長野市の日本画専門の水野美術館で興味の湧く展示が久しぶりにあったので、出かけてきました。「人を描く 橋本雅邦から高山辰雄まで」という内容で、特に伊藤深水や上村松園の美人画が素晴らしかった。
ちょうどお昼時だったので、館内の和食レストラン「四季彩 MIZUNO」でランチをいただきました、窓からは雪の被った庭園を観ることができ、ゆったりとした一時を過ごしました。
チラシの表紙の絵は、上村松園「雪中美人」。実物は、女性の表情など風情がありました。
以下チラシ裏面に掲載された絵(写真)です。まずは、菊池契月の武士の絵。
橋本雅邦の「寒山拾得」など。
横山大観「布袋」なども。
池田蕉園「貝あわせ」。遊びに興じる子供とともに、後方の女性の物思いにふける表情が気になります。
上村松園「かんざし」。これも本物はとても端正で美しい。チラシには使われずここには掲載できませんが、伊藤深水「銀屏風」や「春雪の宵」もため息ものでした。
【水野美術館と四季彩 MIZUNOのランチ】
住所:長野県長野市若里6-2-20
電話:026-229-6333
ホームページ:水野美術館 (mizuno-museum.jp)
美術館入口へ通じる門
2日前くらいに降った雪が庭園に積もっていました。今年の冬は雪が多いです。
遠くには、飯縄山が見えています。
(レストラン)
レストラン店内
窓からは池と庭園が見えます。
四季彩弁当を注文しました。これは、前菜。
冷たい茶碗蒸し、四角いガラス器に盛ったサラダが良かった。
お吸い物は、蕎麦にグレードアップできるそうです。
お重を開けたところ。
海老と卵が美味しい。
ハマチの刺身
ぶりの照り焼き。最近、お肉を食べることが多かったので、久しぶりの魚が美味しかった。
食後は紅茶をいただきました。アールグレイ。
器もきちんと温めてあって、紅茶もよいものです。