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【一口紹介】
◆商品の説明◆
日本経済新聞朝刊に連載され好評を博した恋愛ロマン小説『失楽園』や『愛の流刑地』の作家であり、“中高年世代の恋愛のカリスマ”と呼ばれる渡辺淳一氏。
本書は自らの医師時代の体験をはじめ、数々の出会いや苦い経験から導き出した“渡辺流賢く生きるヒント集”である。
推奨するのは、ずばり「鈍感であり続けること」。
心身の管理から人間関係や仕事に至るまで、敏感すぎる人には良い結果が訪れないことを様々な事例で結論づけていく。
他人の褒め言葉に対して、すぐに図に乗るくらいがちょうどいいという。
恋愛でも、鈍感でめげない男が最後に思いを遂げると説く。
(日経ベンチャー 2007/04/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
【読んだ理由】
所謂ベストセラー本。
【印象に残った一行】
『才能はあるなし、ではなく、いかに引き出されたか否か、の違いです。
世間でいっている、才能がある人とは、しかるべきときに、潜んでいた才能を引き出された人のことです。
そして才能がない人とは、しかるべきときに、潜んでいた才能を引き出してもらえなかった人のことです。
いわゆる才能がある人のまわりには、必ず褒めた人がいて。
次にその本人が、その褒め言葉に簡単にのる、調子のよさをもっています。
こうみてくると、「図にのる、調子のよさ」が、はしたないことではなく、その人が大きく未来にムカッテ羽ばたかせるための、立派な鈍感力であることが、わかってくると思います』
『はっきりいって、男と女は同じ生きものではないのです。
感情はともかく、体や生理の面では、まったく違った生きものです。
この二人がいつまでも仲良く、愛し合っていくためには、ある程度相手を許して、鈍くなる。
この鈍感力こそ、恋愛を長続きさせる恋愛力でもあるのです』
【コメント】
全部で17章、2005/07から2006/11にPLAYBOY日本版に連載されたもの。
2百ページ余で気軽に読める。

