日本男道記

ある日本男子の生き様

Daily Vocabulary(2023/05/02)

2023年05月02日 | Daily Vocabulary
30411.in-depth   (徹底した、詳細な )thorough, complete, and considering all the details 
We'll be doing more in-depth research this time. 
30412.ask someone out (〜をデートに誘う )
I heard Tim asked out Jenny yesterday but she turned him down.
30413.nail-biter  (ハラハラドキドキ )a very exciting story, film etc 
Did you watch the game last night. It was a nail-biter
30414.I didn't mean (to) (〜するつもりはなかった )
I didn't mean to hurt your feelings. I'm sorry. 
30415.I mean it.  (本気だ / 本心だ )
You think I'm joking? I mean it. I'm going to be a famous comedian one day. 

徒然草 第二百二段

2023年05月02日 | 徒然草を読む
 


【原文】 
十月を神無月と言ひて、神事に憚かるべきよしは、記たる物なし。本文も見えず。但し、当月、諸社の祭なき故に、この名あるか。
この月、万の神達、太神宮に集り給ふなど言ふ説あれども、その本説なし。さる事ならば、伊勢には殊に祭月とすべきに、その例もなし。十月、諸社の行幸、その例も多し。但し、多くは不吉の例なり。 

【現代語訳】  
十月は「神の居ない月」と呼び、祭事を慎まなければならない、と書いてある文献はない。参考になる文章も見つからない。もしかしたら、十月はどの神社にも祭事がないので、こう呼ばれるのだろうか。
この月には、神々が伊勢の皇大神宮に集まるという説もあるが、それも根拠がない。事実ならば、伊勢では特別な祭でもありそうだが、それもない。十月は天皇が神社に出かけることが多くなる。しかし、ほとんどは不幸がらみである。

◆鎌倉末期の随筆。吉田兼好著。上下2巻,244段からなる。1317年(文保1)から1331年(元弘1)の間に成立したか。その間,幾つかのまとまった段が少しずつ執筆され,それが編集されて現在見るような形態になったと考えられる。それらを通じて一貫した筋はなく,連歌的ともいうべき配列方法がとられている。形式は《枕草子》を模倣しているが,内容は,作者の見聞談,感想,実用知識,有職の心得など多彩であり,仏教の厭世思想を根底にもち,人生論的色彩を濃くしている。