なんとなく行きそびれていた「小布施」に行ってきました。
梅雨さ中の晴れ間、北信五岳を背負った町は、山間とは思えない暑さ。
この町は風花がよく似合うだろうに、などとは無いものねだりというもの。
まずは、天井画が有名な岩松院へ。21畳分という大作は、寝転んで眺めることで知られているものの今は、ベンチが並んでいて、野趣は半減。それでも金箔と極彩色の鳳凰の迫力には、圧倒されます。
さて、お目当ては、北斎館。大型観光バスが次々に着いて、たいした人気です。
ここでは北斎の肉筆画と、祭り屋台の天井画が見落とせません。
肉筆画は緻密で可愛いく、天井画は勇壮。怒涛図の猛り逆巻く波は津波のエネルギーを孕むかのようで、立ち去りがたいものでした。
北斎は豪商、高井鴻山の招きで、晩年を小布施で過ごして、数々の作品を製作しました。
没年には、”人魂で行く気散じや夏の原 ”の句を残しています。
梅雨さ中の晴れ間、北信五岳を背負った町は、山間とは思えない暑さ。
この町は風花がよく似合うだろうに、などとは無いものねだりというもの。
まずは、天井画が有名な岩松院へ。21畳分という大作は、寝転んで眺めることで知られているものの今は、ベンチが並んでいて、野趣は半減。それでも金箔と極彩色の鳳凰の迫力には、圧倒されます。
さて、お目当ては、北斎館。大型観光バスが次々に着いて、たいした人気です。
ここでは北斎の肉筆画と、祭り屋台の天井画が見落とせません。
肉筆画は緻密で可愛いく、天井画は勇壮。怒涛図の猛り逆巻く波は津波のエネルギーを孕むかのようで、立ち去りがたいものでした。
北斎は豪商、高井鴻山の招きで、晩年を小布施で過ごして、数々の作品を製作しました。
没年には、”人魂で行く気散じや夏の原 ”の句を残しています。