冬枯れという上五のさみしさを
明るい山道という中八が裏切ってゆく。
この句の魅力は、この辺にありそうです。
万緑だった山も、木の葉が落ち空が広く明るくなります。
しかし、どこか寂しい山道をひとり歩いていく人。
同じ作者の句。
桐一葉宣告余命残し逝く
親しい知人が亡くなられました。
山道をゆくのは、この方の後ろ姿かも知れません。
遅足
明るい山道という中八が裏切ってゆく。
この句の魅力は、この辺にありそうです。
万緑だった山も、木の葉が落ち空が広く明るくなります。
しかし、どこか寂しい山道をひとり歩いていく人。
同じ作者の句。
桐一葉宣告余命残し逝く
親しい知人が亡くなられました。
山道をゆくのは、この方の後ろ姿かも知れません。
遅足