阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

中央区の勝どきの家庭料理の店「池のや」で友人と話が弾んだ。

2022年03月21日 | 食べる飲む

「池のや」にはメニューはないことはないが基本的にお任せの店だ。料理もお酒も。

友人が数日前に店に予約を入れてくれていたのでもう準備は出来ていた。席はいつもの奥の二人席だ。

 都営地下鉄大江戸線の「勝どき」駅を上がったところの交差点

反対側の公園では子供たちと付き添いの親たちで大賑わいだった。

佃島や月島は江戸時代は漁師の町だったが 明治以降 IHIなど造船や重工業工場地帯の時代を経て いまや大変貌をとげてタワーマンションが林立する住宅地空間になった。

 限界集落が日本各地で増えていく一方 東京では九州東北関西など日本各地からこうして沢山の日本人が人口密度の高いところに集まっている。

都内に住めば 確かに生活には便利だが 都内と言う 自然と離れた環境で生きる人間はなかなか大変だ。

一人は常温、一人はぬる燗で秋田の純米吟醸の辛口を二人でなんやかんや喋りながら ゆっくり食べて飲んで 楽しんだ。

山田太一さんの言葉ではないが

「時折、夕食をとりながらのんだり、しゃべったりする友人がいる。しかし結局話の大半は忘れてしまう。

会っているときのおおざっぱな残像以上になにを知っているかと考えると、呆れるほど心もとない。

ただもう残像のよさでまた会うようなものだ。」 

 同じ製造会社に勤務していたが 扱い製品が違ったので事業部が別で 仕事を一緒にした事はないが、かって大阪や広島で麻雀を楽しみ

時々飲むようになった森山さんが 近くの「勝どき」にいてくれて 気軽にときどき会えて飲めるのは 後期高齢者の歳で、神戸から引っ越してきて

数か月後に80歳になる人間にはありがたいことだ。

 帰りは地下鉄大江戸線を使わず 店を出てすぐの都営バスのバス停でJR亀戸駅行のバスに乗った。

少し時間はかかるが 両国で地下鉄から総武線の乗り換えに結構歩くことを考えると 以前 森山さんが教えてくれたこのルートの方が楽だ。

 

 

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神戸元町・旧居留地  春の夕暮         10年前の今日 2012年3月21日「阿智胡地亭のShot日乗」掲載

2022年03月21日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

長年続いた元町の「月曜会」がある事情でいったん休止になります。最後の集まりに出かけました。
例会場があるビルのあたりは、ちょっと欧州の町のような雰囲気があります。三宮神社の後ろに新しくウェディングビルが完成していました。









行く前に阪急御影駅近くの歯医者に行きました。歯医者はこの弓場筋の西側にあります。
高い場所に甲南病院が見えます。御影駅のプラットホームは道路の上の高架にも伸びています。

高い建物は阪神御影駅前の東神戸で一番高層のマンションと商業複合体

 

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会社や役所に勤めている人間の「個人人格」と「組織人格」  日本人の一人ひとりは 世間や会社には勝てない?   2005年07月04日「阿智胡地亭の非日乗」掲載

2022年03月21日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
 
・・「雪印グループ」で今度は食肉の産地偽装が発覚しました」--。  雪印牛肉偽装事件→こちら


 
 雪印食品の関東工場で「食の安全」に細心の注意を払っていた喜古強(58)は言葉を失った。・・・
 そんな努力をよそに同じ会社の中で社会を裏切る行為が行われていた。・・・結局勤めていた会社は消滅した。
 
 やり場のない気持ちがくすぶり続ける一方で、もう一つの疑問も喜古の頭をよぎる。自分自身が偽装に手を染めた営業マンの立場だったら、どうだったか。

 
 その問いは組織で働く人々に共通のものでる。・・・
 
 7月4日の日経一面のコラム「働くということ、2005」に、『会社と社会の間で』、窮地に信念貫けますか、という上記の記事がありました。

 
 続けてこういう箇所も。

 
 ・・・は、会社などで働く人間は「個人人格」「組織人格」を持つと説いた。会社という組織の論理に埋没しがちな日々の中で、社会への視線をどう持ち続けるか。
 
 今度の国土建設省の談合の件でも、逮捕された民間3社の部長や部長代理は、今までそれで会社に貢献してきたし、役員は誰も文句言わんかった。
なんでワタシがお縄頂戴の上、市中引き回しの刑(新聞に実名公表)を受けないかんのやと思っているはずです。

 
 私もその世界を逃げるわけにいかない部門にもおりましたが、部門の大方の人は、「好きでこの部門に来たいと手を上げたんやないです、
 
そういう仕事は嫌やから職場変えて言うたりして、飛ばされてたら先がのうなり母ちゃんと子供のおまんまの食い上げになるかも」ということだったと思います。

 
 しかし、英米法は「最後は個人がした判断だ」で有罪、無罪を決めますから、太平洋戦争が終結後、BC級の戦犯容疑者も「上官の命令でやりました」は通用せず、
 
多くの兵、下士官が絞首刑になりました。
 
 日本人とその社会には木に竹を接ぐような欧米の法律を明治政府が導入したばっかりに、現在のフツーのサラリーマンの兵、下士官も苦労しています。

 
 日本人社会は江戸時代の『ムラの寄合での話し合い』で充分機能すると思うのですが。  ムラから出た人間の方が多くなった現在の日本に 民間の寄り合いをどう作るか・・・
 
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3月20日に目に留まったSNS・メディアの記事

2022年03月21日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像クリックで記事全文に飛びます。

 

 

 

 

 

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