575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

今年最後の忘年句会  麗

2013年12月19日 | Weblog
冷たい雨が降った2013年最後の句会。私は12月が誕生日ということで東鮨さんから特選ずしのプレゼントあり、皆様の代金も10%オフとなりなんだか嬉しい一時でした。

さて最後の兼題が「冬枯れ」。
ちょっと淋しいお題でしたが意外に明るい句も多く、2年前に俳句を始められたすみさんが見事トップ賞!!おめでとうございました。すみさんの俳句です。

   冬枯れの枝見上げれば青い空  

青い空がくっきりと見えますね。
来年の句会に弾みがついてまた楽しみになりました。

では恒例のひとこと講評。

1,「明るい山道」が8文字であったことに気づかないほど。
2,人生色々ありますが冬枯れの木からすべてを受け入れることを教えられます。
3,すすきではないということでしたが「ひかり」を受けてこれも明るい感じ
4,そういえば最近伝言板をみかけません。これは以前見た伝言板だそうです。
5,アイソン彗星は未知のふるまいをして消えてしまいましたね。
6、船旅から戻ると3通も訃報が。。
7,「草玉かける」西部劇のよう。
8,こちらは飛鳥の船上で詠まれた句。「海枯るるまで」がすばらしい。
9,「身悶えて」が激しすぎるとのこと。
10,一茶の人柄まで話が及びました。
11,心境の変化がありましたか?
12,トップ賞でした。素直な良い句ですが「枝見上げれば」を何か違う表現でもよかったかも。
13,天文小僧は50才を超えた天文好きのおじさんたちのこと。高額の望遠鏡を買ったのにアイソンはどこへ??

今年もいろんな俳句が生まれました。
来年も17文字に色んな気持ちを託しまたわいわいおしゃべりしましょう。
毎年のことながら遅足さんと安藤さんにお世話になりっぱなしで申し訳ありませんでした。
新年も皆さん元気にお会いしましょう。
今年初めて「良いお年を」と言ってお別れしました。

             別れ際笑顔で挨拶「良い年を」麗
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冬の海ぽろんと骨が落ちている     遅足

2013年12月19日 | Weblog
12月3日

目を覚ますとベッドがゆっくり揺れている。
晴れ、穏やかな海の旅が続いている。
朝のバイキングをすまして、11階のラウンジでお茶。
船の横でカツオドリが海に飛び込んで魚を取っている。
なかなか成功とはいかないようです。

お昼の献立
御飯物  ばらちらし寿司
小鉢   蓮根 梅肉和え
汁物   蜆の味噌汁
デザート 酒まんじゅう

午後は船尾で海を見て過ごす。
島影を見ることもなく海と空ばかり。
360度、水平線。
一本の水平線の生み出す巨大な円の中心である一点の私。
陸にいる普段には感じない何かを感じているのだろうか?

 名を持たぬ骨にかえらば青深き海にかえらん 冬の海へと

夜、時計を1時間早めて眠る。
尖閣列島の近くを通るはずだが・・・
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