ジャズとグルメの札幌旅行2022年12月の2回目は、2日(金)の夜出かけたジャズクラブ「DAY BY DAY」と「Bar81」、3日(土)に入ったジャズ喫茶「WISE ONE」について記します。
「DAY BY DAY」では、札幌在住の友人dukeさんと談笑。ほどんとジャズ談義で楽しい一時を過ごしました。「Bar81」のマスターも歓迎してくれ、2回目で久しぶりの「WISE ONE」は、お店が健在でよかった。
(すすきの大交差点)
ジャズクラブ「day by day」やカレーの「イエロー」がある豊水すすきの駅方面に向かっているところです。
【DAY BY DAY(デイ・バイ・デイ)】
住所:北海道札幌市中央区南5条西2 中銀ビルB1
電話:011-521-6635
ホームページ:ホーム | DayByDay (jimdosite.com)
お店は中銀ビルの地下1階です。
ピアニストの井上さん。本日は、オーナー歌手の黒岩静枝さんが銀座「Swing」へ出演のため、不在なので、ピアノとギター、女性ヴォーカルのステージでした。
dukeさんとの話に夢中で、写真をほとんど撮りませんでした。ギターとピアノで、名曲「Hush-Bye」、ヴォーカルが入り「Misty」、「You and the Night and the Music」などが演奏されました。「Hush-Bye」は、dukeさんのリクエストだそうです。
【BAR81(バー エイティワン)】
住所:北海道札幌市中央区南6条西3 第2桂和ビル 4F
電話:011-531-7280
ホームページ:今宵JAZZに身を任せ・・・[BAR81]
深夜です。Bar 81の入口。
ロゴ
バックには、お酒やレコード、CD。スピーカーは、アルテックです。
ハイボールを薄く作ってもらいました。
メイナード・ファーガソン(tp)のレコードがかかりました。マスターは相変わらず元気が良いです。
【WISE ONE】
住所:札幌市手稲区手稲本町3条3丁目5-27
電話:011-694-3955
ホームページ:WISE ONE (食べログのページです)
札幌から小樽方面行の列車に乗って手稲駅で下車。ここから歩いて近い距離にお店はあります。
通りに看板が出ています。
お店の入口。ご自宅の一部を喫茶店にしています。
店内。中央に屋久杉の一枚板のテーブル、現在では手に入らないそうです。
セロニアス・モンクのレコードが飾ってありました。
カウンターも一枚板です。レコード、CD棚にぎっしりです。
JBLのスタジオモニター4344。上には、ランサー101がのっています。
ランサー101。音は、4344から出ていました。
マスター手作りのディスコグラフィー。随分と増えました。
記載は、セッションごとに日付、メンバー、タイトル、曲目が記してあります。それぞれの演奏に評点をつけているところがユニークです。その下には、マスターの感想が記してあります。労作で、これをみているだけでも楽しい。コルトレーンのアルバム「Ballads」は、どの曲の演奏も点数が高い。
こちらはビル・エヴァンスのアルバム「Easy to Love」。エヴァンスが演奏したものは高得点が多いです。
かかっていたCD。日本のピアニスト、大石学さんのアルバムです。
寒かったのと、朝から珈琲飲み過ぎなので、ココアをいただきました。身体が温まります。
ジャズとグルメの札幌旅行(3)へ続きます。(3)では、居酒屋「函館開陽亭別邸 第三坂本店」などについて記します。
ご無沙汰しています、日曜日の午後3時の男です。
いつも貴方のブログを楽しく見させていただいています。
さて、本日掲載されています手稲のジャズ喫茶「WISE ONE」内の写真で、大石 学のCDの左に写っている、33回転の7インチ盤用スタンパーを取り付けた「グラモフォン・ジャズクラブ会員」の記念の盾、いま私の手元には有りませんが、懐かしいですねぇ。私の記憶では1967~8年頃、「日本ポリドール・レコード」が、まだ「日本グラモフォン」の社名で、ヴァーブやアトランティックの輸入盤にオビを付けて販売していた頃。
オビに付いていたサービス券を会社へ送ると、会員登録されて記念の盾と会報と、サービス券の枚数によっては、会員特典のレコードが送られてきました。その会報数冊と特典レコード「タル・ファーロウ/タル」「アメイジング・トシコ・アキヨシ」は、今でも私の手元に有ります。
それにしても「WISE ONE」さん、54年~5年も前の物をよく持ってましたねぇ。
それも綺麗な状態で、本当に懐かしく思い出しました。
グラモフォン・ジャズクラブ会員の記念の盾の詳しい説明ありがとうございます。その当時ですから、輸入盤は貴重で、値段も当時の物価水準からするとかなり高かったのではないでしょうか。それにしても、立派なもので、工芸品かなにかだと思ったのですが、そういう由来があるのですね。当時のレコードビジネスの盛況ぶりもわかり、詳しい解説ありがとうございます。
Wise Oneは、2012年9月のオープンなので、既に10年間営業していることになり、住宅地ではあるけれど、根強いファンがいるのだと今回も思いました。自作のディスコグラフィーに曲目毎の評点や感想が記されていて、今回も感心してみてきました。続けていただきたいお店です。
拙ブログをご覧いただき、コメントもありがとうございます。
先日はありがとうございました。黒岩静枝さんは不在でしたが、落ち着いた演奏で楽しめましたね。心地いいジャズハウスでジャズ友と飲み交わすお酒は格別の味わいがあります。来年も飲みましょう。
先日は、こちらこそありがとうございました。day by dayのステージでは、志藤、井上の二人による「ハッシャ・バイ」がなかなか良かったです。dukeさんのリクエストとのことですが、ジャズクラブでは、こういう曲を聴きたいですね。
すすきのも賑やかさを取り戻しているようで、深夜まで賑やかでした。レコードも何枚か購入し、グルーヴィーのマスターとも話が出来て、短い滞在ですが、よい旅になりました。
「アメフリ」に寄れなかったのが残念なのですが、次回の宿題にします。来年も行くつもりなので、よろしくお願いします。コメントもありがとうございます。
返信コメントありがとうございます。
1967~8年頃(18~19歳)の私の給料は手取りで2万円ぐらいだったと思いますが、当時のジャズレコードは、日本プレス盤で1500~1800円位でしたが、日本グラモフォンの帯付き輸入盤「ヴァーブ、アトランティック、ジャケットの裏面にGマークの型押し有り)」、東芝の「ブルーノート」、キングの「インパルス」の帯付き輸入盤が2000円位でした。ただし国内のレコード会社が契約している海外のレーベルの直輸入盤(貴方が好きなクラシックの「グラモフォン」の帯付き輸入盤も含む)は安かったですが、国内の輸入業者が輸入したレコードは、2500円~3500円位しましたので、なかなか手が出なかったですね。
それに比べると、現在販売されている輸入盤CDやレコードは、当時の為替レート(1ドル365円)とは大分違いますが、かなりやすいですねぇ。
当時の輸入盤の貴重なお話をありがとうございます。やはり、かなり高額ですね。現在は、youtubeあたりで聴くと無料ですし、配信もたくさんあり、音楽を聴こうと思えば、たちどころに聴ける時代になり、いいのか悪いのかわかりませんが、手軽だと思います。
そういう中で、レコードのオリジナル盤やセカンドなどの廃盤は、高騰していて、ものによっては、とても手がでる状況ではないです。当時の日本への直輸入盤も、貴重になっていると思います。
コメントありがとうございます。