阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

国宝土偶と黒曜石語る 茅野でトークイベント  (長野県茅野市)   長野日報

2023年05月24日 | 諏訪便り

2023年5月22日 6時00分   2体の縄文土偶と黒曜石の関係について対談する宮坂さん(左)と鵜飼さん 

茅野市のちの地区コミュニティセンターで21日、「2つの国宝土偶と黒曜石」と題したトークイベントがあった。下諏訪町諏訪湖博物館・赤彦記念館館長で同町の星ケ塔遺跡の調査研究に携わった宮坂清さんと、同市尖石縄文考古館元館長で諏訪考古学研究会会長の鵜飼幸雄さんが対談。市民ら約50人が参加し、縄文ロマンに浸りながら2人の話に聞き入った。

鵜飼さんは初めに「全国で5体の国宝土偶のうち2体が茅野市の八ケ岳山麓の4キロほどの範囲から出たことは、黒曜石という特産物があったことが大きな要素」と強調。その上で、「黒曜石が縄文時代にどういう意味があって流通したかなどを宮坂さんから聞いてその背景を考えていきたい」と語り掛けた。

宮坂さんは、1920(大正9)年に鳥居龍蔵が星ケ塔遺跡を発見し、昭和30年代には藤森栄一が縄文時代晩期に黒曜石が採掘されていたことを突き止め、その40年後に宮坂さんらが大規模な採掘跡を発見したことを写真や図を用いて説明。同市米沢の棚畑遺跡から多数出ている黒曜石の原石は星ケ塔で採掘されたものとみられ、棚畑に運ばれて道具になったことに触れ「縄文人との関わりは深い」とした。

鵜飼さんは、国宝土偶の「縄文のビーナス」(棚畑遺跡)と「仮面の女神」(中ッ原遺跡)の発掘状況を説明しながら、縄文人は女神信仰を持っていたと考えられることや、黒曜石の原産地が近いことから道具に加工するなどの技術者集団がいたと思われることも話した。

トークイベントは、同市の女性有志のグループ「縄文どんぐりカフェ」(鵜飼恭子代表)が「国宝土偶絵本プロジェクト」の一環で開いた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

05月23日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年05月24日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年04月19日(火)のブログ]

2023年05月24日 | 東日本大震災ブログ
 
放射能拡散図 公表2枚だけ。「チーム原子力村」の“力” その2


3月23日に福島第1原発事故後初めて原子力安全委員会が公表したSPEEDIによる放射性物質の拡散試算図

☆公表を押さえてきたのは、国民に深刻な不安感を起こして、一挙に不穏な雰囲気が出て、全国的に国家秩序が乱れるのを恐れたというのが原因だと思う。

こういう時に、庶民にとって大切な情報の公表を恣意的に押さえ得る司令塔は、どこのどいつやねん?とまた思った。

同心円を基準に避難させるのは現実的ではないと誰でも思ってきた。しかしつい最近まで原子力安全委員会は政府の同心円基準による避難を認め、別の意見を出さなかった。 

こんな放射能拡散の予測図を持っているのは原子力安全委員会など役人が運営している組織だけなのに。

風向きで同心円を越えても放射能を浴びる村々で、その間ずっと、暫定値以上の放射能を浴びてきた村民の健康や命よりも、自分たちの身を守ることを優先する。

まさに「国民国家日本」ではなく「官僚国家日本」がもろに表に出てしまった。

戦前の内務省はなくなったが、その衣鉢を継いだ「自分たちこそが国家だ」と思っている一派がこういう時にひょっこり顔をだす。


“官僚国家日本”は、「産学官報」の権益集団のためには、彼らにとって不都合な真実を、数では圧倒的に多い国民国家日本の「くにたみ」には知らせようとしない。

放射能が流れる風向きの福島の村人たちは運が悪かったと思ってくれということだろう。

それにしてもこの記事もあいかわらず「・・作成されていたことが18日、
分かった。」と書いている。

「分かった」というのは、な~んも取材せずに自然に頭に浮かんだ?と言う意味だろうか。そんなはずはない。

こんな曖昧な文章が許される文明国の新聞は日本だけだ。
この表現なら新聞は責任を問われることはない。
この記事はどこかの誰かがリークしたことを元に書いている?あるいは根も葉もないことを捏造か?、それともためにする情報操作か?

主語述語目的語があるしゃんとした日本語で、責任を持って記事を書いてください。本当におねがいしますヨ!

そんな疑問を国民に持たさないためにも、どこをいつ取材してこの事実を掴んだか、書くのが当然で、この記事の内容なら記者の署名があって当然だと思う。

2011年4月18日 20時04分 東京新聞

拡散の試算図2千枚、公表は2枚 放射性物質で安全委

放射性物質の拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」で、

福島第1原発事故後に2千枚以上の拡散試算図が作成されていたことが18日、分かった。

SPEEDIは原発事故時の避難対策などに活用することになっているが、所管する原子力安全委員会が公表したのはわずか2枚だけ。

開発、運用には約128億円の予算が投じられたが“本番”でほとんど使われず、国の情報発信の姿勢や防災計画の実効性が問われそうだ。

 安全委がSPEEDIの拡散試算図を公表したのは、3月23日と4月11日。

福島県飯舘村など原発の北西方向を中心に、屋内退避区域の30キロ圏の外側でも、外部被ばくの積算値が1ミリシーベルトを超えたなどとの内容だった。

これら2回の公表は、避難や屋内退避の区域が設定されたり、農産物から放射性物質が検出され出荷制限がなされたりした後だった。

安全委は、予測に必要な原子炉の圧力や温度、放射性物質の放出量といった放出源情報を入手できず、事故前の想定通りに拡散予測はできなかったと強調していた。

しかし、文部科学省がSPEEDIの運用を委託する原子力安全技術センター(東京)によると、風向、降雨といった気象や放射性物質の放出量など、

さまざまな仮定の条件に基づいた試算を繰り返している。ほかにも事故直後から1時間ごとに、

その時点で放射性物質が1ベクレル放出されたと仮定して3時間後の拡散を予測。

これまでに作成した拡散試算図は、2千枚以上になるという。

安全委は、試算図を公表しない理由について「放射性物質の放出量データが乏しい。

試算図は実際の拡散状況と異なり、誤解を招きかねない」と説明するが、

未公表の試算図の中には、実際の拡散と近似した傾向を示すものもあった。

国の拡散予測としては、ほかに気象庁の予測があるが、同庁は「SPEEDIが国の正式な拡散予測」として、今月5日まで公表していなかった。(共同)

 
 
 
今朝の岩手日報・福島民報web版一面
 
・死亡・不明者に50万円 県内、義援金の配分決定 04/19 08:14

・関自岩手工場(金ケ崎町)が再開 震災から5週間ぶり 04/19 08:14

・東北新幹線、30日にも全通 JR東日本 04/19 08:14

・震災犠牲者、65歳以上が54% 津波から逃げ遅れ 04/18 19:05

・漁船確保に漁業者ら苦慮 造船所の再開めど立たず 04/18 19:05

・津波免れた日本酒を販売へ 宮古の「千両男山」 04/18 16:09

・避難所に戻る高齢者 家族に気兼ね、嫁姑問題… 04/18 16:09

・「虎舞また一緒に」 大槌、地元離れる仲間激励 04/18 16:10

・がれきの中、青空理容室 山田の箱石さん 04/18 14:09

・復興への旋律高らかに 大船渡で吹奏楽コンサート 04/18 14:09

岩手日報サイト

長期化 苦悩深まる 県内避難者 工程に疑問も (04/18 11:18)

山菜の放射性無物資 週内にも調査 県、タラノメなど11品目 (04/18 11:11)

原発収束待たず着手 飯舘の汚染土壌改良で官房長官  (04/18 11:08)

暫定値超す放射性物質  福島市の原木露地シイタケ  5農家に出荷自粛要請 (04/18 11:05)

1日でも早くして 双葉郡8町村長から不満の声  (04/18 10:57)

早急に患者搬送準備を 在宅診療チーム 「計画的避難」見据え (04/18 10:52)

双葉地区教育構想を継続 県教委 郡山で保護者説明会  (04/18 10:10)

福島民報サイト
 
アさんの捏造発言 沖縄の反応
☆どんな人間がその仕事をしているかに国と国の関係がもろに現れる。このメアというアメリカ人はごく平均的な日本駐在のアメリカの役人の一人なんだろう。メアさんは長年日本の外務官僚と付き合ってきた。こういう態度で日本人に対する彼を育成したのは私ら日本人だ。

メア氏「捏造」 「真実明らかに」 告発学生や県内反発
2011年4月16日琉球新報

ケビン・メア氏が米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)のインタビュー動画で、日本や沖縄に対して自身がした差別的発言について「捏造(ねつぞう)だ」とした件に関し、発言を告発した学生や学生らが来県した際に沖縄の現状を説明した関係者からは「真実を明らかにするべきだ」「日本への腹いせか」など反発の声が上がっている。

メア氏の講義内容のメモを作った米アメリカン大学の学生の一人、トーリ・ミヤギさん(20)は15日、「沖縄に行ったのは米軍の存在が地域社会、環境、日米関係にもたらす影響を学ぶためだった。(だが)学んだのは自分が日本人より上だと思っている人々が米国政府にたくさんいたことだ」とのコメントを寄せた。

学生の指導教官で講義に同席したデービッド・バイン准教授は「講義中、詳細で大量のメモを取っており、学生のメモが正確であることを証明できる」と重ねてメア氏の発言がメモ通りだと指摘した。

学生らが昨年12月、沖縄で研修旅行をした際、交流した沖縄国際大学の佐藤学教授は「在沖総領事の時からのメア氏の言動を考えると、講義を受けた学生側の方が信じられる。発言が捏造と釈明するのなら、名誉棄損で訴えて真実を明らかにするべきだ」と指摘した。

学生らが東村高江を訪れた際に立ち会った「高江ヘリパッドいらない」住民の会の比嘉真人さん(48)は「学生は熱心に話も聞いていたし、捏造するような印象も特に受けなかった。この時機での発言はよく分からない。沖縄、日本への腹いせのように感じる」とあきれた様子で語った。

ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は「メア氏の主張が本当なら国務省も日本部長を更迭するはずがない。リスクがありながら告発した学生にあらためて敬意を表したい」と話した
 
 
歯ブラシもない  岩手県・野田村。 烏賀陽 弘道 レポート

そこは「忘れ去られた被災地」だった

津波に押し流された岩手県・野田村で見たもの

一部引用・・

岩手県東北部は、全国紙やテレビ局はおろか、岩手や青森の地元紙ですら、ほとんど取材に来ていなかったのだ。

理由はよく分からない。死者37人。行方不明者の遺体はすべて回収された。家を失った人400人。人口5000人弱の村では甚大な被害なのだが、

気仙沼市や陸前高田市に比べれば「比較的被害が軽い」と思われているらしい。

行政区分別に死者や行方不明者を数えて、数字でニュースに優先順位をつける新聞・テレビの悪い癖が出ている。

村を通る(取材時はまだ不通)三陸鉄道の再建物語は東京で報じられても、その足元に広がる野田村の死者や被害については、顧みられることがない。

「誰も取材にも来ねえ」

「マスコミも官僚も、東京の背広の連中は何も分かってねえ」

村の中心部で商店の泥を必死で掃除していた中年男性は静かに怒りの言葉を放った。

野田村は「忘れられた被災地」だったのだ。

全文はこちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅までの道すがら 下町の家々の前の花々がいろいろ

2023年05月23日 | 身辺あれこれ

 

近くの小学校の校門の上の枇杷の木にはビワの実が鈴なりでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

居酒屋E❝e❞の女将の川柳と俳句   「神戸新聞文芸」シリーズ12/全24回

2023年05月23日 | 居酒屋“e”の女将の俳句と川柳

居酒屋E❝e❞ の女将が「神戸新聞文芸」に投稿した句の中で入選し掲載された句です。

○俳句二句    伊丹 公子 選

年越しの汽笛に赤子声合わす     
09年2月23日 入選

還暦の便りほころぶ梅一輪        
09年3月16日 入選 

○川柳一句    
渡辺 美輪 選 

       兼題 「糸」

定年後やっと手にした凧の糸
                    09年4月15日 入選

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

05月22日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年05月23日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年04月18日(月)のブログ]

2023年05月23日 | 東日本大震災ブログ

  

2011年04月18日(月)
RCサクセション サマータイムブルース&LOVE ME TENDER

ムムリクさんのART日記に掲載されていました。それにしても23年前に既に、原発の安全に異を唱える歌手がいた事はしりませんでした。Wikipediaから引用・・

⇒本来は、所属レコード会社の東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン)から1988年8月6日(広島平和記念日)に発売される予定だった。しかし、「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」で反核・反原発が歌われており、特に後者は露骨な原発批判のため、自身が日本の原子炉サプライヤーでもある親会社の東芝からの圧力がかかったと言われており[1]、先行シングル「ラヴ・ミー・テンダー」(6月25日発売予定)ともども、「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告(1988年6月22日付全国紙)と共に発売中止となる。

この発売中止事件の真相は後に明かされたところによると、FM大阪で当時忌野清志郎が担当していた番組「夜をぶっとばせ」のスタッフ慰労会が催された1988年6月9日の夜、忌野は同会には参加せず当時の東芝EMIの邦楽最高責任者、石坂敬一統括本部長に呼び出されていた。

その場で、『カバーズ』の発表を見合わせたい、もしくは「ラヴ・ミー・テンダー」「サマータイム・ブルース」「マネー」「シークレット・エージェント・マン」の4曲をカットすれば発売してもいいという申し出を受けていた。元々1987年末の時点では3枚組という構想にまで達していた『カバーズ』はそれまでに既に11曲にダウン・サイジングされており、さらにそこから4曲をカットしたわずか7曲のミニアルバムにしろとの話であった。「ロックの東芝だからこそメッセージ色の濃い作品を出すべきだ」と主張する忌野と石坂の話し合いは平行線をたどる。

対談は翌日にも渡り、東芝EMIでも再度会議が行われたが、結局東芝内での決定は覆らず発売の中止が正式に決定する。これを聞き呆れ怒った忌野が訴えた「素晴らしすぎて出せないっていうんだったら、それを新聞に出してくれ」との言葉のみが受け入れられ、上述の新聞広告掲載となり、同時に発売の中止が決定した[2]。

だが、本作を望むファンの声が高まり、またマスコミに取り上げられたことで世論の後押しもあり、シングル、アルバム共にRCサクセション(以下、RCと略す)の古巣キティレコード(現・ユニバーサルミュージック)から8月15日(終戦記念日)に発売が実現した(皮肉にも後に石坂はユニバーサルミュージックの代表取締役に就任し、同社に移籍した忌野のアルバムを発売中止にしている)発売中止騒動や過激な内容の話題性から、シングル・アルバム通じてRC初のオリコンチャート1位を獲得。RC唯一のオリコン1位獲得作品である。

 
 
「チーム原子力村」の“力”その1 知らなかった小中学校の副読本
スポニチから引用。

「文部科学省と経済産業省が作製した原子力発電に関する小中学生向けの副読本に「大きな地震や津波にも耐えられる」
 
「放射性物質がもれないようしっかり守られている」などの表現が見つかり、高木義明文科相は15日の記者会見で「事実と反した記載がある」として内容を見直す考えを明らかにした。


東京電力福島第1原発事故を踏まえた判断。全国の小中学校などに約3万部を配布しているが回収を検討する。

副読本は小学生用の「わくわく原子力ランド」と中学生用の「チャレンジ!原子力ワールド」。2008年に改訂された新学習指導要領で原子力が重視されたため作られた。

内容は文科省関連の財団法人「日本原子力文化振興財団」のホームページでも公開していたが、13日に取り下げた。
引用先

☆“チーム原子力村”が40年間ほど思うままに運営してきた「エネルギー対策特別会計。「道路特別会計」などと同じ『特会』で

≪産学官報≫の権益集団は毎年5000億円ほどの税金をムラの中で自由気ままにに使ってきた。

出費の一つに原子力発電所の新規建設・運営維持のためのPR活動がある。文部科学省をも取り込んで副読本を作らせ、小中学生の若い脳みそに「原発は安全」という

信念を注ぎ込むムーブメントを続けてきたようだ。

副読本にも検定が適応されているから、文部科学省の官僚たちもチームメンバーだ。

おそらく既存の原発が老朽化し更新する時期がせまってきた頃に、原発賛成の空気をつくるために実行した手段だろう。

それにしても親の反対を押さえるのはなかなか困難だから、将来の大人である全国の小中学生の頭が柔らかいうちに原発安全神話を脳みそにぶち込む。

なんと頭のいいやり方だろう。中国ソ連など社会主義国が昔からやってきた手だ。

しかしチーム原子力村が隣の金王朝の手口を学習しているとは知らなかった。

この副読本を作らせた経緯を取材するのは面白い記事になると思う。


誰がどういう目的でやったのか公にする必要があるが、メディア業界の若手で誰かやってくれないだろうか。

今回は「原子力発電」の副読本だが、次も何かひかえているのだろうか?

「産学官報の権益集団」の“チーム原子力村”には新聞テレビ局も入っているから、都合の悪い事象の深追いは止められる。

このパワー集団はホント強い。「チーム原子力ムラ」の村民はめげずに今日も行く。

そして明日も行く。原発建設がなくなったら職場がなくなり仕事がなくなり、失業の憂き目にあうもんね。

「特別会計のはなし」財務省主計局

埋蔵金問題や道路特定財源の問題などで、最近特別会計についての議論が行われることが多い

本書は財務省主計局が国民向けに作った、特別会計を理解するための冊子だ。これは、書店販売ではなく、財務省ホームページから全文ダウンロードできる。

一般会計と比較して、とかく「不透明」といわれる特別会計だが、その全容を知るのにはちょうど良い。ただ、これを読む際には注意が必要である。あくまで財務省の目線で書かれているからだ。

例えば7ページの、「特別会計と一般会計の違い」の出だしはこうなっている。

「特別会計は、予算編成上の扱いや国会審議における扱いにおいて、一般会計との間に基本的な違いはありません。」

確かに建前上はそうだろう。しかし、実際の予算編成過程では両者には大きな隔たりがある。役人経験があれば誰でも知っていると思うが、一般会計と特別会計では、予算編成時の財務省の査定の厳しさが天と地ほども違うのだ。一般会計の予算については、その必要性などについて、財務省主計局が細かいところまでギリギリと詰めるのだが、特別会計となるとかなり緩い。これが特別会計が各省庁の既得権益化しているといわれる所以である。さらに特定財源(目的税等法律で使途が特定されている財源)が組み合わさると、ますます財務省のコントロールからは離れていく。

おそらくそのような状況は財務省としても望んでいないのだろうが、財務省自身は特別会計改革をあまり強く主張しているようにも思われない。政治サイドや他省庁に遠慮をしているのかもしれない。このような問題はおそらく、大きな政治的変動があった際に、政治の強いリーダーシップによって解決するしかないのだろう。

このように、多少“裏”を読む必要はあるものの、特別会計の概要を理解するのにはもってこいの冊子で、もっと国民に知られてよいと思う。
引用元

 
 
 
マスコミが原発事故報道で腑抜けになるワケ(1)

一部引用・・

・田原に問うと、「まあいろいろあってね」と言葉を濁したが、周辺に取材したところ、当初、テレビ朝日首脳陣は「原発問題は取り上げるな」と番組サイドに宣告した。

当然、田原も番組サイドも「今この時期に他に何をやれと言うのか」と反発したが、局は「何でそんなに原発問題にこだわるのか」と押し返す。

何でと言ったって、今全国民がこれほど関心を持っている問題はないじゃないか。

すったもんだの挙げ句、推進派中心の当たり障りない顔ぶれで、しかも原発問題に絞らずに穏健に行うことで妥協が成り立ったらしい。

それでも局側は心配で、幹部が勢揃いして田原が暴走しないか監視し、CMの度ごとに「これまでのところは、まあ妥当だ」とかプロデューサーに圧力をかけ続けたと言う。

・このCMには、勝間の他に、弁護士の北村晴男、タレントの薬丸裕英が出演していた。私の知り合いの評論家で、中部電力からこのCMに出ないかと誘われた人がいて、

彼によると、当初「何を言ってもいいですよ」と言われたので、「今出来ちゃってる原発はしょうがないとして、これからは止めた方がいいですよと言いたい」と答えると、

中電は「それはちょっと控えてほしい」と。提示されたギャラは500万円。フリーの身としては相当迷ったが、結局断った。

「こうなってみると、断ってよかったですよ。500万円というのは、まともな出演料というより買収費ですよね」と。

勝間なんぞは中電から500万円貰っちゃっているから、「死者が出ましたか?」とか言わざるをないのである。

全文はこちら

 
 
アメリカ国務省元メア日本部長へ反論
2011/04/17 18:25
共同通信サイト47トピックス

メア氏は再び信じ難い発言と米准教授 「捏造」との反論に

「沖縄はゆすりの名人で怠惰」などの発言で米国務省の日本部長を更迭され、退職したケビン・メア氏が米紙の取材に「発言録は捏造(ねつぞう)」などと述べたことに対し、アメリカン大のデービッド・バイン准教授は共同通信に「メア氏は再び信じ難い発言をした」と述べ、発言の詳細をさらに明らかにして反論した。バイン准教授は昨年末、学生を引率して国務省を訪れ、ともにメア氏の発言を聞いている。

まず学生たちが作成した発言録(A4判3ページ)について「私自身もA4判のノート10ページにわたってびっしりとメモをとっており、それに照らして慎重に確認した。一字一句とまでは言わないが、重要な部分は間違いなくメア氏の発言通りだ」とあらためて強調した。
また、自身のメモに基づくメア氏の発言の詳細として「日本人全体がゆすり文化の中にある。まさにゆすりであり、それが日本文化の一面だ」と述べた後に「沖縄はその名人であり、沖縄戦における犠牲や米軍基地の存在に日本政府が感じている罪(の意識)を利用している」と述べたと指摘した。

さらに、メア氏は沖縄を米領プエルトリコにたとえ、沖縄の人はプエルトリコ人のように「肌が浅黒くて背が低く、(言葉に)なまりがある」と差別発言をしていたことも明らかにした。

発言録を作成した学生もメア氏の「捏造(ねつぞう)」発言に「うそをついているとしか言いようがない」「今後も日米外交に関与しようと画策しているのではと懸念する」などと述べている。

メア氏は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの取材に「なぜ発言が歪曲(わいきょく)されたかは分からないが、反基地運動が関わっている」「沖縄の人が怠惰などという言葉は使っていない。発言録は捏造」などと述べている。(共同通信編集委員 石山永一郎)

☆ここまで言われた日には、メア氏はアメリカン大のデービッド・バイン准教授を名誉棄損で訴えるべきだ。

デービッド・バイン准教授が、左翼系のトンデモ学者?かどうか法廷のやり取りを通じて白日の下に明らかにしなくては、メア氏と長年、日米関係を実務面で協同してきた日本の外務官僚も、メア氏と同類と思われて迷惑するのでは。
 
 
 
原発事故から中東へ

一部引用・・

東北に向けていた顔を、左に向ける。
そのずっと先にあるのは、中東と、北アフリカだ。

今にして思えば、あのあたりで「ツイッター革命」「フェイスブック革命」などと、まるで市民ネットによって悪い政権を倒したなどと喜んでいた日本のメディアがばかみたいである。

チュニジアもエジプトも、長期独裁政権であったことは間違ってはないが、メディアがはやし立てるほど悪政を敷いていたわけではなかった。

「安定政権がなんであそこまであっさり崩壊を・・?」


事情通も不思議がる一連のできごと。その後の展開を鑑みれば、すべては予め描かれていたシナリオに沿って動いているようにもみえる。

誰が描いたシナリオかは知らないが。

本文はこちら

 
 
大震災の現場で考える 黙とうと明日への気力  東京新聞社説
2011年4月17日

三陸の海に立つと、大津波にさらわれた犠牲者の多さに、胸が締め付けられます。死者と行方不明者が約二万八千人。「まず黙とうを」と感じました。

のこぎり形をしたリアス式海岸を仙台市在住の民俗研究家・結城登美雄さんと回りました。東北各地の漁村や農山村を丹念にフィールドワークする在野の学者です。

岩手県の陸前高田、宮城県の唐桑(からくわ)半島、気仙沼、石巻…。車が坂道のカーブを下り、海が見えるたびに、それまでの農村風景はがらりと姿を一変させます。廃虚へと向かう下り道なのです。

◆大津波の傷痕なお深く
結城さんは「ああ、地獄絵だ」「この浜も根こそぎやられた」と、ため息も深くなります。

家は粉々になり、原形をとどめません。あたり一面はがれき。浜という浜が、この惨状です。大津波のすさまじさを物語ります。

死者は現在、約一万三千人ですが、遺体の捜索活動は続き、残酷な数字がさらに膨らむのは間違いありません。慄然(りつぜん)とします。

大半の児童が津波にのみ込まれた石巻の大川小学校前では、女児が小さな背中を丸めて、合掌していました。牡鹿半島には土葬所があり、数十の墓標が整然と並んでいました。失われた多くの命をみんなで供養し、まず冥福を祈りましょう。

「壊滅とはこのことですね」と結城さんは声を落としました。全国の海岸線の平均五・六キロごとに集落があり、その数は約六千三百に上ります。

「海の国ですよ。とくに三陸は三十世帯から五十世帯の小さな漁村が連なり、浜ごとに暮らしの場がありました。ただ漁業者の高齢化が進み、漁業の自給率も60%に落ちました。今回の津波でとどめを刺された感じがします」

◆「浜の再生こそ第一だ」
確かに宮城県は全国第二位の水産県ですが、二十トン未満の小型漁船の90%にあたる約一万二千隻を失いました。二十トン以上の漁船も半分しか残りませんでした。漁港も、カキやワカメの養殖施設も、冷凍・加工施設も…。宮城県の水産被害は現在、約四千億円と見積もられています。

「とどめを刺された」というのは、水産業の人々が、簡単には立ち直れない状況だという意味です。死者も避難する人も大半は海辺に住んでいました。避難者のほぼ半数は元の場所には、住みたくないようです。津波の恐怖が刻印され、家や船や職場もなくし、心まで沈んでいるのでしょう。

唐桑半島の漁師(75)は漁船を沖合に出し、無事でした。でも、「船を流された仲間は九分九厘、やめるんでねえか。船に何千万円もかかるし、漁具もやられたから、借金しても返せない」。別の漁師(61)も「漁の見通しなんて立たねえな」と暗鬱(あんうつ)でした。

初夏はカツオ漁が風物詩です。秋はサンマ、冬はカキが旬になります。季節は待ってはくれません。自然の力で大打撃を受けた水産業でしたが、自然の恵みの豊かさもよく知る漁師たちです。

「魚を捕るのが生きがいの人たちでもあります。被害甚大な浜の再生こそ、第一だと考えます。エネルギーは代替できても、食料は代替が不可能な絶対価値を持っているからです」(結城さん)

三陸沖は世界三大漁場の一つです。その価値を放置するわけにはいきません。

「次世代のことも考え、小さな魚を海に返し、いかだの台数を制限し、資源管理型の漁業をしてきました。海を大事にし、海と向き合ってきたのです」

視察に訪れた菅直人首相と応対した石巻商工会議所・水産部会長の須能邦雄さんは、私にこう言いました。

「三陸の海の幸を捕ってくださいという声がある限り、必ず復活できます。でも、個人が船をゼロから造るのではなく、国が船を造り、貸してほしい。水産施設も国が造る。そんな発想がほしい」

結城さんは消費者の役割にも目を向けます。「『食べる』という支援もあるのです。毎月三千円でも、みんなが三陸の魚を買うと応援してくれれば、漁師はマイナスからの出発でも、『やろうぜ』と意欲が湧きます。『力の合流』が大事だと思います」

◆みんなで「力の合流」を
復旧とは何かも問われています。道路や水道など社会インフラの原状復旧が従来は基本とされてきました。でも、東北は日本の「食」を担う重要な地域です。漁船や冷蔵倉庫、加工施設という産業インフラが壊滅状態では、魚を捕ることも、海産物の生産もできません。農水産業の基盤復興も当然、政府は考えるべきです。

「国は船を造れ」の言葉は的外れではありません。明日への気力を生み出すために、みんなの「力の合流」を望みます。
 
 
 
 
高い放射線量 ロボットで測定
4月18日 4時53分NHKニュース
 
東京電力が示した工程表に沿って福島第一原子力発電所の事故の収束を目指すにあたり、当面、最大の課題となっているのが、放射線量の高い場所での作業をどう進めるかです。東京電力は、原子炉建屋の内部で、遠隔操作のロボットによる放射線量の測定を進めるなどして作業員が入れるスペースを徐々に広げたい考えです。

福島第一原発の1号機から3号機では、原子炉の冷却機能が失われ復旧が急がれていますが、原子炉建屋内部の放射線量が高く作業員が入れない状態が続いています。東京電力が16日に行った調査では、原子炉建屋の入り口にある二重扉の外側での放射線量は、いずれも1時間当たりの最大値で、▽1号機で4ミリシーベルト、▽2号機で2ミリシーベルト、▽3号機で2ミリシーベルトでした。 また、内側の扉の外から原子炉建屋内部の放射線量を測定した結果は、いずれも1時間当たりの最大値で、▽1号機で270ミリシーベルト、▽2号機で12ミリシーベルト、▽3号機で10ミリシーベルトとなりました。特に1号機では、緊急時の原発作業員の被ばく量の限度とされている250ミリシーベルトを1時間で超えることになります。

こうしたことから東京電力は、原子炉建屋内部の状態を詳しく把握する必要があるとして、無線で遠隔操作するロボットを入れて放射線量などを測定する調査を、17日、1号機と3号機で初めて行いました。東京電力は、2号機でも18日以降調査を行って結果を詳しく分析したうえで、それぞれの原子炉建屋でどのような作業が可能なのかを検討し、作業員が入れるスペースを徐々に広げたい考えです。

また、1号機から3号機では、放射性物質に汚染された水がタービン建屋や「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまり、周辺での作業の妨げとなっています。特に濃度が高い2号機のトレンチの水は、水位の上昇が続いていて、東京電力は、汚染水があふれ出るのを防ぐためにも早く水を移す必要があるとして、移送先となる「集中廃棄物処理施設」で水漏れを防ぐための工事や点検を進めています。

一方、1号機と2号機では、「サブドレンピット」と呼ばれる施設に集められた地下水の放射性物質の濃度が、今月13日の調査で1週間前と比べて急に上昇したことから、東京電力は16日も調査を行いました。その結果、1号機から6号機のいずれも濃度はほぼ横ばいか低下したということで、東京電力は、高濃度の汚染水が地下水に漏れ出ている可能性は低まったとしたうえで、今後も監視を続けることにしています。

2011年4月17日 22時19分東京新聞

東電、遠隔ロボで原子炉建屋調査 放射線量や温度、酸素測定 

東京電力は17日、遠隔操作で走行するロボットを使い福島第1原発1、3号機の原子炉建屋内を調査した。ロボットで放射線量や温度、湿度、酸素濃度などを測定し、今後、人が入って作業できるかなど安全性を判断する材料とする。今後、2号機などでも実施予定。

東電は原子炉建屋内にある冷却設備を使えば、早期の冷却につながるとしている。建屋内は放射線量が高く、人が作業するのは難しいとみているが、作業実施の可能性を探る。調査前に測定した放射線量は1号機原子炉建屋に入る扉付近で、最大1時間あたり270ミリシーベルトと高かった。

調査に使ったのは米国のロボットメーカー、アイロボット社から無償提供された同じタイプの2台。長さ70センチ、幅53センチ、重さ35キロで、カメラが付いているほか、備え付けのアームで物をつかむなどの作業ができる。時速は約9キロで、斜度60度の坂のほか、がれきの上でも走行可能だ。稼働時間は約4時間、遠隔操作できる距離は約800メートル。

原子炉建屋に入るにはタービン建屋から2重扉を開ける必要がある。タービン側の扉を人が開けた後、ロボットを中に入れ、原子炉側の扉のハンドルをロボットが開け、原子炉建屋内に入る。扉は縦2メートル、横1メートル、厚さ20センチ。2台で作業し、1台が現場調査し、もう1台がそれを監視する。

東電は「線量の高いところと低いところが分かるので、人でどんな作業ができるのかも見えてくる」としている。(共同)
 
 
日本人ではない、海外仕様の日本人

☆遠い昔の自分のささやかな出張体験からしても、納得の一文でした。

一部引用・・

初めて海外に赴任する人にとって、外国語のハンディはとても大きいものです。日本企業の英語公用語化の動きは、

社員が外国語のハンディを乗り越えて海外で仕事をするための準備のためではないのか、と考えることもできます。

日本人が海外で国内同様に仕事するには、外国語に対する意識と思考様式の壁を越えなければなりません。

しかし、出発前にある程度は外国語の勉強をみっちりとやっていたのに…。

「あなたの話はわからない」


「あなたの意見に反論があります」

なぜこんなに現地で言葉が通じないのでしょうか? 

まず、日本人が海外の仕事に対してもっているイメージが根源的に違います。

日本人は「外国語を鍛える」ことばかりに目がいきがちですが、外国語を向上させるために等しく重要なのが「海外仕様の思考」です。

この二つが整って初めて、日本人は現地の人と互角な対話ができるようになります。

最初に海外仕様の思考を身につけよう!

■それって、人種差別じゃない?

海外の生活で、日本人は固定観念から現地の人のやり方や習慣を誤解してしまうことがあります。

たとえば、日本のレストランは予約なしで入れますが、海外では予約をしてから出かけるのが当たり前。

電話での予約の会話が十分でないと、予約をしているのに本人となかなか認めてくれなかったり、予約自体が混み合っていて30分も店で待たされたりすることがあり、

日本人は怒りを爆発させてしまいます。

「人種差別じゃないのか!」と受付で怒声を発している日本人の姿を見ることがありますが、それは日本人の完全な誤解です。

全文はこちら

 
 
映画作家の想像力―黒澤明の原発観

一部引用・・

映画監督黒澤明が原子力を取り上げた作品は三本ある。

『生きものの記録』(55年)、『八月の狂詩曲』(91年)、『夢』(90年)である。最初の二つは原爆、三つ目は原発を扱っている。

中略

《イメージの現実化に茫然となる》

黒澤は自作のテーマについて問われるとしばしば「作品がそれを語っている」といって説明を避けた。『夢』でも同じである。記者会見における次の問答が残されている。

記者 今度の作品のテーマはなんですか?
黒澤 ぼくが映画を作る時は、テーマというものは考えない。自然に撮っていれば、それがテーマになる。プラカード立てるのは嫌いなんだよ。この作品には、今の世の中に対して僕が考えていることが全部出てます。(略)
記者 富士山が爆発するのは、反原発の訴えでは?
黒澤 (ウンザリしたように)まあ、映画を観て下さいよ。原発問題にしても、原発が大事故を起こしたりしたら大変だし、そういう危機感ってあるでしょう。富士山が噴き出したりするのは夢だしね、こむずかしいことを言ってるわけじゃない。やはり、観てもらうしかないんだな(笑)。

2011年3月11日に黒澤明のイメージはリアリティーとなった。

「今の世の中に対して僕(黒澤)が考えていること」は現実になった。

『生きものの記録』考察にも書いたが、戦後の反核運動の基本には「生物的な恐怖心」や「パニック感情」があった筈だが、

それは次第に抽象化され、運動は政治的・党派的に変化していった。

『生きものの記録』で三船敏郎が扮した工場主が見せた恐怖感とブラジルへの脱出という行動は常軌を逸しているとして批判された。

『八月の狂詩曲』では村瀬幸子の扮する「おばあちゃん」も狂気におちいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年5月 成田さん参詣と参道ぶらぶら    その2/全3回

2023年05月22日 | 関東あちこち

2023年5月 成田さん参詣と参道ぶらぶら その2

「川豊」という鰻屋さんの順番札をKさんがもらってくれ、30分ほど待って入った店内の二階の「入れ込み座敷」という

江戸時代の風情をそのまま残した座敷の手前でもしばらく待ちました。

入れ込み座敷」は都内江東区森下の桜鍋の店click「みの家深川本店で馬肉のすき焼きを食べて以来でした。

 2,3年ぶりに食べるうな重の旨さは格別でした。それにしても台湾人や外国人にSNSでよく知られた「川豊」なる店の人気の凄さにはびっくりしました。

食べ終わってから本山に向かう参道を歩きだしました。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

05月21日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年05月22日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

「広島ビジョン」はG7首脳会議の成果をまとめた文書としては初めて核軍縮に特化したものだ。核兵器のない世界を「究極の目標」と位置づけつつ、「現実的なアプローチ」でのG7の関与を確認した。
 具体的には、核兵器の不使用を継続させる重要性を強調。ロシアが履行停止を決めた米ロ間に残る唯一の核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)」への履行復帰を求める。不透明な形で核戦力を増強させる中国を念頭に、核兵器の保有状況などの客観的なデータ提供も求めた。
 核不拡散につながる包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効の重要性も強調。核兵器の材料となる高濃縮ウランなどの生産を禁止する兵器用核分裂性物質生産禁止条約の早期交渉開始を求めた。原発を含む平和的な原子力利用も訴えた。
 岸田文雄首相は「核兵器のない世界の実現に向けたG7首脳の決意や具体的合意、今後の優先事項、方向性を力強く示す歴史的意義を有するものだ」と記者団に強調した。
 ただ、いずれの措置もこれまでG7が主張していたものとの違いは見えず、目新しさに欠ける。ウクライナ侵攻で核の威嚇を行うロシアや核戦力の不透明な増強を続ける中国を非難する一方で、G7の米英仏が保有する核兵器は「防衛目的」と強調し、核削減の目標も掲げていない。
 20日に発表した全40ページの英文の首脳声明のうち、「核軍縮と不拡散」の記述は1ページの半分にも満たない分量で、広島ビジョンの記述の一部を踏襲しただけだった。
 

 

5/21 14:20〜 G7 最終日/岸田文雄首相の議長国会見ライブ 広島の核軍縮宣言は核兵器の容認では?

岸田首相の会見の最後で声を上げ、核軍縮ビジョンについて最前列から問いました。岸田氏は事前に決まっていた4社の質問に答えただけだったので、「事前に決まっていた4社以外にも答えて欲しい。核軍縮ビジョンについて質問させて下さい」と訴えましたが、それでも答えてくれず、「逃げるんですか」とさらに問いました。すると、岸田氏は戻ってきて回答。ただ、首相は核軍縮ビジョンについて、自分の宣伝したい見解を強調しただけでした。私はさらに「核を認める宣言がここで出てしまった、この広島でそんな宣言を出したのは大きな間違いだったのではないか」と問いましたが、首相はそのまま立ち去りました。 今回の核軍縮ビジョンには、米中露英仏の核5大国が昨年1月に出した「核兵器の防衛目的の役割、侵略の抑止、戦争の防止」の効果、をうたった声明と全く同じ英語の文言が盛り込まれ、核軍縮とは名ばかりで、実質は米国主導の核兵器容認声明になっています。 核廃絶のシンボルである広島で、核の抑止力や役割をうたった5大国の昨年1月の声明内容や論理がそのまま盛り込まれたのは、歴史に残る事態です。その点を、首相にきちんと質したかったのですが、首相は私の声かけには戻ってきたものの、マイクできちんと質問させてもらえず、首相は核軍縮ビジョンについての一方的な見解述べただけで終わってしまい、非常に残念でした。 官邸が事前にシナリオを決め、それを日本のプレスも外国プレスも容認しているのはあまりにもおかしいと思います。WHでの大統領会見などG7の首脳会見に私は何度も出てきましたが、日本の首相記者会見は、G7で最低だと感じます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年04月17日(日)のブログ]

2023年05月22日 | 東日本大震災ブログ
2011年04月17日(日)
島原発 現地作業ボランテイア・プロジェクト
「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」結成へむけて
/山田恭暉(やまだ やすてる)

福島第一原子力発電所の現状についてはいまさら説明するまでもありません。しかし確認しておかなければならないことは、次の事実です。

1) 暴発を防ぐためには、ホースによる散水のような一時的な処置ではなく、10年の単位の時間安定して作動する冷却設備を設置し、これを故障することなく保守・運転し続けなければならない。

2) この冷却設備の建設・保守・運転は、すでに高度に放射能汚染された環境下で行わざるを得ない。

3) もし、安定した冷却設備を建設・保守・運転できなければ、3000 万人もの人口を抱える首都圏をも含めた広範な汚染が発生する可能性がある。このような最悪のシナリオを避けるためには、どのような設備を作ることが必要か、放射能汚染を減らすためにどうしたらよいか、などなど、数多くの技術的課題があることはもちろんです。この点についても日本の最高の頭脳を結集した体制ができていないことは大きな問題です。

さらにもう一方では、最終的に汚染された環境下での設備建設・保守・運転のためには、数千人の訓練された有能な作業者を用意することが必要です。

現在のような下請け・孫請けによる場当たり的な作業員集めで、数分間の仕事をして戻ってくるというようなことでできる仕事ではありません。

身体の面でも生活の面でも最も放射能被曝の害が少なくて済み、しかもこれまで現場での作業や技術の能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、次の世代に負の遺産を残さないために働くことができるのではないでしょうか。

まず、私たち自身がこの仕事を担当する意志のあることを表明し、長期にわたる国の体制として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案し要求していきたいと思います。

当面次のことを提案します。

1. この行動隊に参加していただける方を募集します。
原則として60 歳以上、現場作業に耐える体力・経験を有すること

2. この行動隊を作ることに賛同し、応援していただける方を募集します。

これらの方々は、次ページにご記入いただきE-mail、FAX あるいは郵便でお送りください。

なお、このプロジェクトは直接的には国会や政府に対する働きかけと、広く人々にこの行動隊が必要であることを訴えることを活動の中心とします。状況が流動的なこともあり、進展に応じて様々な面への活動を広げていくこともありうると考えます。

また、この提案文を多くの方に転送していただくことをお願いします。

2011 年4 月
山田恭暉(やまだ やすてる)

「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」
134-0083 東京都江戸川区中葛西5-11-25-707
電話&FAX 03-5659-3063
携帯電話 090-3210-9056
メール bouhatsusoshi@aj.wakwak.com

□ 福島原発暴発阻止行動隊に参加します
□ 福島原発暴発阻止行動隊に賛同し応援します
ご氏名
ご住所 〒
お電話
FAX
携帯電話
メールアドレス
                  以上 

☆長くお付き合いをしているTMさんからメールを頂き、山田恭暉さんのプロジェクトの紹介を受けました。TMさんは45,6年前に仕事を通じて山田さんと知り合い、以降つかず離れず交流を続けておられるそうです。

 プロジェクトを立ち上げた山田恭暉さんは過去にも、例えば「紛争地に医療無線を送るNGO」活動を主催されたそうです。

 ご本人は、元々は冶金が専攻のエンジニアとして製鉄業界企業に勤務した年金生活者。学生時代から烈々とした気概で、社会活動を企画し組織し牽引しているご仁だそうです。
  週刊文春4月21日号「文春図書館」
 
 
鳩山前首相の勉強会
鳩山前総理勉強会での上杉隆氏の講演

動画はこちら
 
 
 
小出裕章氏原発学習会(於静岡)2011.04.16
主催:生活クラブ生活協同組合・静岡

Video streaming by Ustream
ビデオニュース・ドットコムの「福島原発最新状況分析」はこちら
 
 
このダジャレの作者はダレジャ?
 
「テレビ映りを気にする知事→モニター健作」

「どうしても英訳出来ない日本だけの英文法→現在官僚形」

「うっかり失言しちゃうソーシャルメディア→つい言ったぁ」

「ちあきなおみが島根県にささげる名曲→出雲のように幕が開き」

「総理の肩や腰にいますぐ貼りたい→リーダー湿布」

「なかなか自ら進んでやらないアメリカの州→未志願州」

「選挙に行かないとかけて、とっても危ないととく。その心は「きけん」でしょう。」

「頑張る茨城県が元祖の国民的洋食→スパゲティー水戸ソース」

「お坊ちゃまとエリートばかりの方々→オール殿下」

「他人の言うことに耳を貸さない永田町の方→カンこ親父」

「短気な人のファストフード→マク怒鳴ルド」

                答えはご存じの・・ デイブ・スペクター
 
                    
 


※ブログ管理者が承認するまで表示されません

現場から発信する英メディアの東日本大震災報道とは
一部引用・・

・結局、海外に住む日本人にとって、情報収集や論考にもっとも役立ったのはネットで展開される情報であった。ネット上で情報を存分に出す媒体(例えば、上記の日本のネットサイトに加え、英国では、購読者でなくもほとんどすべての記事が読める「エコノミスト」や無料閲読が原則となる英国の新聞社サイトなど)があったからだ。

 なお、テレビ、新聞、ネットが分かちがたく融合している英国の現状を一言記しておきたい。先のBBC24はテレビ受信機でも見れるが、ネットでも同時配信されている。BBC及び民放の多くの番組は放送後でもテレビあるいはネットで視聴できるようになっており、BBCの充実したニュースサイトには世界中からアクセスがある。新聞社のネットサイトのほとんどは無料閲読が原則で、ラジオももちろんネットでも聞ける。また、テレビあるいは新聞記者はネット上でも思い思いのブログを書く。ツイッターをやる記者も多い-もちろん実名である。

・しかし、もっと大きな懸念がある。それは、日本の政府や大手マスコミの中で、「こんなことを言ってはまずいだろうから、言わないでおこう」「言えば、パニックが起きるから」-という自制部分がときに強すぎるのではないか、と言う点だ。通常であればそれでも国は回っていくだろう。しかし、今は緊急時だ。はっきりと事実を述べ、出すべき情報はどんどん出していくことが必要だ。

 私は英テレグラフ紙のコラムニスト、アンドリュー・ギリガン氏が福島の原発事故の対処に当たる作業員に直接取材した記事(3月27日付)を訳し、これをブログに載せた。この記事には作業員の名前と顔写真が出ていた。日本のマスコミでもすでに個人名が出ていたかもしれないが、ブログに対する感想で、「日本ではほとんど(作業員の個人名などに関して)報道されていない」というコメントをもらった。

・ 英メディアが送った大量の特派員は震災の現場に向かっていた。大衆紙「サン」は震災の翌日、家屋瓦解の大きな写真に、ひとこと「黙示録」という言葉を載せて一面を作った。日曜紙インディペンデント・オン・サンデーは日の丸を1面に載せ、「がんばれ、日本。がんばれ、東北」と日本語で入れた(3月13日付)。

 今回の英メディア報道で強い印象を残したのは、一人ひとりの記者が、記者であること以上に一人の人間として見た事を率直に伝える姿であった。

 チャンネル4のスノー記者は、コンビニの前で文句も言わずきちんと一列に並ぶ日本人の姿を見て、その礼儀正しさに感動し、同局のトムソン記者は仮設風呂場を提供する会社の活動を紹介し、風呂場には「日本人だったら10人入れるが、私たちだったら8人で一杯だな」と苦笑する。フィナンシャル・タイムズのデービッド・ピリング元東京支局長は、被災地の大きな破壊の状況に、ただただ呆然とし、大きく衝撃を受けながらも、元の家の所在地を確かめるためにやってきた住民たちと一緒に探し物をする。

 震災発生から一月後、ガーディアン紙のジョナサン・ワッツ記者は「まだ日本の福島の戦いは終わっていない」という見出しつけた記事を書き、チェルノブイリ事故より福島原発事故の影響が重いと見る米専門家などの見方を紹介した(4月12日付)。ワッツ記者は、福島原発の事故で放射能汚染による死者は現在までに出ていないが、果たして作業員が十分に守られているかを問いかける。「英雄として賞賛された作業員たちが」、最も有名な「核のモルモット」になることを危惧している。私自身、非常に気になっていることの一つであるー問題が起きた原発の近くで作業をする人々は、本当にきちんと守られているのだろうか?

全文はこちら
 
 
一つの「原子力事故対応マニュアル」
「ニュース・スパイラル 高野論説」から一部引用・・

福島第1原発の連鎖事故は、ついにレベル7、史上最悪とされてきたチェルノブイリ事故と同じ程度の大惨事となりつつあると判定された。チェルノブイリ級ということはおおむね、原発周辺の30キロ圏が死の地帯と化すだけでなく、300キロ圏内の各所にまで点々と高濃度汚染地域が広がって、そこから40万人は避難したものの、子どもらを含む残りの500万人以上は故郷を捨てるに捨てられずに今なお放射能と同居して暮らしている、といった状況が起こりうるということである。

 福島第1の場合、100キロ圏の人口は330万人、300キロ圏となると首都圏も含まれることになるから、被害の大きさはチェルノブイリの比ではなく、東日本死滅である。

 では西日本は安全かと言えばそんなこともなく、15基の原発が立ち並ぶ福井県はじめどこででも福島と同じことは起こりうる。自分の命は惜しくはないけれども、子や孫を守り国を救うために戦わなければならず、それには何があっても生き延びなければならない。そう思って、原子力事故への最小限の自衛策を、桜井淳監修『原子力事故自衛マニュアル』ほかいくつかの新聞・Web情報を参照して整理した。こんな程度のことはとっくに知っているという方は読まなくて結構である。

中略

●自宅退避になった場合にまず何をすべきか?
 まずは外に出ないことだが、
(1)洗濯物や、庭・ベランダなどに置いてある大事なものを屋内に取り込む。汚染されている疑いがある衣服や洗濯物は、ビニール袋に入れて玄関の片隅などに保管し、後に自治体などで放射能検査を受け、汚染が酷ければ汚染物質として廃棄処分して貰い、軽微であればよく洗濯して使う。
(2)すべても扉や窓を閉め、雨戸があればそれも閉め、ビニールテープやガムテープで隙間を塞ぐ。
(3)エアコンや換気扇を止める。
(4)それが終わったら、なるべく窓際や壁際には近づかない。
(5)事故発生から時間が経っておらず、水源地や浄水場がまだ汚染されていないと判断できるなら、浴槽、バケツ、ペットボトルなどに目一杯、水を汲んでおく。

●外出中に事故発生を知ったらどうするのか?
 屋外・野外を歩いていて事故発生を知った場合、事故の規模や現場からの距離にもよるが、ただちに身を守らなければならないと判断すれば、
(1)まずハンカチなどで口と鼻を塞ぎ、放射能を吸い込むことを防ぐ。
(2)付近の建物、出来るだけ木造ではなく鉄筋コンクリート造の建物に飛び込む。
(3)なるべく建物の奥に入り、窓を閉めエアコンや換気扇を止めるよう中の人に言う。

全文はこちら
 
 
周辺住民に被ばく量測定器を がんセンター理事長提言
2011年4月14日 21時22分共同通信

国立がん研究センター(東京)の嘉山孝正理事長が14日、同センターで記者会見し、福島第1原発の比較的近くの住民に、個人の被ばく量を把握できる小型測定器を配布すべきだとの提言を公表した。

 嘉山理事長は、住民の累積被ばく量は、健康影響が生じるとされる100ミリシーベルトを大きく下回っていると考えられると強調。その上で「配布により、科学的根拠を基に住民に安心してもらえる。危険な場合も理由を分かってもらえる」と目的を説明した。今後、国や福島県に働き掛ける。

 住民の外部被ばくの量は、現状では大気中の線量などから推定するしかないが、測定器を使えば正確に把握できる。同センターによると、配布を想定しているのは、医療関係者が普段から使う「フィルムバッジ」。国内に在庫が約2万個あるという。

 原発作業員らが着けている線量計とは違い、瞬時に線量の把握はできないが、定期的にメーカーが回収して被ばく量を測定、1~2週間で結果が分かる。1回3千円程度の費用は「国などが負担すべきだ」としている。

 嘉山理事長は会見で、住民の無料がん検診や、健康影響の有無に関する長期的な追跡調査の必要性も指摘した。追跡調査は、十分に分かっていない低線量の放射線の影響を解明する手掛かりになる可能性があるが、個人情報の管理など課題もある。

(共同)
 
事故調査と犯罪化 再発防止と警察調査の関係
“事故原因 捜査証拠に提供せず”
4月15日 5時33分 NHKニュース

航空や鉄道事故が起きた際に行われる原因調査が、警察の捜査から独立しておらず、再発防止を目的にした調査に支障が出ていると指摘されている問題で、国の運輸安全委員会は、調査報告書のうち、結論に当たる事故原因の部分は、捜査の証拠としては提供しない方向で、警察庁と協議に入りました。

航空や鉄道の事故が起きた際は、警察の捜査とは別に、国の運輸安全委員会が、再発防止を目的に事故原因を調査します。しかし、調査報告書は最終的に警察に提供されるため、事故の当事者が刑事責任の追及を恐れて事故調査にも口を閉ざすなど、事故の全体像を明らかにするうえで障害になっていると指摘されています。

これについて、JR福知山線の脱線事故をきっかけに事故調査の在り方を検討してきた、遺族や専門家らの検証チームは、15日、事故調査を捜査から明確に独立させるよう求める提言を、大畠国土交通大臣に提出します。

これを受けて、運輸安全委員会は、調査報告書のうち警察に提供するのは客観的な事実の情報にとどめ、結論に当たる事故原因や事故の当事者が話した内容は、捜査の証拠としては提供しない方向で、警察庁と協議に入りました。

近く、実際の事故で新しい方法を試み、問題があるかどうか検証する方針です。事故の再発防止と関係者の責任追及の兼ね合いは、長年議論されてきた課題で、今回の取り組みが事故調査の独立性を高めることにつながるか、注目されます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年5月 成田さん参詣と参道ぶらぶら その1/全3回

2023年05月21日 | 関東あちこち

総武線を船橋駅で京成電車に乗り換えて成田に向かいました。乗り換えはちょっと手間ですがJRだけで成田に行くより往復で780円安くなるので

千葉県印旛郡栄町在住の友人たちと会うときは毎回このルートで行きます。粘菌族として自然に身に着いた発想と行為です。

 それに船橋での乗り換えは300mほどの距離ですからそれ程苦にはなりません。

JR成田駅前のロータリーで成田線(我孫子支線)の安食駅から来たKさん、Hさんと12:05に落合い成田さんの参道を歩きだしました。

  お二人は昭和50年代のほぼ同じ時期に神田美土代町の事務所で働いていた友人です。

JR成田駅

参道入口

江戸時代にできた一番初めの成田山の本堂は二度にわたり移設されて「薬師堂」として現在は本山の境内の外にあります

佐倉から成田への京成電車の車窓から

2023年5月 成田さん参詣と参道ぶらぶら その1

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

05月20日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年05月21日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年04月16日(土)のブログ]

2023年05月21日 | 東日本大震災ブログ
011年04月16日(土)
 
行け、戦場に!戦場カメラマンと従軍記者はいずこに?
東京電力福島第1原子力発電所の事故現場ではいま、4基の反応炉の炉心溶融を起こさないように必死に戦っている多くの人たちがいる。

この戦闘は放射能被ばくを避けつつやらないといけないという大変な労苦を背負っている。まさに現地は核物質から出る目に見えない放射能と戦う戦場だと思う。

その工事は既に一か月を越えた。

しかし大手新聞社は現地取材に記者とカメラマンを一回も派遣していない。東京電力に申し入れたが拒否された?たとえそうであってもそんなことで引っ込むのは許されない。

現状では大手メディアの経営者は「現場現実現物」という報道の三原則を放棄している。あなた方の使命を果たして欲しい。

専門家の防災助言を受け、防御服を借り現場のルールを守れば、作業を日々続けている作業者と同じ時間滞在し取材できる。

 現場にいる日本人の働きに全日本人、日本国、そして畏きあたりの命運がかかっている。この先祖代々暮らしてきた、「水清く物なり良き美しい国」の運命がかかっている。いや宇宙船「地球号」の全乗組員の命運がかかっている。

その現場がどうなっているか、メディアは自分の眼で誰も見ていない。

又聞きか二次情報だけしかなく、なんやかんや噂や憶測だけが飛び交っている今の報道レベルは良くない。

日本のメディア業界にはテレビの娯楽番組用の報道記者と戦場カメラマンだけしかいない?? んな訳はないことを阿智胡地亭は知っています。

 いずれにせよ、日本新聞協会編集委員会はいまこそ、

福島原発事故現場の代表取材を正当に東京電力に申し入れ、実行する義務があります。それは国民と畏きあたりへの、あなた方の職業的任務だと思います。
 
 
ドナルド・キーン氏 日本に永住する考え
4月15日 14時9分 NHKニュース

日本文学者でコロンビア大学名誉教授のドナルド・キーンさんが、14日、NHKのインタビューに答えて「東日本大震災があった今こそ、愛する日本への信念を表したい」と述べ、日本国籍を取得したうえで日本に永住する考えを明らかにしました。

ドナルド・キーンさん(88)は、半世紀以上にわたって日本文学の研究を続け、日本文化を海外に普及した功績から2008年に文化勲章を受賞しました。キーンさんは、今月末の講義を最後に大学を退職するのを前に、14日、ニューヨークの自宅でNHKのインタビューに応じ、「奥の細道」を英訳し東北地方を訪れたこともあることから、今回の東日本大震災について大きな衝撃を受けたと語りました。そして「外資系の会社が社員を日本から呼び戻したり、野球の外国人選手が辞めたり、『危ない』と言われたりしているが、そういうときにこそ、私の日本に対する信念を見せる意味がある」と述べて、大学を退職したあとに日本国籍を取得して日本に永住する考えを明らかにしました。キーンさんは、また「私は、『日本』という女性と結婚した。今回の震災では日本の誰もが犠牲者だと思うが、日本人は、大変優秀な国民だ。今は大きな打撃を受けているが、未来は、以前よりも立派になると信じている」と愛する日本へエールを送りました
 
 
沖縄差別発言は「捏造」と主張 前国務省日本部長
2011年4月15日 10時53分東京新聞
 ケビン・メア氏


 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は14日、日本や沖縄に対する差別的発言をしたとして、国務省日本部長を更迭され同省を6日付で退職したケビン・メア氏とのインタビュー動画を掲載、メア氏は発言について「沖縄での米軍基地再編を邪魔しようとするグループによる捏造だ」と主張した。

 メア氏は、発言を聞いた学生が2カ月半後に作成したメモに基づいて発言内容が伝えられたと述べ「私の発言の記録としては全く信ぴょう性がない」と強調。

 自身の発言として報じられた内容は「沖縄の人々だけでなく日本の文化全般に対しても、非常に無礼で侮辱的だ」として「私の発言ではないことをはっきりさせたい」と指摘した。

☆メアさんの言い分をなぜアメリカ政府は了承しなかったのだろうか?

 いずれにせよ当事者の両者をきちんと取材し、インタビュー記事を掲載するのはジャーナリズムの正道だ。判断は読者がすることだ。

私は思った。日本人をなめると、どこまでウソをついても罪悪感を感じることはないのだなと。但しまだインタビュー動画を通しで見ていないので、この記事を読んだ限りの思いです。
 
 
ケビン・メア氏のインタビュービデオ ありました。
☆動画をみつけました。インタビューを聞いた結果も先のエントリーに書いたことは変わりません。なおビデオは多少編集されています。(音声と画面につなぎあり。)<WSJ日本リアルタイムのビデオはこちら
 
 
高村薫さん 東京新聞の投稿記事
一部引用・・

■[放射能]東京の放射線量(4月14日)

 昨日の東京新聞の夕刊に、作家の高村薫氏が社会時評「いま決断の時」を寄稿している。福島第一原発の事故が、周辺住民の生活経済、日本経済に大打撃を与えること、「原子力が安価な電源だというのは大嘘である」と述べた後に、原発運転停止の決断を政治家に求めている。

 一部を引用させていただく。

「この世界有数の地震国で、チェルノブイリと比較されるほど深刻な事故を引き起こした日本の商業原発は、もはやどんな理由をつけても、存続させるのは無理だろう。今回私たちは、原発が安全か否かという半世紀にわたる論争がいかに無意味だったかを学んだ。問題は、安全か安全でないかではない。

そんなことは神しか知らないのであり、要は私たちが受け入れるか否か、だけなのだ。将来的に原発を捨てて電力不足に苦しもうとも、次の大地震と原子力災害に怯えて生きるよりはよいと思えるか、否か。いま私たちは、未来のためのそんな選択を迫られるほど決定的な地点に立っていると思うべきである。このまま漫然としていては中途半端な復興と、経済の縮小衰退が待っているだけであれば、決断の一つや二つしないでどうするか。

 私たちはいま、十六年前とは比べものにならない厳しい未来を予感し、不安と不透明感に包まれている。欲しいのは小さな安心である。原発の不安が一つ取り除かれたなら、代替エネルギーへの転換に向けて多くの新産業が動きだす。それが希望を生み、被災地にも仕事をもたらす。折しも統一地方選挙が行われているが、政治家はいまこそこうした希望を語るときだろう。」

こちら
 
 
ずっと好きな歌  笹井宏之さんの歌

ある日何を見ようというあてもないままにたまたまテレビをつけた。

画面に現れたのは細身のすっきりした青年のドキュメンタリーだった。

番組の中で彼の病気の日々と彼の和歌が紹介されていく

最初の歌を聞いたときから 胸がつまるような


身体が震えるような不思議な体験が自分にきた

それが笹井宏之という歌人を知ったきっかけだった。

知ったときには彼は亡くなっていた。

こんな風に自分の母親を詠うことができる人間がいる。


彼の歌の中でも とても好きな歌だ。

 葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある

そして

冬ばつてん「浜辺の唄」ば吹くけんね ばあちゃんいつもうたひよつたろ

風という名前をつけてあげました それから彼を見ないのですが

ふわふわを、つかんだことのかなしみの あれはおそらくしあわせでした

笹井宏之が残したサイト「些細」はお父さんが引き継いでいる。

 
 
デモ規制も新しいやり方が必要?
☆高円寺のデモはこれまでの組織化されたデモとは相当違いがあるようだ。デモの企画者が驚いているくらいだから、警視庁の警備公安部はもっと驚いているだろうと思う。コントロールが可能な対応策はあるのだろうか?

これまで右翼の街宣車の活動資金は、官房機密費から出ていたという説もあるが、民主党政権になった今、それは難しいだろう。警察庁が別働隊でこれから何をどうを使ってくるか。

 今回多かった初めてデモに参加した一般の男女が恐怖心を抱いて、デモはやっぱり恐ろしいと思わせる手でも考えないと、現在の警備陣容では、これまでのような規制は難しい。

それとも警察庁の職員も家族も原子力汚染は怖いはずだから、反原発のデモは厳しい規制を押さえるかな~?まさかね。

⇒Begin forwarded message:
日時: 2011年4月12日 22:51:21JST
件名: 高円寺4/10demonstration

私は家族と高円寺のデモに出かけました。その様子は大量のYouTube映像で伝えられ、繰り返す必要はないでしょう。これが、BREAK THROUGHの始まりであることは間違いありません。あの3年前の反G8行動では到達できなかった瞬間が、高円寺駅前に遂に出現した。福島はじめ膨大な死者たち、国内難民、まだ見えない被爆者たちの魂と共に、と言うべきでしょう。

とはいえ、5時間立ちっ放し歩き続けた私自身も「参加者1万5000人」というのは、「飲んだビールが5万本!」的な「素人の乱」一流の冗談だろうと思っていました。ところがそうではない。友人から届いたメールを転送します。
取り急ぎ、現場からの証言を伝えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さぶろうです。報告が遅くなりました、すいません。当日はデモ民衆側警備スタッフの一人として臨みました。

イラク反戦運動が失速した原因に「排除の思想」と「警備公安警察との密接的な協力への嫌悪感」が挙げられるかと思います。イラク反戦運動時に主催者から排除される側にいた者の一人として、「『排除の思想』の排除」「統制欲望の廃棄」「私物化の排除」「オートノミーの復権」を当日の警備方針としました。

出発会場の高円寺中央公園で4000人まで計測していたのですが、かなり早い段階で計測をあきらめ、会場整理に専念しないとデモ出発ができないまでに続々と詰めかけてくるという事態に対処するため会場付近の誘導に専念せざるを得ませんでした。会場に入りきらないため、警察の警備と協議して会場を取り巻く道路方向へ誘導。デモ出発時は高円寺駅から会場に参加しようとする人々が続々と続いているため、デモ後続に流れるように迂回誘導。出発時点で7000人を超えていました。高円寺駅や沿道からも途中参加者が合流してきました。五日市街道入り口では沿道参加者、新高円寺駅からの合流が相次ぎ、計測者は10000人まで数えてそれ以上のカウントを断念し、交差点の警備にあたりました。高南通り五日市街道入り口交差点では歩道からの参加者が続出しており、この時点で13000人を超えていた模様です。東高円寺駅からデモに参加する人々がたくさんいる、との報せも入ってきました。デモ先頭が環七大久保通り交差点とゴールに近付いている段階で、最終出発梯団がやっと出発という報告を受け、改めてこの場所での参加者定点計測者に参加人数の計測をお願いしました。

高円寺地域は高円寺阿波踊りという夏イベントがある土地柄なので沿道から途中参加するという文化が健全にあるということと、原水禁運動発祥の地であるという歴史的経緯もある土地柄です。これらの要因については後付けの理由ではあるにせよ考慮してもいいのではないかと。

印象的な出来事として、排外主義を煽るネット右翼連中数人がデモ参加者への罵倒宣伝を始めようとしたら、初参加の人々や真性の新右翼参加者の抗議に遭い、公安警察に庇護されながらつまみ出されるという光景に出くわしました。この期に乗じて排外主義を煽るクズどもの惨めさたるや。

デモの参加者は圧倒的に若年層と子連れの世代でした。また、ほとんどの参加者がデモ初体験の人々でした。いかなる政治的な枠組みや組織動員がない中でこれだけの人々が参加したのはとても画期的な出来事だったのではないか、と考察するものです。人々の政府や東電への鬱積した不満や、日常生活がもはや非日常生活の毎日であるという抑圧感が、なんとか表現したい、声を出さないといけない、として街頭表現行動を促すきっかけとなったと思います。それにしても当日の参加者数の目算は見事裏切られました。500人からせいぜい多くても1000人くらいかな、と予想していたので、解散地点での参加者流れ解散誘導はそれこそてんてこ舞いでした。なにしろ計測者からの参加者が15000人を超えているとの連絡を受けて、解散点パニック回避しか頭にはなかったからです。

民衆による異議申し立てが始まりました、屋内蟄居を強制されている都市住民がたくさん住んでいる地域である、という条件があるにせよ、このクニのエネルギー政策を転換させようとする民衆の意思が表示されました。また、このような条件を前提にするならば、都心部であろうと郊外であろうと異議申し立ての街頭表現行為が可能であるということです。みなさんがお住まいの地域でも街頭示威行為が同時多発的にあってもいいのではないかと思います。

関東大震災時に排外主義を推進した天皇制ファシズム政権中枢部のA級戦犯とされながらもGHQの意向で無罪となり、以降の原子力推進という国家政策を支えた読売新聞の正力松太郎。この正力松太郎が警察官僚として関東大震災時「朝鮮人が井戸に毒を投入している」とする流言飛語を意図的・計画的に発信したことと、戦後、アメリカ合州国のスパイとなることと引き換えに無罪放免となり、読売新聞が原子力推進キャンペーンを、アメリカ合州国による庇護のもとに展開したことはとても示唆に富んでいます。

民衆による異議申し立てがマスコミによって報じられない理由はみなさんご存知の通りです。東京電力による広告収入が巨額であるため、東京電力を根底的に批判する論調を書くことができないのが読売新聞を筆頭とするマスコミです。ジャーナリズムの基本に立ち返り、視点が民衆の側から発信するのか、為政者の側から発信するのか、という問いかけに答えるべき時期にあるのではないか、と思われます。というか政府の広報機関としてしか機能していない大手マスコミの報道なんぞ民衆は誰も信じられなくなっているので、反原発の巨大デモが報道されない事態に「どうせマスコミなんてそんなもんだろ」との確信をいよいよ深める結果ともなっています。マスコミに頼ることなく、民衆自身の自立した情報発信の重要性を確認していきましょう。

みなさんとは近いうち、またどこかで出会えるかと思います。4.10は「民衆の意思表示の始まりの始まり」です。これからはもっと大勢の民衆が意思表示としての街頭行動に合流してくるでしょう。為政者にモノ言わぬ住民、との恥ずべき称号を払拭する、その「始まり」です。その渦の中でみなさんと再会したいと思います。その時はよろしく、です。

別のエントリー
 
 
 
海兵隊グアム移転、嘉手納より南の先行返還訴え
 知事会見

2011年4月15日 琉球新報

定例記者会見する仲井真弘多知事=15日午前、県庁

 仲井真弘多知事は15日午前の定例記者会見で、日米両政府が米軍普天間飛行場全面返還に合意して15年を迎えたことに関連し「パッケージ論が言われているが心外だ。在沖海兵隊のグアム移転、嘉手納より南の基地の返還はしっかり実現してもらいたい」と述べ、在沖海兵隊グアム移転、嘉手納より南の施設返還を先行実施するよう訴えた。 在沖米海兵隊の抑止力について「沖縄だから抑止力があり、日本の別の場所にいけば消えてなくなるとは思わない」と指摘。「辺野古移設は事実上不可能で、県外(移設)が早い」と述べ、普天間の県外移設をあらためて訴えた。以下略
【琉球新報電子版】
 
 
証拠改ざん 前田元検事に懲役1年6月の実刑
毎日新聞 4月12日(火)10時11分 配信

 郵便不正事件の証拠品だったフロッピーディスク(FD)のデータを改ざんしたとして、証拠隠滅罪に問われた大阪地検特捜部の元主任検事、前田恒彦被告(43)に対し、大阪地裁は12日、懲役1年6月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。中川博之裁判長は「真相解明を目的とする刑事司法の根幹を破壊しかねない所業で、極めて強い非難に値する」と実刑の理由を述べた。  判決によると、前田元検事は、厚生労働省の公的証明書が不正に発行された郵便不正事件の捜査で、09年7月13日、地検庁舎内で、同省元係長、上村(かみむら)勉被告(41)の自宅から押収したFDのデータを改ざんした。中川裁判長は「検察官は有罪立証の妨げになる消極証拠とも誠実に向き合う態度が求められている」と指摘。前田元検事が、裁判が紛糾することや、上司から叱責(しっせき)されるのを恐れてデータを改変したことについて「主任検事の重圧があったにせよ極めて短絡的。検察官の行為として常軌を逸している」と批判した。

 弁護側は、改ざんされたFDデータは、厚労省元局長、村木厚子さん(55)=無罪確定=の有罪、無罪を決定付ける証拠とは言えないと主張していた。中川裁判長は「FDは重要な客観証拠。改変前のFDデータを記載した捜査報告書が作成されていなければ、村木さんに重大な不利益が生じるおそれがあった」と判断した。

 前田元検事の裁判では、検察、弁護側双方が、前田元検事の証拠改ざんを知りながら、元特捜部長、大坪弘道被告(57)と元特捜部副部長、佐賀元明被告(50)=ともに犯人隠避罪で起訴=が隠蔽(いんぺい)したと主張したが、判決は上司2人の対応については言及しなかった。

 大坪元部長と佐賀元副部長は、裁判前に争点を整理する公判前整理手続き中。2人は、起訴内容を全面否認している。前田元検事の裁判とは別の裁判官3人が担当し、異なる証拠や証人に基づいて審理される。【苅田伸宏】

 【ことば】証拠改ざん・隠蔽事件

 大阪地検特捜部は09年、公的証明書を不正に発行したとして、厚生労働省の現職局長だった村木厚子さん(55)を逮捕、起訴した。裁判で特捜部のずさんで強引な捜査が明らかになり、10年9月、村木さんは無罪になった。その後まもなく、特捜部に押収されたフロッピーディスク(FD)が、記録を書き換えられて還付されたことが報道で発覚。最高検は主任検事だった前田恒彦被告(43)を証拠隠滅容疑で逮捕した。前田元検事はFDデータが立証方針と合致しないのが疎ましく、村木さんを起訴した後、都合のいい内容に改ざん。改ざん前のデータが印刷されて捜査報告書に添付されているのを失念しており、二つの記録があることから改ざんが明白になった。最高検の捜査で10年1月末ごろ、証拠改ざんが地検内部で広まったが、過失の事案として処理されていたことも判明。当時の特捜部長、大坪弘道被告(57)と特捜部副部長、佐賀元明被告(50)が犯人隠避容疑で逮捕され、起訴された。大坪元部長ら2人は裁判で検察側と徹底抗戦する意向を表明している。

弁護士 落合洋一のブログから引用。

執行猶予判決の可能性も指摘されていましたが、私自身は、検事が、それも主任検事という立場にある者が重要証拠を改ざんするという悪質性から、実刑の可能性が高いのではないかと思いつつも、情状面も考慮されて、実刑でも懲役1年程度ではないかと思っていました。懲役1年6月というのは、なかなか厳しいもので、裁判所の、この事件に対する厳しい姿勢が出たものと思われます。事件を矮小化して組織防衛を図りたいという検察庁の思惑と、被告人にとって有利に事を運びたいという弁護人の思惑(これはそれなりに理解できますが)が合致する面があり、当事者が結託して、被告人は悪くないと言い合うという、異様な、醜い公判になっていたようですが、裁判所も、そういう茶番劇に乗せられるほど愚かではなかったということでしょう。

期待していたであろう執行猶予判決が得られず、控訴、上告して執行猶予がつく可能性は皆無と思われますから、今後、これが前田元検事の、元上司らの公判における証言に、どのように影響するかが注目されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厚労省はなかったことにしないで!~新型コロナワクチン接種後に亡くなった遺族の声とワクチン接種者の致死率のデータ~

2023年05月21日 | SNS・既存メディアからの引用記事

厚労省はなかったことにしないで!~新型コロナワクチン接種後に亡くなった遺族の声とワクチン接種者の致死率のデータ~

取材現場から~ワクチン接種反対の医師 その理由は

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川崎市の生田緑地ばら苑はバラの香りにつつまれていた。 その2

2023年05月20日 | 関東あちこち

バラの花の新しい品種を作るのに昔から各国の沢山の人がかかかかわっていることを知った。

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする