朝の通勤経路で寄り道をしたら、タリーズ・コーヒーが入っている建物あたりから女性ヴォーカルで「September Song」が聞こえてきました。朝の冷気にふさわしいひんやりした歌声で、サラ・ヴォーンに声が似ているところがあり、誰だかわからないものの気になりました。サラ・ヴォーンの作品を聴いてみます。
SARAH VAUGHAN (サラ・ヴォーン)
NO COUNT SARAH (MERCURY 1958年録音)
サラ・ヴォーンには、マーキュリーレーベルに「at Mister Kelly's」をはじめスインギーなライブ盤などがあり、それらはよく聞いていました。ジャズ・ヴォーカルらしい作品群で、どちらかというと白人女性ヴォーカルを好む私にとっても、このあたりのサラの作品はコレクションに欠かせないものです。
タイトルのNO COUNTどおり、カウント・ベイシーの代わりに、彼女の伴奏ピアニストのロンネル・ブライトがピアノに座り、あとはメンバーがそのままのカウント・ベイシー楽団が伴奏に当たっています。マーシャル・ロイヤル(アルト・サックス)やフランク・ウェス(フルート)がソロをとり活躍しています。
スタンダードが主体の曲目です。「Smoke Gets in Your Eyes(煙が目にしみる)」、「Darn That Dream」、「Just One of Those Things」、「Moonlight in Vermont(ヴァーモントの月)」、「Cheek to Cheek」、「Stardust」、そしてホレス・シルヴァーの「Doodlin'」、即興的な「No 'Count Blues」、ロンネル・ブライトの「Missing Youの9曲です。
クールな声で歌う「Smoke Gets in Your Eyes」や「Moonlight in Vermont」というバラードが魅力的です。スインギーな「Cheek to Cheek」や「Just One of Those Things」は伴奏も手伝って気持ちよく聴けます。かなりフェイクした歌が多く、それはそれでいいのですが、「Stardust」などはもっと原曲に沿ったものが聴きたいなどと贅沢なことも考えてしまいます。
エラもカーメンもそうですがやはり50年代、スインギーで軽快な歌唱がいいですね。
サラでいえば、マーキュリーレーベルあたりまででしょうか。
以前世評の高い『LIVE IN JAPAN』を持っていましたが、ねっとりするような重さがちょっと苦手でした。
『AT MISTER KELLY'S』あたりのライヴは好きでしたね。
サラ・ヴォーンのマーキュリー時代は結構好きなものがあります。kelly's以外にも、Swings the TivoliとかSwingin' Easyとか楽しめると思います。
>女性ヴォーカルで「September Song」が聞こえてきました。
いいですねそういうなにげない状況で聞こえてきた曲名がわかるっていうの。
楽しくなってきます。
私がジャズを聞きはじめたきっかけのうちのひとつです。
サラのノーカウント、聞いたのは去年あたりですが、スターダストについては私も似た気持ちです。
最初のスキャットについていけず、いつもすっとばしてました。とほほ。
またきます。
去年からの隠れ読者Umigamedoでした。
歌の場合、原曲に近いものが聴きたいときがありますね。
Umigamedouさんのブログ拝見いたしました。トミフラやジャネット・サイデルのアルバムはよいですね。私もたまに見させていただきます。ぜひまたご投稿ください。