安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ロレツ・アレキサンドリア FROM BROADWAY TO HOLLYWOOD

2013-06-05 20:56:20 | ヴォーカル(L~R)

6月に入り、ようやく飲み会が少なくなってきたので、夕食をたまに自分で作っています。友人から、近頃のインスタントラーメンは昔と違っていいよと言われたので、それにしてみました。確かに麺は、ツルツルして従来のものとは一線を画し、なかなかいけます。深夜に作って食べてしまいそうなので、ほぼメタボの僕としては気をつける必要があります(笑)。体格のいい女性歌手。

LOREZ ALEXANDRIA (ロレツ・アレキサンドリア)
FROM BROADWAY TO HOLLYWOOD (TRIO 1977年録音)

  Frombroadwaytohollywood

ロレツ・アレキサンドリア(vo)は、ホームページに掲載したお気に入りのジャズ・ヴォーカリストです。これはややポップス寄りの作品で、異色作と呼んでも差し支えないものですが、変幻自在に、しなやかに見事な歌を聴かせます。中でも「Send in The Clowns」は、踊れるヴァージョンの所謂クラブジャズとしてロンドンを皮切りに知られるようになりました。

伴奏のメンバーは、ブルー・ミッチェル、スヌーキー・ヤング、バディ・チルダース(以上tp)、フランク・ロソリーノ(tb)、マーシャル・ロイヤル、アーニー・ワッツ、ドン・メンザ(以上sax,fl)、アート・ヒラリー(p)、ギルド・マホーネス(p)、アーサー・アダムス(g)、ケニー・バレル(g)、スタンリー・ギルバート(b)、アンディ・シンプキンス(b)、ジミー・スミス(ds)ら。各曲でソロも入ります。誰がとっているかは、裏面のレナード・フェザーが書いたライナーノートに詳しく載っています。

タイトルどおり、曲はミュージカルと映画からのものがほとんどで、「One 」(「コーラスライン」から)、「Change Partners」、「Come Sunday」、「The Bright Lights And You」、「Send in The Clowns」、「Where is Love」(「オリバー」から)、「You Brought A New Kind Of Love To Me」、「Maybe This Time」(「キャバレー」から)、「You Leave Me Breathless」で9曲。編曲は、アート・ヒラリーとギルド・マホーネスが担当しています。

大型コンボによる伴奏が心地よく、それをバックにロレツ・アレキサンドリア(vo)のラテン系を含むリズムに乗った華麗な歌唱が続きます。「One」や「Change Partners」、「Send in The Clowns」が、そういう系統として挙げられます。バラードでは、デューク・エリントン作「Come Sunday」が熱唱で心に残り、デュークへの敬愛の念が込められているかのようです。伴奏や編曲も面白く、「Maybe This Time」のイントロはまるで歌謡曲のようで楽しいし、随所で入るブルー・ミッチェル(tp)らのソロも作品の価値を高めています。

【十年ぶりくらいに自分で作ったインスタントラーメン】

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盛り付けにセンスもなく全く美味しそうに見えませんが、結構なものでした。チャーシューとメンマも近くのスーパーで買ってきたものです。モヤシ炒めも乗せてみました。今夜は手早く用意できるものばかりで、他に、ベーコンとモヤシの炒め物、冷ややっこ、キューリとトマト。そしてビール(350mm)です。やっぱりカロリー過多ですね。