端っこバカ人間は数年ぶりに室蘭市の地球岬へ行ったのだった。
海の向こう側、右端の山は渡島半島の駒ヶ岳(1133m)、中央の平たい山は横津岳(1167m)。
地球岬とは、岬の先端に立てば地球が見える程に景観のスケールが大きいためとか・・・・?
ならば襟裳岬の先端から南の方を見れば、この先に小笠原諸島の父島・母島が有り
さらにその先にグアム島が有るんだよ、と言われてもピンとこない。海しか見えないから。
地球岬からの眺めは、右手三分の一のエリアを二十数km先の渡島半島の山々が占め、
中央から左手は水平線である。
この絶妙な距離に有る山々と水平線との対比による視覚効果、これが雄大な
スケールの景観を演出しているのである。
端っこバカ人間は岬の先端に立って、てな事を考えたりしていたのであった。
下手な考えせずに素直に感動していりゃいいものを・・・・バカ人間の所以でありますな。