(室内のため、画像が暗いですが、スコータイ空港です)
タイ(スコータイ)の旅行が無事終わり、早朝のフライトでバンコクを発ち、現在乗り継ぎの台北空港。
これから福岡に向かいます。(タイから来ると台北は空港内も寒いです。)
空港閉鎖など、心配していたバンコクの政情もなんとか事なきを得ました。
スコータイの遺跡で、数多くの仏様に、この1年の安寧と旅の無事をお祈りしたせいでしょう。
(お祈りが足りなかったのか、パレスチナ・ガザは戦火が拡大しているようですが・・・)
昨日のスコータイからバンコクへの移動はバンコク・エアウェイズ。
ちょっと楽しみにしていたのがスコータイの空港でした。
というのは、この空港はバンコク・エアウェイズのプライベート空港で、他社は利用できません。
スコータイに到着したときにも利用しましたが、おなかの調子が今ひとつで、トイレから出てくると市内への移動の車がスタンバイしており、慌しく空港を離れてしまいましたので、よく観察する時間がありませんでした。
改めて見ると、もちろん小さなターミナルですが、とても快適な空港です。
チェックインのときに胸にランの造花をつけてくれるのが気恥ずかしいところですが、出発ロビーではジュース・コーヒーなどが無料で飲み放題です。
単に機械が置いてあるだけでなく、紙コップに氷を入れてくれる女性がついています。
ロビーの建物は壁のない吹き抜け構造で、屋根には絶えず打ち水が流れているという気配りです。
飛行機へ移動する車も、遊園地で見かけるようなほほえましいものです。
20分ほど遅延することでしたが、そのくらいは気にならない快適さでした。
空港と公道を結ぶ道路も、1km以上にわたり、両サイド3,4mおきにブーゲンビリアでしょうか、色とりどりの花が咲き誇り、見事な眺めです。
もちろんこれらは、近隣都市へ乗り入れている他社便、長距離バスとの競合による営業政策によるものですが。
安価な長距離バスもいいですが、もしスコータイへ旅行する機会があれば、一度検討されるのもいいかも。
昨日のブログで、お坊さんのことを話題にしましたが、空港でもお坊さんは優先搭乗です。
タイの人々がお坊さんを敬うのは結構なことですが、ときにお坊さんの優遇ぶり、それを当然のごとく受け入れる様子には違和感も覚えます。
日本的感覚では、「どうぞお先に」と言われても、「いやいや拙僧は仏に仕える身、皆さんが乗り終えた後のあまった席で結構です。なんなら貨物室でも。南無阿弥陀仏」と言うのがお坊さんではないか・・・と思ってしまいます。
個人の解脱が眼目で、人々はそれを助けることで功徳を重ねることができる上座部仏教と、浅ましくも、愚かしくも生き惑う世の人々の救済を仏に頼み、また、人々を教え導く立場の大乗仏教の違いでしょうが。
スリランカで、地面に座りお坊さんの足元に額づく老女。
ラオスで、現地ツアーの他の客を1時間ほど待たせたあげく、一言の挨拶もないお坊さん。
なんか妙な感じがします。