この頃各メーカーともにデジカメの新機種投入のサイクルが短くなってきた。
コンデジやミラーレスは一年単位、一眼レフでも二年から三年でモデルチェンジだ。
売らんがための商売とはいえ、気に入った機種をじっくりと何年も使いこなしたいというマニアの気持ちも解ってほしいなぁ。
暇人は三年近く前に買ったRICOH GX200 が気に入ったので、散歩カメラとして未だに使っています(本当は貧乏なので買い換える金が無いだけ、密かにパナソニックのルミックスLX7 を狙っているのだが)。
貧乏人の負け惜しみとして、GX200でもこの程度の写真は撮れるんだ、という訳で二年ほど前波照間島を訪れた時のスナップ写真です(多少レタッチしてあります)。
波照間島の最南端、この海の向こう側に理想郷パイパティローマ(南波照間)が有るのだ。
1648年に40人ほどの島民が島を脱出し、この海の彼方のパイパティローマへ向かい、二度と帰ってこなかったそうだ。
集落の片隅に有った古くて大きい石敢當、ずいぶん多くの魔物が頭をぶつけたらしく、すり減っている。
石敢當の風習は日本全国、北は青森県にも有るそうだが、やはり亜熱帯の環境に良く似合う。
各集落に一軒ずつ有る共同売店(市民生協みたいなもの)、これは南集落にある南共同売店、島に居る間は昼飯の弁当や泡盛なんかを買いに行ってお世話になりました。
「成人記念 波中32期 1986.1.15」と書いてある。
この人たちは今現在46才、何人島に残っているのだろう?
昼営業と夜営業が休みで本日休業、いつ店が開いているのだろう。
離島の飲食店はだいたいこんなもんで、半分の店は閉まっていると思ったほうが良い、したがって営業中の店を見つけ次第入らないと昼飯くいっぱぐれますよ。
GX200 で島旅写真、まだまだ続きます。本日ここまで。