孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

五ヶ瀬  引越し先は雪景色 そしてトラブル

2009-01-13 20:42:51 | 身辺雑記・その他


(五ヶ瀬の雪景色をバスの中から撮影したつもりだったのですが、なぜか記録されていませんでした。写真は五ヶ瀬とはまったく無関係なパリの雪景色。“flickr”より By Gregory Bastien
http://www.flickr.com/photos/gregory_bastien/3171028030/)

今日は引越し移動。 
今、新しい生活の場である宮崎県五ヶ瀬町に向かうバスの中にいます。
4年間暮らした鹿児島県奄美大島から、一昨日荷物は送り出しました。
今日の午後に五ヶ瀬町に着く予定です。

奄美は10℃を下回ることが年間数日しかない暖かい島でしたが、熊本から五ヶ瀬に向かうバスの外は、日は差しているものの雪がちらついています。
昨日は鹿児島川内の自宅でしたが、川内も霙、霰、ときに粉雪という天気でした。
五ヶ瀬は阿蘇も近い山奥で、スキー場もあるとか。

島の暖かさに慣れたからだには少し厳しいものがあります。
もっとも、島の冬も気温は下がらないものの、小雨まじりの曇天が続き、海から強い風が吹きつけます。
南の島のイメージとは程遠い薄ら寒い日々が多いのが実際です。

五ヶ瀬は一度も行ったことがありません。
住む所は仕事場の隣とか。
随分古い戸建てと聞いています。
五ヶ瀬・・・どんな町でしょうか。どんな家でしょうか。どんな仕事場でしょうか。

先ほどNTTから電話が入り、「移転先にこれまで住んでおられる方があさってまで電話を使用するようになっていますが・・・」とのこと。
大丈夫だろうか?
バスは阿蘇の裾野に入ってきました。
うっすらと雪が積もっています。

先ほど「うっすらと雪が積もっています」と書いて一旦PCを切ったのですが、今は“しっかりした雪景色”です。
道路も雪でぐちゃぐちゃです。
五ヶ瀬の町に入るところでバスが止まってしまいました。
スリップ事故のようです。
 
五ヶ瀬に着きました。
新しい勤務先は忙しそうです。
勤務時間中もブログ作成ができるようなのんびりした島の環境とは大違いです。
やっていけるか少し不安です。

家は確かに古いですが、DK以外に4部屋もあってひとり暮らしには十分すぎる広さです。
設備もまずまずです。
荷物が着きました。
運送業者の方が手際よく荷物を運び込んでいきます。
荷出しのときも思いましたが、さすがプロの仕事です。

トラブルです。
エアコンのガスが抜けているそうです。
取り外しを電気屋さんではなく、運送業者に頼んだのがまずかったのか・・・。
ガスの注入には2.3日かかるとか。
スキー場もあるような町です。
夜は凍結防止に水道の水は出しっぱなしにするような町です。
エアコンなしでどうする・・・。

島では押入れに眠っていたファンヒーターをフル稼働。
たまたま置いてあった勤務先の備品のハロゲンヒーターも全開。
ようやく室温が9℃にまで上がってきました。
もちろん室内でもコートをきたまま。

せめて暖かいコーヒーと晩御飯のお弁当でも(町には食堂なんてありません)と思って町で唯一の小さなスーパーにでかけると、“降雪のため早仕舞いした”とのことでアウト。
コンビニもどきの店を教えてもらい、食糧はなんとか確保しましたが、レンジで温めているとブレーカーが落ちて真っ暗。どこにブレーカーがあるのかもわからずオロオロするばかり。
頼みの綱のファンヒーターもなぜかストップ・・・と、次々に問題発生。

今はなんとか電気もファンヒーターも動いています。
まあ、この状況を楽しむほかありません。
難民キャンプや派遣村よりは数段ましでしょう。
雪景色の五ヶ瀬と違ってまったく雪のない隣町の高千穂が明日の最低気温が-5℃。
ということは、五ヶ瀬は・・・。
コメント
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