人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

なんてことだ 熊鈴が聞こえない

2017年06月19日 | 今日の雑感雑記



テレビのニュース番組で「熊鈴を付けていたが山菜採りの人が熊に襲われた」に対して
熊の生態に詳しい専門家が「熊の耳はチリーンという高い音に感度が良い」と言っていた。
十数年来カランコロンというカウベルタイプを使用していたが、さっそくチリーンの鈴を買ってきた。
ザックの後ろに付けて歩いてみたら・・・・・??? 音がしない、でも耳元で振ってみると聞こえる。
なんてことだ、老人性高音難聴が進行し、背中で鳴っている鈴の音が聞こえなくなっていたのだ。熊の耳にあやかりたい。

今日の手稲山は雲海

2017年06月17日 | 野歩き山歩き



今朝起きて手稲山を見たら雲が掛かっていた、頂上からは雲海だ、朝飯もそこそこに出かける。
雲の中はすなわち霧の中、この時間すでに下山する人が居た、雲海の向こうから昇る朝日を観たのか。



霧の中のシウリザクラ。



シダ生い茂る森の中。



時間とともに日が射してきた、雲が下がってきた。



ネオパラ山を雲海が覆う。



日が高くなると雲海が下がる。



石狩湾から雲が押し寄せる。



雲は手稲山の南斜面にも押し寄せる。



雲海を背景にハクサンチドリ、見頃は一週間後か。



頂上に着いた頃にはギンギンの青空。

森の中で その3

2017年06月14日 | 野の花山の花



6月中旬、森の中も鬱蒼とした緑の世界、これから此処へ入ってゆくには藪漕ぎだ。



雪が解けたばかりの山道、下草もまだまばら。シラネアオイ・サンカヨウなどはこれから咲き始める。



今森の中で最も多く咲いているオオカメノキ。



クロツリバナの花も所々に。



今が満開のシウリザクラ、樹木全体が白くなる。



ナナカマドも咲き始めた。



フッキソウ、ツゲ科の木本です。



ミヤマハンノキの雌花と雄花。



ハンノキ、昨年の球果がまだ残っている。



コシアブラの若葉だよ。

今日の手稲山 小さなツツジ科の花

2017年06月13日 | 野の花山の花



今日も暇人は暇つぶしに手稲山へ行ってきたのです、多少の運動不足解消にはなりますが。



家で一人ボソボソと昼飯喰っているよりは、山のてっぺんでオニギリ食っている方がまだまし。



ケルンの周りの岩場ではオオバスノキの花が咲いていた。



オオバスノキの木の下には、小さな小さなイワツツジの花も。

酔っ払い運転 ?

2017年06月11日 | 写真



昨日の夕方の空、丸い雲の塊が雲底から垂れ下がってきている、乳房雲だ。
今日も朝から雨、話題が無いので先月小笠原へ行った時の写真です。



新おがさわら丸(11,000t)の航跡、船頭さんが酔っ払い運転している・・・訳ではありません。
大きなうねりに斜めから乗り上げると、船首が右向いたり左向いたりするのです。
でも大丈夫、自動運転だから全体としては真っ直ぐ走っています、父島まで24時間ちょうど。



付かず離れず、カツオドリがづ~っとついてきます。



進化のたまもの、見事な流線型。



仲の良さそうなお二人さんが展望ラウンジでワイン飲んでいる、でもこれ朝の5時です。
他に二人ほど空になった焼酎のビン抱えて船を漕いでいる、アル中とみた、船旅は自由なのだ。

アブラナ科の花と戯言

2017年06月10日 | 野の花山の花



今日は一日雨模様、何処へも出かけられない、したがって暇なのである。
話題が無いので、今時何処にでも咲いているアブラナ科の花の話。



面白くもなんともないコンロンソウ、名前の由来は崑崙山脈の白い雪山をイメージしてとか。
では崑崙山脈って何処に有るの?名前を付けた人は実際に行って見てきたの、と突っ込みたくなる。



崑崙山脈はタクラマカン砂漠とチベット高原の境をなす山脈。
何処にでも生えている雑草の割には大そうな名前を付けられたものだ。



タネツケバナ(種漬花)、分布は北海道から九州まで、って言うか北半球の温帯地方とあるから国際派。
ならばヒマラヤソウとかカラコルムソウなんて名前を付けてもバチが当たらないと思うがね。



ハマハタザオ(浜旗竿)、姿かたちから連想した名前、これなら理解できる。
理解できないのがクサレダマ(草連玉)、木本低木であるレダマの花に似ているから、レダマはマメ科だよ。

今時の海岸で

2017年06月08日 | 野の花山の花



図鑑には「ハマナシ・浜梨」と載っている、「ハマナス・浜茄子」は別名とのこと。
「知床の岬に ハ・マ・ナ・シ の咲くころ~」どっちでもいいか。



喰えないエンドウ豆、ハマエンドウ(浜豌豆)、ハマナスに先駆けて咲く。



ハマニガナ(浜苦菜)とコウボウムギ(弘法麦)、弘法大師の筆に見立てた。



コウボウシバ(弘法芝)、どう見れば弘法大師を連想するのか?



ヒメスイバ別名スカンポ、周りに写っているのがヘラオオバコの花穂。