急用ができて、1月4日の午前中に関東方面のとある地方都市へ行かねばならなくなった。
1月3日4日は日本民族大移動の時期、ましてや東京方面への上りの交通機関に空席なぞ有るわけがない。
窮余の策として、1月2日の苫小牧~大洗へのフェリーへもぐりこむこととしたが、それもほぼ満席だった。
寒風吹きすさぶ寒空に三日月と金星がギラギラと輝いていた、奥の方の船がこれから乗り込むさんふらわあ ふらの。
三日の午前7時、左舷水平線上に朝日が昇る、一日と二日は曇りだったので、これが今年の初日の出だ。
北海道から東京の職場へ戻るこの若者達にとっても初日の出、寒い中みなデッキに上がって眺めていた。
盆暮れ正月にしかまとまった休みを取れない日本社会や職場の有り方、そろそろ改めた方がいいのでは。
こうやって海を眺めているのが好きである、これが遊びに行くのであればもっと楽しいのだが。
新造船のおがさわら丸に乗ってまた父島へ行こうかな、それとも与那国島まで船を乗り継いで行こうかな。
何処へ行ってきたかというと、この近くだよ。