しさには脱帽であった。

 ビールで乾杯。ビール1缶=17.5R、ウォッカ1ビン=63R、1(ルーブル)=4.7円からおよその物価が想像できよう。ではここで現地費用について記しておく。

 U氏のツアー企画費および管理間接費的なものは、すでに日本からツアー企画代として銀行口座に振り込み済みである。現地の支払は食材代、調理代、車使用料、ガソリン代、宿泊費、ガイド料などの実費である。1~2日毎にタイミングをみて、領収書+計算メモにより請求される。多少煩わしいが明瞭、正確で、合理的な方法である。具体的には、例えば調理代は32$÷4人=8$/日・人、車使用料は100$÷4人=25$/日・人、といった具合である。従ってツアーメンバーが少ないと1人当たりの調理代や車使用料の負担が重くなる。一方メンバーが多過ぎれば何かとサービスが悪くなり、採集では各人の希望通りとはいかなくなる。参加メンバー4人は、U氏がこれらを考慮してのアレンジであった。(続く)

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秋深く、ネット上のマイフレンドの事をあれこれ想う日々

2009年10月21日 | 日記・エッセイ・コラム

秋になるともの思う日々が多くなります。日射しが日に日に弱くなり、秋風が寒く感じます。草花が枯れ、雑木林も落葉し何かさびしくなります。世の儚さが身に迫ります。

過去の世界に色々交流のあった人々を思いだす季節です。特にブログや色々なネット上のクラブで知り合った人々のことが鮮明に思い出されます。実際にお会いしたことが無く、純粋な心の交流だけだったので一層印象が深いのです。その上、私はネット上で知り合った方々の文章作品や絵画、写真を自分のブログでご紹介しています。そういうことをするのはその方々を心に刻んで忘れないようにする為です。こうしてキーボードを叩いていながらも、色々な文章作品や絵画・写真が走馬灯のように脳裏を流れて行きます。そして朗読の声さえ耳に響いています。

今年は特に感動的な体験をしました。8月に前立腺ガンになり臓器を全部取り除く手術をしました。お会いしたこともないマイフレンドが、手術を恐れながら入院する私へ心のこもった励ましのメッセージを送ってくれました。恐怖が少なくなりました。

退院、回復後は私の為に喜んでくれました。ヴァーチャルなネット社会が自分の骨肉の一部になってしまいました。

それなのに不誠実な私は、そのようなマイフレンドの方々へお礼のメッセージも送らないでいます。ただ一人一人を思い出しながら老いの秋の日を過ごしています。申し訳ないと思いながらですが。どうぞこんな私をお許し下さい。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。  藤山杜人