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人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

地球岬

2010年07月15日 | 今日の雑感雑記

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端っこバカ人間は数年ぶりに室蘭市の地球岬へ行ったのだった。

海の向こう側、右端の山は渡島半島の駒ヶ岳(1133m)、中央の平たい山は横津岳(1167m)。

地球岬とは、岬の先端に立てば地球が見える程に景観のスケールが大きいためとか・・・・?

ならば襟裳岬の先端から南の方を見れば、この先に小笠原諸島の父島・母島が有り

さらにその先にグアム島が有るんだよ、と言われてもピンとこない。海しか見えないから。

地球岬からの眺めは、右手三分の一のエリアを二十数km先の渡島半島の山々が占め、

中央から左手は水平線である。

この絶妙な距離に有る山々と水平線との対比による視覚効果、これが雄大な

スケールの景観を演出しているのである。

端っこバカ人間は岬の先端に立って、てな事を考えたりしていたのであった。

下手な考えせずに素直に感動していりゃいいものを・・・・バカ人間の所以でありますな。


今日の裏山

2010年07月09日 | 写真

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今日も北海道は梅雨空、晴れ間をぬって裏山へ散歩に行きます。

ガガイモ科のイケマの花が咲いていました。

先客は誰でしょう、この方面は全くの素人なのですが蝶と蛾の中間みたいな姿です。

でも羽をたたんでいるから蝶なのかな?

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イケマの花をマクロで撮ってみました。はて、何処かで見たような?

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沖縄県下では道端によく咲いている同じガガイモ科で熱帯アメリカ原産のトウワタです。

もともと同じ植物が、一方は南の方へ、他方は北の方へ旅立って行った結果なのでしょうか。

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桑の実が色づいてきた、子供の頃よく食べましたなぁ。


口永良部島の猫

2010年07月08日 | 写真

今日は朝から夕方までシトシト雨、まさに蝦夷梅雨です。

散歩にも出られないので、旅先の民宿で撮った猫の写真でも見て憂さ晴らし。

民宿のお婆さんの話によると、十数匹居るが母親は一匹だけ、あとは全て息子とのこと。

雌猫が生まれると、島の一番端へ連れて往き捨ててくるそうです。

まあね、そうでもしなけりゃねずみ算ならぬ猫算式に数が増えてしまうからね。

て~ことは、口永良部島の何処か端っこに雌猫だけのアマゾン集落があり、

迷い込んだ雄猫は交尾の後雌猫に食われてしまう、なんて事に成ってるのかな。

暇になればろくな事考えませんね。

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ヤナギランが咲き始めた

2010年07月07日 | 野の花山の花

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霧の中のツルアジサイとチシマアザミの花。

今日も手稲山は濃い霧に包まれていた。

まさかこんな天気に誰も居ないだろうと思っていたら、しっかりと登山者が居た。

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いつもの所のお花畑、一段と色が濃くなってきた様な気がする。

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霧の中ではコウリンタンポポの赤が冴える。こいつは秋まで延々と咲き続ける。

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ついにヤナギランが咲き始めた。

これから二三週間かけて、頂上のお花畑へ向かって開花が進んで行く。

ヤナギランの花が頂上へ達した頃ヨツバヒヨドリの花が咲き始め、あとは一気に秋である。

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霧が水滴と成ってヤナギランの花を覆う。

私も霧に巻かれて全身ずぶ濡れ、ズボラしないで雨合羽ぐらいは着て行けば良いものを。

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水滴の中にもお花畑が広がる。


霧の中で思うこと

2010年07月05日 | 今日の雑感雑記

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北海道南西部の手稲山の標高700m~800m付近、海岸に近いせいか良く霧が発生する。

現地では霧なんだが、下から見れば雲の中である。

霧に巻かれると先が見えない不安感と同時に、周囲に有る危険も見えない訳で安堵感も有る。

「砂漠のダチョウ」という諺が有り、ライオンが近づいてくれば首を砂の中へ突っ込んで

見なかった事にするのだそうです(本当かいな?)。まあそれに似た心境ですね。

でもやはり、霧の中から熊が飛び出してきたら怖いだろうな、恐怖感の方が先立つ。

休日の手稲山なんて全山公園か遊園地みたいなもんだが、本当に居るんですヒグマが。

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これは4月に行った屋久島の森の霧、居るのは猿か鹿か人間だけなので、

霧がどんなに濃くても怖くない。

でもなぁ~、霧の向こうから物の怪か木霊が出てくるんじゃないかと思える感性が無ければ

わざわざ屋久島の森まで行っても面白味が無い。

長い技術系のサラリーマン生活のため不合理な感性が失われてしまった。

いやいや、物事に感じ入る感性を「不合理な感性」と言ってはいけないのだ。

私に無いだけで、普通の人間ならば多少は持ち合わせているものだろうから。


手稲山のお花畑

2010年07月03日 | 野の花山の花

今日は朝から曇りで山の方にはキリが立ちこめ涼しそうなので手稲山へ行く。

涼しそうなのは見た目だけで、湿度が高く歩き始めたら汗で全身ずぶ濡れ状態。

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ゲレンデのお花畑、今年は満開に咲いていました。

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花の種類としては、コウリンタンポポ・キバナコウリンタンポポ・アカツメクサ・フランスギクなど。

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数は少ないがエゾノシモツケソウも咲いていた。

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道路脇にはセイヨウミヤコグサの群落で真っ黄色になっていた。

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リフトの工事で絶滅したかと思っていたニワゼキショウが一輪だけ咲いていた。


暇人の写真

2010年07月01日 | 写真

退職して暇に成ったので、暇つぶしに写真でも撮ってみようかと思っても確固たる

ポリシーを持ち合わせていないので何を撮ったら良いか解らない。

街角スナップ写真なんか簡単で良さそうだが、人物が写っていたりすれば

肖像権がどったらこったらと言われそうだし。

ではつべこべ言わない動物写真ではと思っても、熊の出そうな山の中や

岩合さんみたいにアフリカまで行くのはめんどくさいし疲れるし。

手近なところで近所の野良猫追いかけ回してもすぐに逃げられてしまうし。

肖像権も無いし逃げもしない風景や花の写真撮ってもさっぱり様にならないし。

梅沢俊さんみたいな花の写真撮れる様に成るには、花の名前や種類だけでなく

学名まで知っているようでなければダメみたいです。

などとぼやきながら、結局今日も下手な花の写真です。

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キンポウゲには、〇〇キンポウゲと何種類か有るようですが、私には区別付かないので

ただのキンポウゲとしておきます。

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ハマエンドウ、ハマと名前に付いていますが実際はこんな藪の中に咲いています。

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ハマニガナ、こちらは名前のとおり見たとおり砂浜に咲いています。

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ハマヒルガオの四兄弟です。

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少々寂しいエゾスカシユリの群落です。

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そこでUPで一枚、花弁の根元に隙間が有るからスカシユリと言うらしい。

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めしべの先が四つに裂けているからこれはエゾアカバナです。