身につけよう!江戸しぐさロングセラーズこのアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆内容(「MARC」データベースより)◆
社員教育、学校の授業などにとり入れられ始めている「江戸しぐさ」の考え方や、日常での実践方法を紹介。
人を想い美しく過ごす江戸の人々。
ここち好く楽しく生きる幸福の智恵がここにある。
【読んだ理由】
最近江戸しぐさが話題になっているから。
【印象に残った一行】
江戸しぐさの「しぐさ」は「思草」と書きます。「思」は思案、思慮、思想の思です。「草」は草花の草ではなく、行為、行動、実行の「行い」を意味し、アクションを伴うものです。その人のこころがそのまま形となって表に出るのです。
人はみな仏の化身と思えば優しくなれる。
草(自然)を主人公と考え、人間はそれに従うべきであるという草主人従のエコロジー的な考え方が基本にあり、寺子屋でも、小さな地球の中で生きとし生けるものはすべて相互関係がある、というグローバルな教えを常に説いていたようです。
「今日は、冷たいものが降ってお寒うございます。ご機嫌いかがですか」といったお伺い言葉の前半だけの省略語。だから「わ」でなく「は」です。明るく声を掛ければ、その声にはげまされます。
相手が乱暴な言葉を使ったら自分に非があると思え。
【コメント】
私も「友により良く生きる」ために、上に立つ者こそが心得ておかねばならない、「融和のしぐさ」「平和のしぐさ」であり、人類の貴重な無形文化財である「江戸しぐさ」を身につけたい。