松本市の友人と、忘年食事会を行い、楽しい一時を過ごしました。使ったのは、松本イオンモール内の「富金豚」と「星乃珈琲店」です。二人とも両店を気にいっているので、今回もリピートです。リピートしているアルバム。
BILL EVANS (ビル・エヴァンス)
TRIO '64 (Verve 1963年12月18日録音)
ビル・エヴァンス(p, 1929~1980年) は、非常に人気が高く名盤も多数あるピアニストですが、本アルバムは、発売当時から評論家やミュージシャンの間で評判があまり良くなかったものです。けれども、僕にはとても楽しめるアルバムで、クリスマスシーズンにもピッタリなので取り上げげました。
メンバーは、ビル・エヴァンス(p)、ゲイリー・ピーコック(b)、ポール・モチアン(ds)。録音日は1963年12月18日で、クリスマス直前の録音です。この3人は、1963年秋からヴィレッジ・ヴァンガードに長期出演していて、その間に、録音されたものです。
(英文表記)Bill Evans(p)、Gary Peacock(b)、Paul Motian(ds)
曲目は、次のとおり。
1 Little Lulu (Buddy Kaye, Sidney Lippman, Fred Wise)
2 A Sleeping Bee (Harold Arlen, Truman Capote)
3 Always (Irving Berlin)
4 Santa Claus Is Coming To Town (J. Fred Coots, Haven Gillespie)【サンタが街にやってくる】
5 I'll See You Again (Noel Coward)
6 For Heaven's Sake (Elise Bretton, Donald Meyer, SHerman Edward, Donald Meyer)
7 Dancing In The Dark (Howard Dietz, Arthur Shcartz)
8 Everything Happens To Me (TKom Adair, Matt Dennis)
「Little Lulu」はアニメの主題歌、「サンタが街にやってくる」はクリスマスナンバーなどと、親しみやすい曲が選曲されています。
グループのバランスが余り良くなく、ピーコック(b)が雄弁なのに対し、モチアン(ds)は控えめなプレイに徹し、安易な選曲や、レコードA面はメジャーキーの曲ばかりで飽きがくるなどと、評されたことがあるようです。でも、ビル・エヴァンス(p)の演奏は悪くなく、スコット・ラファロばりのゲイリー・ピーコック(b)の演奏も素晴らしい。明るくて愛らしい「Little Lulu」やピーコック(b)のソロが鋭い「A Sleeping Bee」、当時のビルの愛奏曲「Everything Happens To Me」、もちろん「サンタが街にやってくる」と、好みです。
(参考)本作から「Little Lulu」が聴けます。
(安曇野市宅でSACDを聴いているところ)
飾ってあるのは、右からサマラ・ジョイのクリスマスCD「A Joyful Holiday」(Verve)、ビル・エヴァンス「Trio '64」(Verve オリジナルレコード)、同じく「Trio '64」(Verve SACD)、雑誌「& Premium 2025年1月号」(特集〈カフェと音楽〉」。今回、「Trio '64」は、主にSACDで聴きました。
【富金豚 イオンモール松本店】
住所:長野県松本市中央4-9-51 イオンモール松本 1F
電話:0263-87-3886
ホームページ:際コーポレーション株式会社 (kiwa-group.co.jp)
入口
メニューはいろいろありますが、この厚切りとんかつで二人とも決定。
厚切りロースとんかつ。200gです。定食になっています。
厚切りでも結構柔らかかったです。
味噌汁は、豚汁仕様でした。ご馳走様でした。
【星乃珈琲店」
住所:長野県松本市中央4-1371-23 イオンモール松本
電話:0263-31-5731
ホームページ:星乃珈琲店 オフィシャルサイト (hoshinocoffee.com)
続いて入ったのは、星乃珈琲店です。
店内
メニュー。甘い物を食べようということで、開いています。
窯焼きバニラスフレ。生チョコレートソース添えです。
生地からしてとろけるようでした。
僕はブレンドをいただきました。とんかつ、スフレともに美味しく、いろいろな話も出来てよかった食事会でした。