ユジュ・ワン(p)の新作が、先月発売されたので、購入しました。また、11月12日にマルタ・アルゲリッチ&フレンズのコンサートに行く予定なので、アルゲリッチのアルバムも聴いています。その他、最近聴いたクラシックのCDを備忘的に記します。
【ユジャ・ワンなど ラフマニノフ&ブラームス作品集】
(曲目) ブラームス::チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、ラフマニノフ:チェロ・ソナタト短調Op.19、ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
(演奏) ユジャ・ワン(ピアノ)、ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
(録音)2021年7月2日 ドルトムント、コンツェルトハウス
この3人からなるトリオは、各地で公演を重ねて、録音に望んでいます。2曲のチェロソナタもよいのですが、ブラームスのクラリネット三重奏曲が、寂寥感、黄昏た感じがよく出ていて、心に沁みました。
三人の演奏している写真。
【マルタ・アルゲリッチの演奏会チラシ、CD】
来月、11月12日に「アルゲリッチ&フレンズ」の演奏会が、高崎芸術劇場で開催されるので、聴きに行く予定です。アルゲリッチの演奏を実際に聴くのは初めてなので、とても楽しみです。
【バッハ作品集】
(曲目) ヨハン・セバスティアン・バッハ:1. トッカータ ハ短調 BWV911 2. パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826 3. イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
(演奏) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
(録音) 1979年2月 ベルリン
意外な感じがしますが、アルゲリッチのバッハ演奏は、味わい深くて、結構好きです。
【ラヴェル ピアノ協奏曲】
(曲目)モーリス・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
(演奏)マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団
(録音)1984年2月 セント・ジョンズ・スミス・スクウェア、ロンドン
協奏曲も聴きたくなり、ラヴェルの作品を聴いてみました。特に、第2楽章が良く、アルゲリッチの美しいタッチが素晴らしい。
【イーゴリ・マルケヴィチ指揮ロンドン交響楽団によるリムスキー・コルサコフ「シェエラザード」】
(曲目)1. ニコライ・リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」 作品35、2. ニコライ・リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 作品34
(演奏)エーリヒ・グリューンベルク (ヴァイオリン) (1)、イーゴリ・マルケヴィチ指揮ロンドン交響楽団
(録音 1962年10月20-22日、ロンドン、ウェンブリー・タウン・ホール
(原盤)Philips
CDも持っていますが、タワーレコード限定のSACDが最近出たので購入しました。色彩感豊かな素晴らしい演奏で、気に入っています。マルケヴィチの指揮に加え、グリューンベルク(ロンドン響コンサートマスター)のヴァイオリンソロが妖しく、官能的ともいえるような音色、演奏で迫ってきます。
【ペーター・ドヴォルスキー オペラティック・リサイタル(フランス&イタリア・オペラアリア集)】
ペーター・ドヴォルスキーは、1951年生まれで、チェコ出身のテノール歌手。ウィーン国立歌劇場やミラノ・スカラ座に出演。1988年のカルロス・クライバー指揮ミラノ・スカラ座の「ラ・ボエーム」日本公演にロドルフォ役で出演するなど、来日もしている。これは、1988~89年、ブラティスラヴァにおけるライブ録音。
(曲目)
ヴェルディ:女心の歌、あれかこれか、清きアイーダ。ビゼー:花の歌。グノー:この清らかな住まい。マスネ:春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか。プッチーニ:星は光りぬ、誰も寝てはならぬ、なんと素晴らしい美人、さらば愛の家。
ララ:グラナダ。デ・クルティス:帰れソレントへ。ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ。
他にオペラの間奏曲なども。
(演奏)ペーター・ドヴォルスキー(テノール)、オンドレイ・レナ―ルト指揮スロヴァキア放送交響楽団。
ナクソスレーベルのもので、装丁など実に地味ですが、昔からの超愛聴盤です。ぺーター・ドヴォルスキーは、すごい力強い歌声で、会場は興奮の坩堝と化しています。オペラの名アリア集で、これ一枚で、テノールの主なアリアを聴くことができます。