6月25日付東京新聞夕刊 中島岳志はいま自分が最も信頼している社会学者であり分析家だ。大阪出身 44歳の気鋭の研究者。
著書:
- 『ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景』(2002年、中公新書ラクレ)
- 『中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義』(2005年、白水社→白水Uブックス)
- 『ナショナリズムと宗教―現代インドのヒンドゥー・ナショナリズム運動』(2005年、春風社→文藝春秋ライブラリー)
- 『インドの時代―豊かさと苦悩の幕開け』(2006年、新潮社→新潮文庫)
- 『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』(2007年、白水社→白水Uブックス)
- 『朝日平吾の鬱屈』(2009年、筑摩書房 双書zero)
- 『中島岳志的アジア対談』(2009年、毎日新聞社)
- 『ガンディーからの<問い>―君は欲望を捨てられるか』(2009年、NHK出版→「ガンディーに訊け」朝日文庫)
- 『保守のヒント』(2010年、春風社→中公文庫)
- 『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』(2011年、朝日新聞出版→朝日文庫)
- 『「リベラル保守」宣言』(2013年、新潮社→新潮文庫)
- 『血盟団事件』(2013年、文藝春秋→文春文庫)
- 『岩波茂雄 リベラル・ナショナリストの肖像』(2013年、岩波書店)
- 『アジア主義 その先の近代へ』(2014年、潮出版社→潮文庫)
- 『下中彌三郎 アジア主義から世界連邦運動へ』 (2015年、平凡社)
- 『親鸞と日本主義』(2017年、新潮選書)
- 『保守と大東亜戦争』(2018年、集英社新書)
- 『超国家主義 煩悶する青年とナショナリズム』(2018年、筑摩書房)、頭山ゆう紀写真 Wikipediaから部分引用。
- この中で『岩波茂雄 リベラル・ナショナリストの肖像』(2013年、岩波書店)を図書館から借りて読んだが、戦前「岩波書店」をこの世から抹殺すると公言した特高・軍部に対し
- コンニャクのように揺れながらも壊れず耐えに耐えて会社を何とか持たせ続けた岩波茂雄というほんまもんの愛国者を多面的にとらえ活写した面白い読み物だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます