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【一口紹介】
■出版社/著者からの内容紹介■
「日本」という国のかたちが変わろうとしている。
保守の姿、対米外交、アジア諸国との関係、社会保障の将来、教育の再生、真のナショナリズムのあり方……その指針を明示する必読の書。
二十一世紀、小泉政権が誕生して以降、日本政治は数々の難局に直面してきました。
9・11同時多発テロに端を発するイラク戦争。
少子高齢化社会を見据えた年金改革。
ナショナリズムに関する議論。そして、北朝鮮による拉致問題。
いずれも解決までは、まだ時間を要する問題です。
では、わが国はどう対処したらよいのか?……
その疑問への処方箋を示しつつ、自身の政治哲学を綴ったのが本書。
現職の内閣官房長官が書き下ろした話題の一冊です。
【読んだ理由】
当然、今話題の書。
【印象に残った一行】
『わたしたちの国日本は、美しい自然に恵まれた、長い歴史と独自の文化をもつ国だ。そして、まだまだ大いなる可能性を秘めている。この可能性を引き出すことができるのは、わたしたちの勇気と英知と努力だと思う。日本人であることを卑下するよりも、誇りに思い、未来を切り拓くために汗を流すべきではないだろうか。
日本の欠点を語ることに生きがいを求めるのではなく、日本の明日のために何をすべきかを語り合おうではないか。』
【コメント】
一部難しいカタカナ英語の言い回し(例えば、プルーデントな認識・長大なタペストリー)があるが、平易な言葉で現状の日本の政策課題とどう行動すべきかが網羅してある。
新総理安倍 晋三の理解の一助になる。
なお、プルーデント=prudent 慎重な、タペストリー=tapstry 、つづれ織りのこと。

