安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

金子健「Insights Field」、長野県上田市の「上田高砂殿」で忘年会。

2023-12-21 19:30:00 | ベース・ドラムス

上田市にある結婚式場も備えた上田高砂殿で忘年会。飲み放題で2時間近く談笑しました。ビンゴゲームも開催されましたが、僕は全く当たらず賞品はいただけませんでした。このCDは当たりでした。

金子健 (Ken Kaneko)
Insihgts Field (Bass Face Records 2023年録音)

   

金子健(b, 1964年生)さんは、ベニー・グリーン(p)や井上智(g)との「KBS TRIO」でCDを出すなど演奏活動も活発ですが、2006年より国立音楽大学講師を務め、後進の指導にも当たっています。金子さんのトリオには、魚返明未(p)が在籍し、ゲストで平田晃一(g)が参加しているので、本CDを購入しました。

メンバーは、金子健(b、編曲)、魚返明未(p)、山崎隼(ds)。ゲストとして、金子礼(as)、平田晃一(g)。金子健さん以外は、若手のメンバーです。平田さんは、このアルバムが、CDのデビューになるようです。

曲目は次のとおり。

1  Come Sunday (Duke Ellington)
2  The Hand Of Love (Paul Chambers)
3  A Weaver Of Dreams (Victor Young)
4  Zero Point Field (Ken Kaneko)
5  Prelude To A Kiss (Duke Ellington)
6  Secrets (Frank Wess)
7  I'll Be Seeing You (Sammy Fain)
8  Soon (George Gershwin)
9  Peri's Scope (Bill Evans)
10  Raincheck (Billy Strayhorn)
11  We'll Be Together Again (Carl Fisher)
12  Rubo De Nube (Silvio Rodrigues)
金子健さんのオリジナル「Zero Point Field」以外は、よく知られたジャズオリジナルとスタンダード曲で、親しみやすい選曲です。

若手中心に伸び伸びとした演奏が行われていて、爽やかで明るいアルバム。既に大活躍中の魚返明未(p)のやや硬質なきれいなサウンドによる変幻自在なソロが「The Hand Of Love」や「Secrets」で聴けます。平田晃一(g)は、「I'll Be Seeing You」において、柔らかい音色でコントロールよく繊細にメロディを綴っていて素晴らしい。今年のSEIKOジャズキャンプで講師のヨタム・シルヴァースタインが『私は世界中で教えていますが、この若さでこれだけの能力を持つ受講者に会うのは珍しい。日本のジャズ・ギター界の未来は明るい』と評したのも納得。

録音時のメンバー写真。

(参考)本作収録の「The Hand Of Love」のMaking映像が見れます。

♪ The Hand Of Love / "Insights Field" Making (youtube.com)

【金子健ホームページ ken's Blog】

Ken's Blog - livedoor Blog(ブログ) (kenkaneko.com)

 

【上田高砂殿】

住所:長野県上田市天神2-2-2 
電話:0268-23-1133
ホームページ:上田高砂殿。 (takasagoden-banquet.com)

玄関

宴会場の様子

ビンゴゲームが行われる予定。

本日のメニュー。

前菜。合鴨スモークが美味しかった。

豆腐サラダ。

お刺身。マグロ、ハマチ、サーモン。意外にマグロが良かった。

豚ロースグリル。「美味だれがけ」で、ニンニクベースのタレがかかっています。僕は、このタレが苦手なので、端っこの方をちょっとだけ食べました。

ごろごろ野菜とチキンのグラタン。

取り分けたところ。

じゃこ山椒ごはん。

取り分けたところ。あっさりとしていて良かった。

デザートにコーヒーゼリー。

飲み放題。僕はビールとソフトドリンクをいただきました。幹事に訊いたら、リーズナブルな価格でした。飲み放題なので、このくらいの料理で充分な気がしました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。