先日、長野市の水野美術館で開催中の「美を競う肉筆浮世絵の世界」展に行ってきました。「肉筆浮世絵」は浮世絵師が直接筆をとり丹念に描いた1点物の作品だそうです。本展は、9月24日まで開催中。
光ミュージアム(岐阜県高山市)の所蔵作品から、111点を公開するもので、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳とその門下たちの作品を展示し、江戸中期から明治期までの肉筆浮世絵の流れを紹介するものだそうです。
チラシ表。上の絵は、宮川長春《立ち美人》部分(1711~36年)、下の絵は、渓斎英泉《立ち美人》部分(1818~30年)
チラシ裏
(チラシ裏の拡大)
以上は光ミュージアム所蔵の作品。掛け軸になっているものが多く、構図は先生のものを受け継ぐためか、似たものも見受けられました。どの作品も精緻に描かれていて、素晴らしかった。
水野美術館所蔵の伊東深水の作品。本物は飾ってあり鑑賞しましたが、買い求めた絵葉書です。顔が写実的になってきていて、構図といい魅力的な作品です。しばし、外の暑さを忘れて、絵の世界に没入できました。
【水野美術館】
住所:長野県長野市若里6丁目2−20
電話:026-229-6333
ホームページ:水野美術館|MIZUNO MUSEUM OF ART |長野県 (mizuno-museum.jp)
伊東深水のこの絵ですが、「春雪の宵」という題名です。ちょっとミステリアスな雰囲気も漂う名画だろうと思います。
今回の展覧会ですが、岐阜県高山市の光ミュージアム所蔵の作品がたくさん展示されていて、壮観でした。様式美という言葉を思い出すような絵が多かったです。
伊東深水の絵は、人気がありますね。今回、水野美術館所蔵の伊東深水の絵が4点展示されていましたが、それが一番僕には良かったです。
コメントありがとうございます。
伊東深水のこの絵「春雪の宵」ですが、多分、こちらの水野美術館の収蔵作品の目玉の一つだと思います。今回の光ミュージアムからきている肉筆画もそれぞれみどころがあったのですが、いくつか展示された伊東深水の絵は、輝いていました。
白馬岳登山の時は、よいお天気に恵まれ、青空が美しかったです。それは良かったのですが、下山の時に首を中心として日焼けが強烈で、今もジェル塗っています(笑)。
水野美術館〜、近かったら、行ってるだろうなぁ〜
今回の「美を競う肉筆浮世絵の世界」展も、興味深いです〜♫
そして、お買い求めの絵葉書〜、優しい寒色系でまとめられていて、外と中の対比が、興味深いです・・・。
外は、雪で寒々しいですが、中にいらっしゃる女性からは、体温(暖かみ)を感じ、そして、とても柔らかな気持ちに・・・。
絵のタイトルは、何と言いますか〜?😊
女性は、爪を切ってらっしゃるのでしょうか〜??😊
美しい女性ですね〜、惹き込まれます〜♪
ティーガーデン
肉筆画って、版画とはちがう迫力がありますよね!(菱川師宣の見返り美人図も肉筆画なんですよね、チットが言ってました🌸)
それにしてもazumonoさまの今回の山歩きにおける雪山の空の青い色の深さは目に沁みました・・💎自然の美しさってすごいですね!)