金沢市が本拠の「ゴーゴーカレー」が、安曇野市にある「信州濃厚みそらーめん 信々白雪」の店内に、昨年12月5日にオープンしたので、出かけてきました。長野県再上陸だそうです。再び取り上げたアルバム。
DUSKO GOYKOVICH (ダスコ・ゴイコヴィッチ)
SOUL CONNECTION VOL.1 (enja 1993年録音)
ユーゴスラヴィア出身のダスコ・ゴイコヴィッチ(tp, 1931年10月14日~2023年4月5日)は、ハードバップ系の奏者で、哀愁フレーズを奏でた大好きなトランペッターです。昨年4月に91歳で亡くなりましたので、彼を偲び、先の三連休に改めて「Soul Connection」をオリジナル盤で聴きました。
メンバーは、ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)、トミー・フラナガン(p)、ジミー・ヒース(ts)、エディ・ゴメス(b)、ミッキー・ロッカー(ds)。ニューヨークにおける録音で、トミー・フラナガン以下素晴らしいメンバーが参加しています。
曲目は、次のとおり。
1 Soul Connection (Dusko Goykovich)
2 Ballads For Miles (Dusko Goykovich)
3 Blues Valse (Dusko Goykovich)
4 Inga (Dusko Goykovich)
5 I'll Close My Eyes (Buddy Kaye, Bernice Petkere, Billy Reid)
スタンダードの「I'll Close My Eyes」以外の4曲は、ダスコ・ゴイコヴィッチの作曲したものです。「Ballads For Miles」は、マイルス・デイヴィスに捧げられた曲。ダスコは、マイルスからの影響を受けています。
彼のアルバムは、数多いですが、その中でも屈指の一枚。メンバー全員がリラックスして、スイングしていて、まさに名人セッション。ゴイコヴィッチ(tp)は、オープンだけでなく、「I'll Close My Eyes」ではミュートを使い、切々と吹いていて、感涙ものです。彼の名作「Inga」は、軽いボッサリズムに乗ったダスコ(tp)とジミー・ヒース(ts)、トミー・フラナガン(p)のソロが素晴らしい。昨年12月に入手したオリジナルのレコードで聴いていますが、vol.1とvol.2を併せ収録したCDが出ています。
ジャケット裏面にあるメンバーの写真。真ん中がダスコ・ゴイコヴィッチ。
(参考)本作から「Soul Connection」が聴けます。
Dusko Goykovich - Soul Connection - YouTube
(自宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、いずれもダスコ・ゴイコヴィッチのリーダー作。右から、「Slavic Mood」(VISTA 再発盤レコード)、本作「Soul Connection vol.1」(enja オリジナル盤)、「As Simple as It Is」(MPS オリジナル盤)。
この3作は、過去に拙ブログで取り上げました。「Slavic Mood」と「Soul Conneciton」は、取り上げた時点ではCDで聴いていたのですが、昨年12月にレコードを入手。拙ブログのこの3枚に関する過去記事へのリンクは次のとおり。
ダスコ・ゴイコヴィッチ SLAVIC MOOD (2012年7月1日アップ)
ダスコ・ゴイコヴィッチ SOUL CONNECTION (2015年3月11日アップ)
ダスコ・ゴイコヴィッチ AS SIMPLE AS IT IS (2023年1月8日アップ)
【ゴーゴーカレー安曇野店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高578-1
電話:0263-87-8720
ホームページ:金沢カレーブームの火付け役!ゴーゴーカレー (gogocurry.com)
外観
ゴーゴーカレーの看板。
券売機でチケットを購入。ロースカツカレーにしました。
その他のメニュー例。ゴーゴーカレー単品は、650円とリーズナブルです。
店内
ピッチャー入りのお水を持ってきてくれました。
ロースカツカレー。
ごはんの上を全ておおってしまっているカツがのっています。
金沢カレーは、濃厚でやや固めのルウが、特徴だと思いますが、このゴーゴーカレーも、まさにその通りでした。カツも大きいし、たまに寄ってもよいなと思いました。