阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

世界60数ヵ国を取材したフォトグラファー「長倉洋海」さんの新刊「女(ひと)美しく・・わが旅の途上で」のご紹介

2020年04月12日 | ゲストルーム






◎長倉さんという写真家は「うつくしい」ということをずっと追いかけてきた人だと思う。

彼の「うつくしさ」は人間の持つ「うつくしさ」を教えてくれる。


古い時代から十一面観音像が作られて、当時から人には11の顔があると知られていた。

一度滋賀県長浜市高月町を訪ねたとき、11面観音の全てのお顔をぐるっと360度まわって拝観させてもらった。


邪悪、嫉妬、憎悪などの表情を持つ顔のその中に「うつくしい」顔があった。それは真正面に位置していた。

当時の人は毎日このお顔と対峙していたんだと思った。
  
  人はうつくしくあるものだと長倉さんは言っている。


2017年4月15日掲載:

 

 
1952年、北海道釧路市生まれ。京都での大学生時代は探検部に所属し、手製筏による日本海漂流やアフガン遊牧民接触などの探検行をする。1980年、勤めていた通信社を辞め、フリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を精力的に取材する。中でも,アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエルサルバドルの難民キャンプの少女へスースを長いスパンで撮影し続ける。戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラアイは写真集「マスード 愛しの大地アフガン」「獅子よ瞑れ」や「サルバドル 救世主の国」「ヘスースとフランシスコ エルサルバドル内戦を生き抜いて」などに結実し、第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞などを受賞した。

2004年、テレビ放映された「課外授業・ようこそ先輩『世界に広がれ、笑顔の力』」がカナダ・バンフのテレビ祭で青少年・ファミリー部門の最優秀賞「ロッキー賞」を受賞。2006年には、フランス・ペルピニャンの国際フォトジャーナリズム祭に招かれ、写真展「マスード敗れざる魂」を開催、大きな反響を呼んだ。


 


FUJIFIlMのホームページ「the Photographer 2005 写真を語る」にて詳細なプロフィールが紹介されています。

 

今年の長倉さんのアフガニスタン訪問報告⇒こちら。


 個展会場の一場面





 漫画家の西原理恵子さんとのトーク。

プロフィル:
1952年、北海道釧路市生まれ。京都での大学生時代は探検部に所属し、手製筏による日本海漂流やアフガン遊牧民接触などの探検行をする。
1980年、勤めていた通信社を辞め、フリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を精力的に取材する。
中でも,アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエルサルバドルの難民キャンプの少女へスースを長いスパンで撮影し続ける。
戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラアイは写真集「マスード 愛しの大地アフガン」「獅子よ瞑れ」や
「サルバドル 救世主の国」「ヘスースとフランシスコ エルサルバドル内戦を生き抜いて」などに結実し、
第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞などを受賞した。
2004年、テレビ放映された「課外授業・ようこそ先輩『世界に広がれ、笑顔の力』」がカナダ・バンフのテレビ祭で青少年・ファミリー部門の最優秀賞「ロッキー賞」を受賞。
2006年には、フランス・ペルピニャンの国際フォトジャーナリズム祭に招かれ、写真展「マスード敗れざる魂」を開催、大きな反響を呼んだ。



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1 コメント

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世界は広いです。 (愛読者)
2020-04-12 12:46:25
感謝です。大きな夢を持つのは まさにチャレンジです。実現させるのは自分です。
世界紛争の多い中、でも、人は優しさも沢山あります。
祈ります
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