上田市内の飲食店は、火曜日に定休をとるところが多いのですが、一昨日は台湾料理の「香和堂」が営業していたので、ラーメンセットをいただきました。普段のごはんという感じがよかったです。雰囲気は普段の演奏です。
BILL EVANS (ビル・エヴァンス)
TRIO '65 (Verve 1965年録音)
ビル・エヴァンス(p, 1929~1980年)については、学生時代から折に触れて聴いているピアニストで、愛聴盤がいくつもあります。これも、その一枚ですが、米国西海岸ベースのメンバーのせいもあるのか、明るさもあって、「TRIO 64」とともに本作もよく聴いてきました。
メンバーは、ビル・エヴァンス(p)、チャック・イスラエル(b)、ラリー・バンカー(ds)。このメンバーは、1963~65年にかけてのレギュラートリオで、本アルバムにおける演奏は、普段、クラブなどにおいて行っていたものを反映していると思われます。
曲目は次のとおり。
1 Israel (John Carisi)
2 Elsa (Earl Zindars)
3 'Round Midnight (Thelonious Monk)
4 Our Love is Here to Stay (George Gershwin)
5 How My Heart Sings (Earl Zindars)
6 Who Can I Turn To (Anthony Newley)
7 Come Rain or Come Shine (Harold Arlen)
8 If You Could See Me Now (Tadd Dameron)
8曲中7曲が再演されているもので、唯一の初録音は「Who Can I Turn To」です。ジョニー・キャリシ作「Israle」やアール・ジンダース作「Elsa」と「How My Heart Sings」は、エヴァンス・スタンダードとでもいいたくなるような曲です。
親しみやすいアルバムで、3人は、レギュラートリオだっただけに、スムーズな演奏をしています。「Israel」は、ビル・エヴァンス(p)の刺激的なソロや、ラリー・バンカー(ds)の素晴らしいブラシによるプレイがあって、本作中一番の聴き物。「'Round Midnight」は、マイルス・デイヴィスの決定的なヴァージョンを踏襲し、「Come Rain or Come Shine」は、明るめの演奏です。メロディをピアノとのユニゾンでつけるなど、チャック・イスラエル(b)の動きにも創意が感じられます。
(参考)本作から「Israel」を聴くことができます。
【香和堂】
住所:長野県上田市中央2-5-7
電話:0268-24-7388
ホームページ:台湾料理 香和堂 - 上田/中華料理 | 食べログ (tabelog.com)
外観、入口。今回初めて入りました。
ラーメンセットのメニュー。ラーメンや小盛の丼は、数種類の中から選べます。
定食のメニュー。こちらも考えたのですが、ボリュームが凄そうなので、とりあえずラーメンセットにしました。
醤油ラーメンを注文。
もやしやチャーシューがのった普通のラーメンですが、スープが薄味でした。身体にいいのかもしれません。
麺はもちもち系でした。
小丼は、回鍋肉にしました。味付けは、やや甘めで、意外に優しい感じでした。
キャベツやニンジン、豚肉と、結構具が多くてよかったです。次に機会があれば、ご飯は小盛りでいいなと思いました。