この前の日曜日は、安曇野市の地区の「アレチウリの駆除の日」だったので、朝の7時30分から2時間ほど作業に出ました。道路やわさび畑の斜面に生えている「アレチウリ」を抜いて回ったのですが、根を見つけるのが容易でなく、結構手間がかかりました。こういう地道な作業が自然を維持するのに大事だと感じましたが、疲れました。リフレッシュで聴いた愛聴盤。
MILES DAVIS (マイルス・デイヴィス)
FOUR & MORE (COLUMBIA 1964年録音)
1964年2月12日のリンカーン・センターにおけるコンサートを収録したものですが、コロンビア社は、スローテンポのものをまとめて「My Funny Valentine」として発売し、アップテンポな曲は、この「Four & More」にまとめました。珍しい例ですが、「Four & More」は、全曲ともにきわめてエキサイティングです。
メンバーは、マイルス・デイヴィス(tp)、ジョージ・コールマン(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)。ジョージ・コールマンは、目立ったリーダー作がないだけに過小評価されがちですが、マイルスグループで2年間活動し、その間、Seven Steps to Heaven、Miles Davis in Europe、My Funny Valentine、本アルバムに参加し、実力のあるところを聴かせてくれます。
曲目は、マイルスのレパートリーとして繰り返し演奏されたものです。「So What」、「Walkin'」、「Joshua」、「Go Go」(Theme and Announcement)、「Four」、「Seven Steps to Heaven」、「There is no Grater Love」、「Go Go」(Theme and Announcement)。6曲とクロージングテーマ曲の「Go Go」が演奏されています。
「So What」や「Walkin'」など、どの曲もかつてよりもテンポアップし、マイルス(tp)が鋭いプレイを行っています。トニー・ウィリアムス(ds)の歯切れのよいプレイを筆頭にリズム陣が気持ちよい。実は、僕の最も好きなトラックは、「Joshua」に続けて演奏されるマイルスグループのテーマ曲「Go Go」です。短い時間しか演奏されませんが、マイルスが跳躍して高い音を吹いた直後、ハンコック(p)が下降フレーズを繰り出す瞬間などゾクゾクします。全曲ともに、かっこよくて興奮を呼び起こす最高のモダンジャズ。
【アレチウリ駆除作業の様子】
犀川に近いワサビ畑のあるあたりで作業中です。以下スマホによる撮影です。
ワサビ畑
湧水ですが、水量は豊富です。
この土手にもたくさんアレチウリがありました。
田んぼの横を通り犀川の堤防へ。遠くに常念岳が見えています。
作業を終わって自宅へ戻るところです。稲が稔ってきていました。