![]() | 父さんの小さかったとき福音館書店このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
■出版社 / 著者からの内容紹介■
父さんも小さい頃は泣き虫で、いつもしかられてばかりいた。そして1日中遊んでいた……。30年程前の地方都市(新潟県長岡市)を舞台に、子どもたちの遊びや生活を生き生き描いた、親子で楽しむ絵本。
■内容(「BOOK」データベースより)■
君たちの父さんは、いくつぐらいかな?1940年代、1950年代に生まれた人たちは、この本で紹介したような子ども時代を過ごしたと思う。この本を読んでわからないことがあったら、君の父さん母さんに聞いてごらん。よろこんで教えてくれるよ。父さんたちは、君たちともっと話がしたいと思っているんだ。この本を読んだことで、君たちが父さんともっと話すようになったら、うれしいな。
【読んだ理由】
落合恵子著「絵本屋の日曜日」で紹介されていた。
【印象に残った一行】
『「父さんが子どものころって、テレビではどんなものやっていたの?」
テレビは、まだみんなの家にはなかったんだ。それでテレビのある家に見せてもっらいに行ったり、電気やさんの前においてあるテレビを見たりしていたんだ。人気があったのはプロレス。力道山というチャンピオンが強くてね。おまつりの夜には、外で映画が見られたな。ひろばに、大きな白い幕をはって、映画をやるんだ』
【コメント】
1950年生まれの私にとってはとにかく懐かしいのひとこと。
ビー玉、メンコ(私の育った岡山ではパッチンという)、釘刺し、馬とび、チャンバラなどの遊び。木造二階建ての学校。そう言えば、水筒のふたには、南北を指す磁石がついていた。男の子はみんな持っていた「肥後のかみ」という折りたたみの小刀などなど。私と同年代の人にはお奨め。

