安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョー・ジョーンズ「JO JONES PLUS TWO」、東御市田中の喫茶「アンドエスプレッソ」で珈琲タイム。

2024-08-28 19:38:28 | ベース・ドラムス

先日、東御市田中の喫茶店「アンドエスプレッソ」に初めて入りました。特に女性に人気があり、広い範囲からお客様が集まるようです。エスプレッソとプリンの組み合わせが良かった。組み合わせの面白いアルバム。

JO JONES (ジョー・ジョーンズ)
JO JONES PLUS TWO (VANGUARD 1958年録音)

   

ジョー・ジョーンズ(ds, 1911~1985年)は、拍子を刻む役割を、ベースドラムからハイハット(シンバル)に移し、軽快でスイングする演奏を行ったドラマーで、バディ・リッチをはじめ多くに影響を与えています。カウント・ベイシー楽団での活躍が有名ですが、後年、ヴァンガードなどにリーダー作を録音しました。

メンバーは、ジョー・ジョーンズ(ds)、レイ・ブライアント(p)、トミー・ブライアント(b)。レイ・ブライアントもモダンスイングというプレイを行うので、ジョー・ジョーンズと相性が良さそうです。

(英文表記)Jo Jones(ds)、Ray Bryant(p)、Tommy Bryant(b)。 

曲目は次のとおり。

1  Satin Doll (Duke Ellington,  Johnny Mercer,  Billy Strayhorn)
2  Little Susie (Ray Bryant)
3  Spider Kelly's Blues (Ray Bryant)
4  Cubano Chant (Ray Bryant)
5  Splittin' (Ray Bryant)
6  Sweet Lorraine (Cliffrod R. Burwell,  Mitchell Parish)
7  Bicycle Built for Two (Traditional)
8  Ol' Man River (Oscar Hamerstein Ⅱ,  Jerome Kern)
9  Sometimes I'm Happy (Irving Caesar,  Vincent Youmans)
レイ・ブライアント作が4曲入っていますが、いずれもジャズ・スタンダードと言っても過言ではないほど、知られている曲です。残りの曲も、エリントンの「Satin Doll」をはじめ有名ナンバーです。

ジョー・ジョーンズ(ds)の軽快で繊細なドラムも面白いのですが、レイ・ブライアント(p)が快調で、まとまりのあるピアノ・トリオのアルバムになっています。ジョー・ジョーンズは、「Satin Coll」や「Splittin'」ではブラシで軽妙にスイングし、「Cubano Chant」や「Ol' Man River」でソロ的なプレイを行うなど、曲に合わせて柔軟なプレイぶり。レイ・ブライアント作の「Spider Kelly's Blues」はブルージーで、彼の左手が力強い。

(参考)本作から「Spider Kelly's Blues」が聴けます。

Ray Bryant - Spider Kelly's Blues (youtube.com)

 

【アンドエスプレッソ(& espresso)】

住所:長野県東御市田中187-1
電話:0268-55-7416
ホームページ:アンドエスプレッソ (&espresso) - 田中/カフェ | 食べログ (tabelog.com)

お店の手前が駐車場になっています。

建物外観、入口

店内。一階にはカウンター席もあります。

一階のテーブル席。左側に見えている階段で二階にあがります。

二階の様子。落ち着いた雰囲気です。

珈琲類のメニュー。

エスプレッソは2種類から選べます。僕は、下段に記載のあるコロンビアを注文。

フード類。プリンを注文。

エスプレッソとプリン

エスプレッソ。やや苦いので、砂糖を投入。バランスがとれました。

プリン。大きめで、カラメルがたっぷりとかかっています。

やや固めです。量もあり、堪能できたプリンでした。

ちょっと読書。

人気店だと思いました。僕以外に4人の女性が入店していました。軽井沢から近いせいもあるのか、関東圏のナンバーの車も駐車していました。



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4 コメント

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Unknown (クリン)
2024-08-29 07:47:13
プリンもお読みになっている本も硬派ですね✨✨この瓦屋根のカフェにふさわしい過ごし方です💛✨
エスプレッソがマスカットや桃の香りがするということでしょうか✨(桃と言えばデニーズ50周年メニューのモモと生ハムのサラダもステキでした🎵)
ソファー席はズバリ「隠れ家感満載」で、3時間くらい居座ってしまいそうですね🐻🌈✨(そしてお店の人に「まだいたの!」って驚かれるという・・)
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今 聴いて欲しいJazz Musician達 (日曜日の午後3時の男)
2024-08-29 17:09:43
今日は、ご無沙汰しております、日曜日の午後3時の男です。今回貴方が取り上げておられるVanguard Recordsの「Jo Jones Plus Two」ですが、私も30年程前キングから復刻された国内盤のレコードで愛聴して来ましたが。それと同じメンバーで59年の5月にEverest Records に「Jo Jones Trio」を録音していますね。でも私にとってJo Jones 名義のリーダー・アルバムは同じVanguard Recordsにジョン・ハモンド氏のプロデュース吹き込まれた「Jo Jones Special」が1番好きです。このレコードVRS-8503は1955年にリリースされたオリジナル盤(赤に太い銀縁レーベル、センターの左側からセンター・スピンドルの穴までVanguardの赤文字)で聴いています。ちなみに、赤に銀文字、上部にVANDUARDの文字をレーベルにそって大きく配置したレーベルはセカンド盤。但しおそらく両盤とも同じマザー・ディスクからスタンパーを作成していると思われますので、音は変わらないです。なぜ好きかと言うと、当時Verve Records の専属だったCountBasie (p)をジョン・ハモンドがノーマン・グランツを口説き落として、このセッション(Shoe Shine Boy別テイクを含めて2曲のみ)に参加させた事と、Walter Page (b) Freddie Greene (g)を含めた往年のオールアメリカン・リズムセクションが参加している事です。おそらく「The Vic Dickenson Showcase」と並ぶ、中間派ジャズ(70年代からはモダン・スイングの呼び名)の代表作だと思われます。
さて、話は変わりますが、安曇野ジャズファンの雑記帳さんは、たまには飯田市方面に来られる予定は有りますか?。
じつは、飯田市山本のジャズ喫茶パス・モンゴメリーで昨年(令和5年)6月頃からマスターが、来店されたジャズに興味の有りそうなお客さんに、A4版の紙に印刷された「”今 聴いて欲しい(聴かなきゃもったいない)Jazz Musician達」と言うチラシを配布しています。普段雑誌などでほとんど紹介される事も無く、一般的なジャズ・ファンの間でも話題に成ることもないJazz Musician達、モダン・スイングからモダン・ジャズまで、37名と2グループ計39組を紹介しています。You Tubeで視聴出来る動画が中心ですが、充分楽しめると思います。
もし、飯田市方面へ来る予定が有りました
ら是非寄って、チラシを貰ってください。
もし、マスターがチラシを渡すのを忘れていたら、催促してください。
以上、随分長いコメントに成ってしまいましたがお許し下さい。
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Unknown (azumino)
2024-08-29 22:07:24
クリン さん こんばんは

長野県の東の地域(上田、東御市、軽井沢など)では、結構、有名なお店のようです。+Espresso(アンドエスプレッソ)という名前も面白く、たまに寄ろうと思っています。ご指摘のように、二階のソファー最高です。喫茶店は寛ぎが大事ですね。

エスプレッソですが、豆による違いがあるかどうかは、よくわからなかったです。特にプリンが美味しく、次回は違うフードを頼もうと思っています。

コメントありがとうございます。
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パス・モンゴメリー (azumino)
2024-08-29 22:22:14
日曜日の午後3時の男さん こんにちは

ジョー・ジョーンズのヴァンガードセッションは、どれも面白いですね。レイ・ブライアントが共演している本盤は、ハードバップ以降がお好きなジャズファンにも聴いていただきたい作品ですね。今回のジャケット写真は、キング発売のレコードです。

他のヴァンガードセッションのレコードも持っていますが、僕がレイ・ブライアントのファンなので、聴くのはピアノトリオが多いです。

飯田市の「パス・モンゴメリー」で出されているチラシの情報ありがとうございます。しばらく寄ってないので、来月あたり出かけたいと思います。

コメントありがとうございます。
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