日本男道記

ある日本男子の生き様

44:甲州石班沢(View from Kajikazawa in Kai Province)

2011年09月11日 | 富岳三十六景

44:甲州石班沢(View from Kajikazawa in Kai Province))
この図を見ると一幅の漢画を見る思いがする。
激流の中につき出た巨巌の上で父子の漁師が綱を打っている。
その構図、その人物の配置、
描写にはまことに北斎ならではの緊張感と構図美がある。
中景の流れから富士のきびしい姿へのもり上りも、前景と調和がとれている。
漁師の綱の4本の紐が画面に生気を与えている。石班沢は鰍沢あたりの急流であろう。
46枚中の佳作の一つである。

富岳三十六景
「冨嶽」は富士山を指し、各地から望む富士山の景観を描いている。
初版は1823年(文政6年)頃より作成が始まり、1831年(天保2年)頃から1835年(同4年)頃にかけて刊行されたと考えられている。[1]版元は永寿堂西村屋与八。
発表当時の北斎は72歳と、晩年期に入ったときの作品である。また西洋画法を取りいれ、遠近法が活用されている事、当時流行していた“ベロ藍”ことプルシャンブルーを用いて摺ったことも特色である。
浮世絵の風景画は当時「名所絵」と呼ばれており、このシリーズの商業的成功により、名所絵が役者絵や美人画と並ぶジャンルとして確立したと言える。
「凱風快晴」や「山下白雨」のように、富士山を画面いっぱいに描いた作品から、「神奈川沖浪裏」や「甲州伊沢暁」のように遠景に配したものまであり、四季や地域ごとに多彩な富士山のみならず、各地での人々の営みも生き生きと描写している。
日本のみならず、ゴッホやドビュッシーなど、世界の芸術家にも大きな影響を与えた。
当初は名前の通り、主版の36枚で終結する予定であったが、作品が人気を集めたため追加で10枚が発表され、計46枚になった。追加の10枚の作品を「裏富士」と呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2011/09/11)

2011年09月11日 | Daily Vocabulary
11716.review(吟味する)
We are in the process of reviewing the proposal.
11717.apply(適用される)
Thsi rule applies to all users.
11718.apply(応募する)
He is applying for a job at the UN.
11719.application(願書)
Fill in the appliction form.
11720.step down(退く)
He stepped down as CEO.
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2011/09/07 写真の中国東方航空で岡山から北京へ。
経由地の大連空港。