広辞苑で「こうがい」を引けば
公害:企業活動によって地域住民のこうむる環境災害
鉱害:鉱業活動によって引き起こされる被害
光害:都市の灯火で夜空の星が見えなくなる被害
広辞苑には載っていないが「口害」なんてのも有る。
私の辞書には「政治家の不用意な言説によって生じる被害」と書いてある・・・つもり。
月の無い晴れた夜に小樽ドリームビーチへ星空の写真を撮りに出かけた。
オリオン座を中心とした星空であるが・・・なんじゃこりゃ!・・・まさに光害である。
光害の犯人はこれだ、南東の方角に札幌市街地中心部の街の明かりが。
同じカメラ同じレンズを使用して、西表島で撮ったオリオン座がこれだ。
昨今日本人の心の荒み(すさみ)が問題化されているが、原因の一つに
幼少の頃この様な美しい星空を見る機会が無かったからだろうと思っている。
星空の見えない大都会の夜の雑踏の中に居ても、子供の頃見た美しい星空を
ふと思い起こせば、悪の道への一歩手前で踏みとどまるのではないでしょうか。
光害とは、まさに人心に及ぼす被害であるならば、公害・鉱害と同列に考えるべきです。
昨年の4月22日に近所で撮った写真であるが、ヒメオドリコソウが咲き、ツクシが大きくなり、ヨモギが葉を広げてい
るのであった。
今年は何処を見ても茶色の枯れ野原である。何が違うか調べてみた。
昨年3月のアメダス記録によれば (札幌市手稲山口の記録)
日平均気温 2.0°C 日最高気温 13.4°C 日最低気温 -2.3°C 月間日照時間 170.6時間
今年の3月は
日平均気温 0.8°C 日最高気温 11.3°C 日最低気温 -8.4°C 月間日照時間 114.7時間
3月一ヶ月間の平均気温が1.2°C高いだけで、植物の生長がこれ程違うのだ。
地球温暖化が本当に進むのであれば(私は多少懐疑的であるが)偉いことですよ。
今世紀の終わり頃には、北海道が沖縄に成ってしまう。沖縄はフイリピン辺りかな?
というのは冗談で、昨年3月の那覇市の記録は
日平均気温 18.7°C 日最高気温 25.9°C 日最低気温 10.7°C 月間日照時間 146.6時間
沖縄はまだまだ遠いのである。
やっと夕焼けが綺麗な季節になりました。
ところで、OLYMPUS - PEN F は私的には最高のカメラデザインであると思っています。
このデザインとファインダー機能のままデジタル一眼レフ化出来ないものでしょうか。
1200万画素程度のAPS-Cサイズの撮像素子を載せて、余計な機能を一切省く。
おっと失礼、オリンパスですからフォーサーズでもかまいませんが、横位置で。たとえば、動画とか高速連写なんて不要です。じっくりと静止画を撮れればいいのです。
SIGMA DP1やDP2に対抗して、OLYMPUSさん考えてみませんか。
写真マニアは同時にカメラマニアでもあります、団塊の世代には爆発的に売れると思いますよ。発売されたら私すぐに買いますよ、価格しだいですが。
昨日の小さな花の名前、コメントで「スノードロップ」だと教えていただきました。
ありがとう、やはり園芸種の様ですね。
上から見ると確かに小さな雪の塊(しずく)の様に見えますね。
背丈10cm程しかない花なんで、大きな一眼レフカメラでは上からしか撮れませんでした。
花心が緑色してとっても綺麗なんですが、下を向いていますので撮れません。
悔しいので今日はコンパクトデジカメ持って撮ってきました。
小さなバカチョンコンデジでも、こうゆう場合は出番です。
ついでに近所では、今年一番のキクザキイチゲとナニワズを見つけました。
コンデジは撮像素子が小さいので、どうしても階調性が劣ります。
こうなれば一眼レフなみの画質が得られるコンデジが欲しくなります。
撮像素子にフォーサーズ(17.3mm×13.0mm)を採用したコンデジ 「シグマ DP1」
が発売されているが、なんと 8万5000円もするのだ。
弘法は筆を選ばず、と言いますがデジタル写真の場合は、やっぱ筆(カメラ)だよね。
昨日行った小樽の赤岩の岩塔に据えられたお地蔵さんです。
いったい誰がどうやって運んで据えたのでしょうか?。
高所恐怖症の私は、見ているだけで冷や汗が出てきて足がすくみます。
私の高所恐怖症は、高さ1.0m幅30cm程の防波堤の上を歩くだけで、平衡感覚を失い
左右どちらかへ引きずり込まれる様な感覚に成ります。
その一方、飛行機に乗ったり高層ビルの屋上から身を乗り出して下を覗いても
まったく怖くも不安感も感じません。
飛行機はめったなことでは落ちないし、ビルの屋上には手すりが付いています。
「落ちない」という安心感が有れば、幾ら高くても恐怖感は湧いてきません。
下がスカスカに見えてユラユラ揺れる吊り橋も大丈夫です、あれも手すりが有り落ちません。
高所恐怖症なのに、高い所が大好きなんです。昔から「バカと煙は高い所へ行きたがる」
と言いますが、まさにその通りなんです。
それからメチャクチャに揺れる船も大好きで、船に乗っている実感が湧いてきます。
バカ人間は、感覚が鈍いので船酔いしないのです。
小樽の赤岩は、白龍信仰の霊場なのでこのお地蔵さんも信者の方が運んで建てたのでしょう。
まっこと信仰の力とは恐ろしいものです。
ロッククライミングの練習場として知られている小樽の赤岩ですが、この岩場の中に遊歩道が
付いているらしいので、高所恐怖症にムチ打って行ってきました。
この緑色の鳥居が遊歩道の入り口です。
岩場基部にたどり着く前に、道が消えて解りません。まだ残雪も残っているし、
今年はまだ誰も来ていないようです。残念ながらここから引き返す。
尾根筋の遊歩道から回り込むと、ここが岩場を上り詰めた出口のハシゴです。
下を覗いてみます、ヒェ~ッ恐ろしや恐ろしや!!!来なくて良かったなぁ。
でも、オバサン達が平気で歩き回っているハイキングコースらしいので、悔しいので雪が完全に融けたらまた来て
みましょうかね。
芦別岳です。今日は最高の天気だったので、雄冬岬から夕張岳までグルッと完全に見えました。
赤岩の背後に見える積丹岳です。