なんと書かれていたのか。過疎の駅の旅情ほのぼの、と鳥野さん。
名残おしさを描いたところでしょうか。少し、心残して、と結宇さん。
冬枯れと伝言板という取り合わせの妙、と立雄さん。
映画のト書きのような句です。
冬。無人になった駅に、伝言板が残されている。
そこには何かが書かれているのか?
短い俳句は何も答えてくれません。
どんなシーンにするのかは、読者にゆだねられています。
短歌なら七七の十四文字を付け加えることが出来ますが。
言わぬが花でしょうか。
俳句は「もの」に語らせる、というセオリーのお手本のような句ですね。
遅足
名残おしさを描いたところでしょうか。少し、心残して、と結宇さん。
冬枯れと伝言板という取り合わせの妙、と立雄さん。
映画のト書きのような句です。
冬。無人になった駅に、伝言板が残されている。
そこには何かが書かれているのか?
短い俳句は何も答えてくれません。
どんなシーンにするのかは、読者にゆだねられています。
短歌なら七七の十四文字を付け加えることが出来ますが。
言わぬが花でしょうか。
俳句は「もの」に語らせる、というセオリーのお手本のような句ですね。
遅足