午前の西の空に残月が浮かんでいた。
ふと、月は赤外線でも写るか試してみたくなった。結果はこの通り。
フイルターはいつものIR90を使用した。
考えてみれば、900nmは赤外線領域の中ではほとんど可視光に近い部分である。
このフイルターでは、人間の目に見えるものは写るという当然の結果であった。
目に見えない物を写してみたいなぁ~、そのためには赤外線では10μmとか
紫外線では100nmとかの波長領域で撮らなければいけない。
そんな特殊なフイルターは市売されていないし、デジカメのCCDでは無理だろうし。
でもプロの写真家は昔から目に見えない物(写っていない物)を撮ってきた。
写真を通して言外に訴える物である。テクに頼らず、感性を磨けと言う事だろう。
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