安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アン・バートン IT MIGHT AS WELL BE LOVE

2008-02-03 21:54:57 | ヴォーカル(A~D)

今日は節分なので自宅で豆まきをしました。季節のことから干支の話ですが、今年はねずみ年です。猫がねずみに神社へ集まる日を聞いたところ、1月2日と嘘をつかれて1日の参集に遅れたので、猫が十二支に加えてもらえなかったという小話があります。それで猫はねずみを追いかけるようになったとか。ジャズではジャケットに猫が登場するものが結構あります。ヴォーカルでは、ジェニー・スミスのドット盤が知られてますが、今夜はアン・バートンのCDです。

ANN BURTON (アン・バートン)
IT MIGHT AS WELL BE LOVE (Burtone 1983年録音)

 Itmightaswellbeloveannburton

ターニング・ポイント・レーベルから発売されましたが、この会社が倒産してしまい、権利を買い取ったアン・バートンは自分のレーベル(Brtone)からジャケット写真を変えて発売していました。CD化に当たり元のオリジナルジャケットが用いられ猫が登場しました。アン・バートンは猫好きで、自宅に4匹も飼っていたそうです。バートーンレーベルのロゴも猫です。

本作品は2度目のニューヨーク録音に当たります。伴奏メンバーは、Mike Ranzi(p)、Buster Willimas(b)、Grady Tate(ds)、Cecil McBee(b)、Jay Berliner(g)で、曲によってストリングをかぶせています。彼女のアルバムには珍しい豪華な仕掛けです。

曲目もバートンにしては珍しく、比較的古いスタンダード的なものを集めてあります。「Sooner or Later」、「Nobody's Heart」、「Humpty Dumpty Heart」、「After You」、「It Might As Well Be Spring」など全9曲です。友人だったブロッサム・ディアリー作曲の「I Like You, You're Nice」も入っていて、ボッサリズム でギターの間奏が入ります。

「Nobodey's Heart」、「After You」、「It Might As Well Be Spring」がよいです。「It Might As Well Be Spring」は、ピアノとのデュオで入りストリングスがかぶさってきます。歌詞の意味がストレートに伝わってくるような歌いぶりです。

ホームページにアン・バートンを掲載しました。時間があればご覧ください。
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