12月の句会の兼題は「セーター」です。
現代俳句鑑賞事典をめくっていたら、こんな句に出会いました。
妻知らぬセーターを着て町歩く 本井英
作者は昭和20年生まれ。「夏潮」の主宰です。
妻帰天、という前書きのある句もありました。
息の音のさよならさよなら夜は短か
死を目前にした妻の寝息が「さよならさよなら」と
別れを告げているように聞こえてくるという句。
そして、廻ってきた冬。
生前は、奥さんに着るものを任せていたのでしょうか。
今年は、妻の知らないセーターを着て町へ出かける。
こんなセーターの切ない句もあるんですね。
さて句会には、どんなセーターが詠まれるのでしょうか?
現代俳句鑑賞事典をめくっていたら、こんな句に出会いました。
妻知らぬセーターを着て町歩く 本井英
作者は昭和20年生まれ。「夏潮」の主宰です。
妻帰天、という前書きのある句もありました。
息の音のさよならさよなら夜は短か
死を目前にした妻の寝息が「さよならさよなら」と
別れを告げているように聞こえてくるという句。
そして、廻ってきた冬。
生前は、奥さんに着るものを任せていたのでしょうか。
今年は、妻の知らないセーターを着て町へ出かける。
こんなセーターの切ない句もあるんですね。
さて句会には、どんなセーターが詠まれるのでしょうか?