長野市の自宅に近い、日本画専門の美術館「水野美術館」の新春の展示「花鳥を愉しむ」に行ってきました。1月3日午後、天気の良さに誘われてプラプラと出かけました。
チラシの表。左下は、宮田司山「爛春」(1933年)、右上は松林桂月「早春」(制作年不詳)。部分です。
(感 想)
花や鳥の絵ですが、伝統的な日本画だと素材が限られ、鳥にしても空想上のものであったり、花も写実的ではなかったりします。お正月だと、華やいだ雰囲気もあり、そういう花鳥画も良いものでした。展示の中では、伊東深水の「五月空」や「春秋屏風」が、色や線が鮮やかで、とても気に入りました。
(以下チラシ裏面掲載の展示品など)
池上秀畝「鳳凰」(1937年)
宮田司山「爛春」(1933年)
児玉希望「秋晴」(1940年頃)
池上秀畝「聖夏」(1933年)
池上秀畝「歳寒三友」。これは、水野美術館で新春の籤引きがあって、グリーティングカードが当たり、もらったものです。そのカードの絵柄です。
(今年の特別企画展の予定)
【水野美術館の当日の光景】
住所:長野県長野市若里6-2-20
電話:026-229-6333
ホームページ:水野美術館 (mizuno-museum.jp)
駐車場から全体
しめ縄が飾ってあります。
雪は全くなく、よい天気です。
美術館内から庭園
池。松の樹が水面に写り込み、錦鯉とのコラボレーションが見られました。