彼女と歩く、という中七。
句会では、ある時代を感ずるという声が。
「彼」と「彼女」について少し調べてみました。
日本語の「彼」というのは「黄昏」の語源となっている
古語の「誰そ彼」のように、
単に「あれ、あの人」という意味を表す言葉でした。
彼・彼女という言葉ができたのは、英語が入ってきた明治時代。
「he」や「she」を翻訳するために、
「彼」が再利用されて、第三者の男性のみを表すようになり、
対語として「彼女」という新語ができたのだそうです。
「彼」「彼女」という言葉は便宜上作られた言葉。
それが句のように、恋人というニュアンスを持って
使われるようになったのは、いつ頃からなのでしょうね。
下五の「山の裾」というのは面白いですね。
遅足
句会では、ある時代を感ずるという声が。
「彼」と「彼女」について少し調べてみました。
日本語の「彼」というのは「黄昏」の語源となっている
古語の「誰そ彼」のように、
単に「あれ、あの人」という意味を表す言葉でした。
彼・彼女という言葉ができたのは、英語が入ってきた明治時代。
「he」や「she」を翻訳するために、
「彼」が再利用されて、第三者の男性のみを表すようになり、
対語として「彼女」という新語ができたのだそうです。
「彼」「彼女」という言葉は便宜上作られた言葉。
それが句のように、恋人というニュアンスを持って
使われるようになったのは、いつ頃からなのでしょうね。
下五の「山の裾」というのは面白いですね。
遅足