575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

無音なる百人番所冬に入る  野木桃花

2010年12月11日 | Weblog
野木桃花。1946年生まれ。「あすか」主宰。

  無音なる百人番所冬にいる

この句は、歌枕ならぬ俳枕「江戸から東京へ」五十句の中の一句。
さて、どこを詠んだ句か?

答えは「皇居」だそうです。

その他の句。

  靖国の遺品謎めき冬の雷

これはやさしいですね。
では、以下の句は?

  ①古書街の裏道ぬかる時雨かな 

  ②法華経は良薬なりし残る鴨  

  ③雪しんしん鼠小僧の墓隠す

一番、気に入ったのは、この句。

  ④夏蝶の投込み寺に翅たたむ

答えはコメント欄に。    遅足

コメント (1)
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冬田道海辺で育ち山裾へ    朱露

2010年12月11日 | Weblog

   一生の風景を全部言ってしまった。
   横須賀、真鶴、名古屋、豊橋で完。
   山裾の田んぼたあ、お釈迦様でも。
   おっと江戸麻布に居たのを忘れた。

             

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