人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

デジタル時代の真実とは

2016年06月09日 | 写真


今日は朝から雨が降っているのである、天気が悪いのである、山の中腹にきりぐもが掛かっているのである。
こんな日は暇人は暇だからやることが無いのである、したがってひじょーに退屈な一日なのであるのである。



なんてアホなこと言っていても暇つぶしにもならないので、数日前に撮った夕空の写真を見ていた。
これはPENTAXのカメラの「ナチュラル」という画像設定で撮ったもの。夕日の沈む位置、夏至も近いな。
人の目で見た感じに近い画を撮れますという設定だが、人の目には色弱もあれば白内障の人も居る。



これに「ハイコントラスト」というデジタルフイルターを掛けるとこうなってしまう、夕焼けが綺麗な空だった。
これでは真を写すはずの「写真」っていったいなんなの?もはやデジタル時代に真実なんてものは存在しないのか。


     A 「数日前の夕焼け綺麗だったね、写真に撮っておいた」
     B 「えっ?私には上の写真の様にしか見えなかったけど」
     A 「あんた、色弱じゃないの」・・・・・世の中案外こんなもんかも。



目がチカチカして後味が、じゃなくて後見が悪いのでお口直しに、じゃなくてお目々直しに緑の画でも。