阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

「寒天の日」給食で親しむ 茅野市玉川小        長野日報

2024年02月18日 | 諏訪便り

 2024年2月16日 6時00分   寒天づくしの給食を楽しむ茅野市玉川小学校の児童たち

茅野市玉川小学校(全校児童641人)で15日、「寒天の日」(16日)にちなんだ「寒天給食」が提供された。

県寒天水産加工業協同組合と茅野商工会議所が今年も市内の幼稚園や保育園、小中学校に計1500本の角寒天を無償提供。

子どもたちに冬の気候風土が生み出す郷土の特産品や食文化に親しんでもらう。

寒天の日は、同市などで製造が盛んな天然寒天にちなんで制定された。同校は16日が麺の日のため1日早めて実施した。

この日の献立は寒天入りマーボー丼、バンバンジーサラダ、チーズ寒天。全品に角寒天と糸寒天が使われ、とろみ付けや固める役割、

水で戻してそのまま味わうといった食感と見た目も楽しめるよう工夫した。

2年3部では大好評でお代わりが続出。乗り物遠足の学習でJR茅野駅のロータリーに建つ天モニュメントを見たことや、

栄養士が考えたクイズで寒天の発祥が玉川という話題で盛り上がった。生活科で栽培した大根で作ったたたくあんも添え、味わいを増した。

児童の1人は「チーズと寒天の組み合わせは想像できなかったけどおいしい」、別の児童は「寒天の日だからよけいにおいしい」と話していた。

同組合などは、諏訪市の保育園や小中学校にも600本近くの角寒天を提供した。

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玉川小学校は阿智胡地亭の母親が卒業した小学校で 阿智胡地亭の母方の従姉兄たちの15人ほどがここから巣立った小学校だ。

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200年前から続く伝統産業 天然寒天の魅力を知ろう!

特定の気候条件下でのみ製造することができる天然寒天。
諏訪地域では200年ほど天然寒天づくりが続けられています。
伝統的なものづくりとしての魅力を放つ諏訪地域の天然寒天をご紹介します。

諏訪地域で守られる
天然寒天づくり
そのはじまりは?

諏訪地域では、毎年寒冷期に入ると休耕地の田園に「寒天干し」の風景が広がります。日光に照らされてキラキラと光る寒天。その壮観な景色は、この地域の季節の風物詩です。

1830年ごろに諏訪郡穴山村(現在、天然寒天づくりがもっとも盛んな茅野市玉川地区)の行商人・小林粂左衛門が出稼ぎで訪れた兵庫県丹波地方の寒天づくりを見て、

故郷の気候は寒天づくりにうってつけではないかと思いつき、この技術を持ち帰り、諏訪地方に広めました。

1905年に中央線が開通するとテングサの確保も容易となり、すっかりこの土地の名産品となりました。

諏訪地域の気候は、小林粂左衛門の予想どおり、寒天づくりにはうってつけだったのです。

標高の高さゆえ夜間は氷点下5度から寒いときには10度以下にもなり、内陸性気候ゆえ湿気も少なく晴天の日が多く、昼夜の寒暖差も大きくなります。

天然寒天の製造には、この寒さと湿気の少なさ、寒暖差が必須条件。水を多く用いる寒天製造にとって、この地域の不純物の少ない地下水は大きな利点となっています。

 以下全文

 

 

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