ボクは坊さん。白川密成ミシマ社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆内容紹介◆
●内容
24歳、突然、住職に。
仏教は「坊さん」だけが独占するには、あまりにもったいない!
笑いあり、涙あり、学びあり!
大師の言葉とともに贈る、ポップソングみたいな坊さん生活。
●推薦
公園のベンチに腰掛けているとき、となりに坊さんが座ったら、どんな話になると思いますか?
うん、そうそう……。そうか、そうなのか。へーえ。
そういう感じになるんですよね。
(糸井重里氏推薦)
【読んだ理由】
題名にひかれて。
【印象に残った一行】
「生れ生れ生れ生れて生(しょう)の始めに暗く
死に死に死に死んで死の終わりに冥し」(弘法大師 空海)
「仏教徒として、この二つのことはいつも思っていて下さい。それは慈悲と智慧です。この二つはすこぶる大切です。慈悲とはあらゆる人、命を抱えたすべての存在に愛しく親しい感情を持ち、行動すること。智慧とは、この世界の本当の姿を知るための認識の力です。そこからもっといい方法があるんじゃないだろうかと、いつも考えるんです、あなたの生き方を含めて。慈悲と智慧をいつも思うのであれば、あなたは仏教徒としてスタートすることができるでしょう」
「四無量心」という仏教者が理想とする四種類の心があって、それは慈・悲・喜・捨という心の持ち方である。「慈」は生けるものに楽を与えようとうsることであり、「悲」人々の苦しみを除こうとすること。そして「喜」は、他者のよろこびを自分も喜ぶこと(ねたまないようにする)、「捨」は、どのような対象に対しても区別せずうらみをもたないこと、である。これをすべて完璧に成し遂げることは、誰にとっても至難の業にちがいない。
【コメント】
私にとって身近なようで身近でないお坊さん。お坊さんの側から見た世間が描かれている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます