人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

冬柏(ふゆかしわ)

2012年12月14日 | うんちく・小ネタ

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 柏(かしわ)、樹木図鑑によれば

「海岸から山地の日当たりの良い所に生えるブナ科の落葉樹」

樽などの器具材、公園樹、葉は餅を包む、とかなりそっけない説明文。

しかしながら冬に葉が枯れても、落ちないで越冬するため

「柏木の葉守の神」神宿る木とされる。

また翌年新芽が出るまで古い葉が落ちないため「代が途切れない」

縁起物とされ、塩漬けの葉で柏餅を包む(これWikipediaから)。

ふぅ~ん、知らなかった。餅を食べるとき指先が汚れないための

ただの包み紙の代わりと思っていた。

ならばついでに「桜餅」の由来についても調べてみた。

「初代山本新六が・・・享保二年・・・長命寺の門前で売り出し・・・」とあるから、

こちらは神がかった所は無く、江戸時代のただのスイーツみたい。

さらについでに「スイーツ」をWikipediaで調べたら

「日本人のアホバカ女のこと」とあったぞ。

・・・渋茶飲みながら桜餅食べたいな・・・それにしても暇じゃのぉ~・・・。


古いカメラで古い写真を

2012年12月12日 | 写真

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本当に毎日毎日よく降ります、ここ数日は太陽の顔を見ていないような?

これでは一日一写のカメラジジイもお手上げなので、古い写真引っ張り出して暇つぶしです。

Optio_s

古い写真は当然古いカメラで撮ったもの、2003年に購入したPENTAX Optio S

当時としては最も小型軽量の320万画素のデジカメなのだ。

今時トイデジの定番デジタルハリネズミ 2 だって300万画素、ケータイカメラなんぞは

800万画素が常識の時代に320画素ですぞ。

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つい最近2003年購入のOptio Sの電池を充電し直して、手稲山の頂上で撮ったもの、

結構よく撮れているでしょう。

ブログに載せる程度の写真はこれで十分、以下全て画像処理ソフトでレタッチしてあります。

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古い亀甲墓・・・・波照間島にて

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夕日の当たる古い商店・・・・与那国島にて

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古い桟橋・・・・竹富島の西桟橋にて

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集落の中の古い道・・・・鳩間島にて

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新しい道、人が歩けばそれが道・・・・裏山にて


昇るオリオン座を撮ってみた

2012年12月11日 | 写真

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まだ12月上旬なのに、このところよく雪が降り晴れ間がありません。

晴れ間がないと野山へも出かけられず、運動不足で血圧が上がります。

この頃年寄には体に良くない生活が続ずいているのだ。

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昨夜一瞬の雲の切れ間から昇るオリオン座をベランダから撮ってみた。

全撮影時間24分、118枚の中から雲の無い4分間20枚を合成しました。

こんなことでもやっていないと暇つぶしにならないのだ。


冬の山ブドウの実

2012年12月08日 | 写真

このところ毎日毎日雪が降ります。

どちらを見ても真っ白で、午後三時を過ぎれば世の中薄暗くなります。

暇つぶしに温泉へ行こうか・・・・でも車を雪の中から掘り出すのめんどくさいし。

冬の北海道なんてキライだ、でも天気が良いとこんな青空も。

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これは高い木の梢に成っている山ブドウの実です。

こんな細い枝先ではクマも登って行けないので残っています。

この時期のブドウの実は、水分が抜け糖度が増し美味さが濃縮されています。

この時期のブドウの実を集めて作られるのが「貴腐ワイン」です。

山ブドウの貴腐ワイン・・・・その濃厚な味を想像しただけで涎が出てきます。

クマでさえ登れない木の天辺、とても年寄には無理です。

指をくわえて見るばかり。


Kikuchi Magick で比較明合成写真

2012年12月06日 | 写真

朝日新聞社の記者 東山正宣氏のことは、はやぶさ帰還の写真や

比較明合成写真による都会の星空写真で以前から知っていた。

今回写真集「都会の星」が出版されたのでさっそく買ってしまった。

暇人も一時期大阪に住んでいたことがあったので、へぇ~こんな街中で

こんな写真が撮れるんだ、といたく感激。

今夜の札幌の空は薄雲に覆われているが、さっそく真似して撮ってみた。

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カメラはRICOH GX200 にワイドレンズDW-6 を付けた35mm換算19mmです。

F3.2  ISO 100 露出8秒のインターバル撮影で52枚をフリーソフトの

Kikuchi Magick で合成したものです。

左の明るい星は東の空に昇る木星です。

雲一つない晴天なら素晴らしい写真が撮れるんだろうが、向こう一週間は雪です。


手稲山から日高山脈?

2012年12月04日 | 写真

昨夜から今朝にかけての暴風雨はすごかったですね、暴風雪ではありません、

12月上旬の雨です。12月に入ってからの大雨、やっぱ何か世の中変です。

昨日手稲山の頂上から撮った写真にこんなものが有りました。

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手稲山から東南東の方角ですから日高山脈でしょう。

画面中央の最も高い山は幌尻岳(2052m)でしょうか?


手稲山で腹ごなし

2012年12月03日 | 野歩き山歩き

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手稲山の頂上も雪が積もり、すっかり冬山らしくなりました。

やはり体を動かさなければ体調が良くない、これで今夜も

美味い飯と美味い酒が飲めるだろう。

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今日もスッキリ・クッキリ遠くの山々が見えた。

神居尻山・ピンネシリ・隅根尻山の樺戸三山です。

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夕張岳と芦別岳は前回よりもはっきりと見えた。


日本の南の島の猫達

2012年12月01日 | 写真

ついに12月、今年も残すところ一か月、冬も本番となってブログの話題がありません。

以前にも投稿したことあるんですが、今日は南の島で撮った猫達の写真を

再編集してお茶を濁しておきます。

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現在当ブログのアバターとしているトカラ列島の宝島の子猫です。

やはり南の島の猫には花が良く似合う。

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子猫の近くに居たから親猫だろう、何となく体の模様が似ている。

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猫なんて何処にでも居るようで、探すと以外にも居ないのが猫。

宝島の集落には猫が多い、見知らぬ旅人に興味半分、警戒心半分の猫達。

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中には警戒心ゼロ、っていうか人の顔見るなり走り寄って靴を枕に寝てしまった猫。

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猫は塀の上と相場が決まっているのですが、ここ波照間島では

サンゴ石の石垣の上の猫です。

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石垣の石に抱き着き体を温めている(と思う)波照間島の猫。

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波照間島と言えばサトウキビ、サトウキビ畑の猫。

波照間島にはハブが居ない、だからネズミが沢山居るはず、そいつを狙っているのかな。

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座間味島の集落の狭い路地に居た猫、すぐに逃げられた。

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花と石垣と猫、座間味島にて。

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口永良部島の民宿の黒猫が出迎えてくれた。

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口永良部島の狭い路地裏、もちろん車なぞ通らないので猫達の天国。

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沖縄本島の北部奥集落の民宿の猫、本日の泊り客(私のこと)の品定めに来た。

いつ何時ヤンバルクイナをくわえて帰ってくるんじゃないかとヒヤヒヤしている、

と宿のご主人が言っていた。

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番外編:久高島宿泊交流館の館長は猫です・・・・右下。