国際ニュースだけを集めている新聞のページを国際面と言うらしいです。
世界中で起きているいろいろな出来事が出ているので大変面白いのです。雑多な断片的な報道が多いのでいろいろ考えさせられます。
例えば今朝の読売新聞の国際面から興味あるニュースを数件ご紹介し、私の感想を書いて見ます。
(1)飯島氏の北朝鮮訪問にアメリカが不快感を表明している。
はっきり言えばアメリカと韓国政府がカンカンに怒っているのです。
中国政府は日本の動きを支持しているのです。
怒る気持ちが痛いほど分かります。
北朝鮮のミサイル発射準備や核兵器開発で怒ったアメリカと韓国が北朝鮮を厳しく封じ込め、経済制裁をしている最中に日本だけが拉致問題解決のために訪問し、北朝鮮と取引をしているのです。それも事前にその外交交渉をアメリカや韓国へ説明もしなかったのです。
この安倍総理のやりかたは安保体制にヒビを入れる外交上の失点です。
国内の経済成長で成功し、アベノミクスなどともてはやされて安倍さんは少しいい気になり過ぎています。外交というものは世界の国々に影響を与える複雑なものなのです。どうも安倍さんは必要も無く歴史問題で中国や韓国を感情的にさせたりしてきたので、外交が強気過ぎると言うのが私の感想です。
(2)日本維新の会の橋下共同代表の慰安婦に関する発言。
それは国際的な観点から考えると絶対に言ってはいけない事です。橋下さんは以前から国際感覚が欠如していると危惧していました。今回もその欠点が出てしまったと言うのが私の感想です。
日本の地方自治体へもっと権力を与えよという狭い視点を、脱却すべきなのです。困ったものです。
(3)シリアの反政府勢力へアメリカが巨大なトラックを援助。
アメリカが武器にしたいのです。しかし政府軍へロシアが武器援助をしているのでアメリカが同じことをすれば冷戦時代の代理戦争になってしまいます。
そこで恐る恐るトラックや防弾チョッキを贈ったが、反政府軍はガソリンを使い過ぎるトラックは使えないし、防弾チョッキも重すぎて動けないと怒っているという報道です。
シリアはもう長い間、政府軍と反政府軍が激しい戦争を続行しているのです。双方へ武器を援助している国々があって実に厄介な状態になっています。
解決の糸口も無い大規模な戦争なのです。日本はシリアの反政府軍を支援すべき立場ですが、アラブ諸国を怒らせないために何もしないのが得策のようです。
(4)ヨーロッパの会社がバングラデシュの縫製工場のビルを強化をする。
バングラデッシュの縫製賃金は中国の六分の一と言います。ですからヨーロッパのアパレル会社はみなバングラデシュで縫製をしています。
しかし最近その縫製工場のビルが倒壊して多数の「お針子さんたち」が犠牲になったのです。
そこで欧米のアパレル会社がお金を出し合ってバングラデシュの縫製工場のビルを検査し、倒壊の危険があるビルを強化するということを申合せたというニュースです。
大変良いニュースです。それにしてもお針子さんの賃金が中国の六分の一とは暗澹たる気分になります。これは感想ですが。
(5)オバマ大統領が3件の不祥事で頭痛。
昨年、ロビアの米公使館がテロで襲われ4人が殺されました。襲撃の危険性を知っていながら防止できなかったのです。その事実を隠ぺいすしたという不祥事です。
内閣の歳入庁が特定の団体だけを免税にしたという不祥事です。
そして3つ目はAP通信社の記者から、国家機密法にふれる文書を強制的に押収したという不祥事です。
いずれもアメリカの国内問題です。問題は沈静化すると思います。
それはそれとして、黒人のオバマさんが大統領になって二期目、5年になります。失敗の少ない実に有能な大統領で、黒人の地位を非常に高めました。世界中の黒人が以前より尊敬されるようになったのです。
これは人類の歴史に残る絶大な功績です。
リンカーン大統領の黒人奴隷解放から幾星霜、実に感動的な出来事と思います。
オバマさんは2期、8年間の任期をアメリカの名大統領として全うするものと信じています。
そんなことを考えさせる今朝の新聞の国際版でした。
それはそれとして、
今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
後藤さま
25年前にシナーラで船上結婚式を挙げ、今年、結婚25年を迎えるにあたり、今、どうしているのかと思っていたところ、こちらのブログに辿り着きました。初めまして。
10年ほど前にたまたまシナーラと再会でき、スタッフのご好意に寄り、係留されたままでしたが、乗船させていただいたことがありますが、それからすっかりご無沙汰でした。
mmさまからの投稿を見て、船検取り直し、シーボニアに係留されていることを知って、嬉しく思い、思わずコメントさせていただきました。
式の記念にといただいたシナーラの写真時計が25年の歳月とともに、今もリビングで時を刻み続けているので、シナーラのことはいつも心のどこかにあり、銀婚式を迎えるにあたり、また会いに行ってみたいと思っているところでした。
ちなみに当時は、まだ株式会社シーボニアだった頃で、船長は下里浩久さんという方でした。ちょうど結婚式場でないウエディングが流行り始める前くらいだったのもあり、新聞掲載されたりもして、楽しい式でした。
またシナーラのことなど、何か情報がありましたら、
ぜひ、教えてください。
突然のコメント、大変、失礼いたしました。