安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

戸倉山(975.5m 新潟県糸魚川市)登山(2)【角間池~山頂、山頂からの景色、下山、「ひすいの湯」】

2024-05-21 19:30:00 | 登山・ハイキング

戸倉山登山の2回目です。今回は、角間池~山頂、山頂からの景色、下山、立ち寄った温泉「ひすいの湯」について記します。

【行 程】

しろ池の森駐車場 8:15 → しろ池 8:37-45(撮影) → 角間池 9:05-15(撮影) → 戸倉山山頂 9:45(休憩)

戸倉山山頂 10:03 → 角間池 10:28 → しろ池 10:48 → しろ池の森駐車場 11:10

(温泉)ひすいの湯  (昼食)重寿司(糸魚川市)

(角間池~山頂)

角間池からはブナの森の中を行きます。指導票がありました。

木の根っこが出ているところもあり、足元を注意しながら進んでいます。

イワカガミ。角間池から上は、イワカガミ(コイワカガミかも)がたくさん観られました。

白色のイワカガミ。イワウチワも観たかったのですが、時期的に遅かったのかもしれません。

急坂(階段が出てくる手前)に進行左手が空いて、北アルプス(後立山連峰)が見えました。

階段が出てきて、このへんから急坂です。でも、長くはありません。

「戸倉山山頂すぐ」という標識がありました。文字通り、すぐでした。

山頂に到着。

(戸倉山山頂、山頂からの景色)

戸倉山山頂の標識

三角点

だいたい東の方向です。左から、駒ケ岳、鬼ヶ面山、鋸岳、焼山、雨飾山。

焼山のアップ。

雨飾山のアップ。小谷温泉から登ったことがありますが、方向が違うので、随分と違って見えます。

雨飾山の右手。戸倉山からは南東方向になります。右から二番目の平らに見える山が、大渚山のようです。大渚山は、登ったことがあります。

南西から西方向にかけて、北アルプスが見えます。

左側のアップ。左から、白馬岳(一番左の右端くらいかな)、その右に旭岳、一番右の高いのが、雪倉岳。

真ん中に雪倉岳、その右に赤男山。その続きの右側には、朝日岳が続きます。

左から、朝日岳、その右で一番高く見えるのが黒負山だと思います。朝日岳は一度登りました。

北西方向。左に明星山、右に黒姫山。

北の方向に、糸魚川市と海が見えます。以上、もしかしたら、山の名前に誤りがあるかもしれません。

山頂の様子。続々と上ってきています。

(下山)

どんどん下りてきて、角間池です。

角間の分去れ。左折します。

しろ池。「平和の鐘」を入れて撮影。

しろ池。気に入った写真なので掲載。

どんどん下りてきて、道を挟んだキャンプ場にある建物「原の館」前にきています。左折します。

上りでは撮影しなかった看板を右手に見れば、駐車場です。

駐車場に到着。

(温泉 ひすいの湯)

糸魚川市街地のすぐ手前にある糸魚川温泉「ひすいの湯」に入浴。

入口

ひすいの原石が展示してありました。

温泉大浴場(ホームページからお借りした写真です。)。『地下1000メートルから約100℃の湯が毎分1500リットルも噴き上げている。』そうです。

露天風呂(ホームページからお借りした写真です。)。温泉に浸かり、リフレッシュできました。やや温泉のお湯に石油臭さがありましたが、そう気になりませんでした。

【ひすいの湯】

住所:新潟県糸魚川市大野298-1
電話:025-553-2222
ホームページ:糸魚川フォッサマグナ温泉 クアリゾートひすいの湯 (hisuinoyu.com)


戸倉山(975.5m 新潟県糸魚川市)登山(1)【駐車場~しろ池~角間池、サンカヨウなどの花】

2024-05-20 19:30:00 | 登山・ハイキング

5月18日(土)は、絶好の登山日和だったので、前から行きたかった糸魚川市の戸倉山へ出かけました。今回も一人なので、距離短めで、標高の低い山です。安曇野市宅から、一般道を走り2時間弱で駐車場に到着。

ルート上には、コバルトブルーの「しろ池」と澄んだ「角間池」があり、登山道脇には花がたくさんで、見所いっぱいでした。山頂からは、北アルプス北部の展望も得られ、楽しい山行でした。

【行 程】

しろ池の森駐車場 8:15 → しろ池 8:37-45(撮影) → 角間池 9:05-15(撮影) → 戸倉山山頂 9:45(休憩)

戸倉山山頂 10:03 → 角間池 10:28 → しろ池 10:48 → しろ池の森駐車場 11:10

(温泉)ひすいの湯  (昼食)重寿司(糸魚川市)

(駐車場~しろ池)

しろ池の森駐車場。近くにはキャンプ場などもあり、全部で80台駐車可能のようです。

駐車場を出発。右に見える軽トラの方は、山菜採りに来た地元の方です。四方山話しました。

すぐ右手に入り、しろ池を目指します。舗装道を歩いて行く方も見かけました。そちらのが方が、傾斜が緩いなど楽かもしれません。

登山道脇には花木が。ウツギでしょうか。きれいです。

進行右手に、「糸魚川シーサイドバレースキー場」のゲレンデが見えています。

舗装道との交点に出ました。正面には、これから登る戸倉山。右手に入ります。

「みはらしの丘」と名付けられた場所。東屋があります。

みはらしの丘からの日本海景色。この景色を眺められただけでも、安曇野市から走ってきた甲斐があります。

オオカメノキ。

これはフジだと思いますが、自然にはえているものなので、嬉しい。

渓流が出てきて、そろそろ「しろ池」かも。

ここで右折。

しろ池に到着。手前はトイレ、奧に東屋というか小屋。

しろ池。左手です。

しろ池

(しろ池~角間池)

少し進むと二手に分かれる道があり、標識にしたがい右に進みます。左は池の周回ルートになるようです。

少し歩いた地点、上段から「しろ池」を撮影。池の色が、こちらの方がわかります。コバルトブルーだそうです。

多分、アマドコロ。登山道脇で見かけました。

これは多分、スミレの一種でしょうか。

角間の分去れ。分岐点で、戸倉山には右折して進みます。左に進むと、塩の道のルートです。

道の両側に「サンカヨウ」の群落。これは嬉しい。

サンカヨウ。今年は見ることが難しいかと思っていたので、かなり嬉しい。透明になる花ということでも知られています。

美しいブナの森。

角間池に到着。これは手前にあるトイレ。

休憩用のベンチが設けられています。

「角間池」の標札

角間池。水が澄んでいてきれいです。

あたりの景色を写しています。

この池の行政区域が長野県の小谷村だったので、びっくりしました。戸倉山まで糸魚川市だと思い込んでいたのですが、県境ですね。この池には、アマゴイルリトンボ、ルリイトトンボが生息しているそうです。

ここで右手に入り進みます。

(2)へ続きます。(2)では、角間池~山頂、山頂からの景色、下山、温泉などについて記します。


ソニー・クラーク「SONNY CLARK QUINTET」と上田駅にオープンした「そば前 ちくまがわ」でランチ。

2024-05-19 19:30:00 | ピアノ
上田駅にあった蕎麦屋さんが閉店して、ずっと寂しかったのですが、この5月2日に「そば前 ちくまがわ」というお店がオープンしたので入りました。二八の蕎麦やお料理がオーソドックスです。オーソドックな演奏を。
 
SONNY CLARK (ソニー・クラーク)
SONNY CLARK QUINTET ( BLUE NOTE 1957年、1958年録音)

   
 
ソニー・クラーク(p, 1931~1963年)は、日本では人気のあるピアニストですが、アメリカ本国では知られていなかったためか、このアルバムは『1592』というレコード番号まで用意されながら、発売されなかったものです。日本の東芝EMIの手によって、1976年に初めて発売されています。
 
2つのセッションを収録していて、曲目の1と2は、1958年1月15日録音で、メンバーは、クラーク(p)、アート・ファーマー(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。クール・ストラッティン(BN  1588)と同じセッションからです。曲目の3~5は、1957年12月8日録音で、クラーク(p)、クリフォード・ジョーダン(ts)、ケニー・バレル(g)、チェンバース(b)、ピート・ラロッカ(ds)。
 
曲目は次のとおり。

1  Royal Flush (Sonny Clark)
2  Lover (Lorenz Hart,  Richard Rodgers)
3  Minor Meeting (Sonny Clark)
4  Eastern Incident (Sonny Clark)
5  Little Sonny (Sonny Clark)
ソニー・クラークの自作曲が4曲で、スタンダード曲は「Lover」の1曲だけです。「Lover」は、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムスをフューチャーしているように聞こえます。
 
マイク・モラスキー著「ピアノトリオ」(岩波新書)は、画期的で面白い本ですが、ソニー・クラークは登場しません。あまりにもオーソドックスで、特徴が朧気なせいでしょうか。しかし、やや重めのタッチでファンキーフレーズも繰り出している演奏は大好きで、このアルバムは愛聴盤です。極めつけは、ブルージーで哀調を帯びたソニー・クラーク作曲の「Minor Meeting」で、ケニー・バレル(g)が目の覚めるようなソロをとり、クリフ・ジョーダン(ts)のソロも魅力的。「Little Sonny」も、クラーク(p)によるソロが躍動的で、スリルも感じて、心躍ります。
 
 
日本盤(東芝EMIの特典盤)ジャケット裏面に記載されたナンバー。
 
(参考)本作から「Minor Meeting」が聴けます。
 
Sonny Clark Quintets - Minor Meeting (youtube.com)
 
(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、右からソニー・クラーク参加のハワード・ラムゼイ「Howard Rumsey's Lighthouse All-Stars 」(Contemporary オリジナル盤)、本作「Sonny Clark Quintet」(Blue Note 東芝盤)、「Sonny Clark Trio」(Blue Note United Artists盤)。


【そば前 ちくまがわ】

住所:長野県上田市天神1丁目1887-17 JR東日本北陸新幹線 上田駅構内
電話:0268-71-0029
ホームページ:そば前 ちくまがわ | ブランド | 王滝グループ (ohtaki-gp.jp)

上田駅

お店の外観

朝7時から10時までは、朝蕎麦として冷凍蕎麦を使用。11時~22時は、二八の生そばを提供しています。

カウンター席に着席

オープンしたばかりなので、お祝いのお花が飾ってありました。お客様の回転は早いです。近くに座った人は、新幹線の発車20分前に入り、10分前に出て行きました。早過ぎです(笑)。

メニュー。天せいろそばを注文。

天せいろそば。

蕎麦。麺は、自社で製粉製麺したものだそうです。王滝ブループのお店なので、多分、蕎麦は、小木曾製粉所と同じものだと思います。

冷たくて、キュッと締まっていて、結構美味しい。

そばつゆ。辛すぎないのが良かった。

天ぷら。具は、海老、イカ、茄子、サツマイモ、シシトウなど。

天つゆでいただきました。揚げたてでした。

そば湯

サラサラ系よりで、僕の好みです。そばつゆを加えていただきました。営業時間が長く、使い勝手の良いお店なので、たまにお世話になると思います。


長野市鶴賀緑町の「日本料理 さがみ」で、旧職場の仲間と宴会。

2024-05-18 19:30:00 | グルメ

先日、かつて仕事を一緒にやっていた仲間と、久しぶりに宴会を行い旧交を温めました。場所は、長野市鶴賀緑町の「日本料理 さがみ」です。10人くらいで、近況などを語り、楽しい時間を過ごしました。

「さがみ」は、長野市内では数少なくなった和食のお店です。所謂、料亭や割烹が閉店し、こういったお店は少なくなりました。お料理は、一般的なものですが、それぞれ美味しくいただきました。

外観

玄関

前菜

まずはビールで乾杯

酢の物など。

ハムなど

巻き寿司。食事は、別に最後に出ました。

お刺身

マグロ、ハマチ、タコなど。長野市では、品質は良い方だと思います。

冷酒。つい飲んでしまいました。銘柄は、「水尾」と「仙醸」でした。

お魚。鮭かな?

上に乗せてある昆布ですが、きちんと刻んであって、手がかかっていました。

ぶりのかま焼き。

こちらも手がかかっています。

キノコ(なめこ)が入った、冷たいうどん。あっさりとした汁で、いただきやすい。

デザート

部屋に飾ってあった縁起物

こちらも、鶴と亀の木製の置物。話も弾み、ちょっと飲み過ぎました。長野駅に近く、使いやすいお店です。

【日本料理 さがみ】

住所:長野市大字鶴賀緑町2213
電話: 026-235-6382
ホームページ:エンドウグループ|さがみ|日本料理|長野 (endou-g.com)


映画「鬼平犯科帳 血闘」を観ました。 (5月16日 上田東宝シネマズ)

2024-05-17 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

映画「鬼平犯科帳 血闘」が、松本幸四郎主演で映画化され、封切られたので観てきました。原作は、池波正太郎さんの小説です。

    

(出 演)

松本幸四郎(長谷川平蔵)
市川染五郎(銕三郎(若き日の長谷川平蔵))
仙道敦子(久栄)
中村ゆり(おまさ)
火野正平(相模の彦十)

(スタッフ)

監督:山下智彦
脚本:大森寿美男
音楽:𠮷俣良
撮影:江原祥二
原作:池波正太郎

(あらすじ)

長谷川平蔵が若い頃に世話になった居酒屋の娘おまさが密偵になりたいと申し出て来る。平蔵はその願いを退けるが、おまさは平蔵が芋酒屋『加賀や』の主人と盗賊の二つの顔を持つ鷺原の九平を探していることを知り、探索に乗り出す。九平を探すうちに凶賊・網切の甚五郎の企みを知ったおまさは網切一味の中へ入り込む。しかし、おまさは絶対絶命の危機に陥る。

(感 想)

池波正太郎生誕100年を記念して、昨年、「仕掛人・藤枝梅安」が豊川悦司主演で映画化され、今年(2024年)は、鬼平犯科帳が映画化され、池波ファンとしてはとても嬉しく、さっそく観に行きました。「藤枝梅安」には及ばないものの、今回も本格時代劇で見応えがありました。

平蔵と密偵となる「おまさ」の二人を中心とした物語で、捕物劇であるとともに、二人の若い頃と現在が描かれている人間ドラマでもあり、原作を元にした脚本がよく出来ています。おまさを演じた中村ゆりさんが好演しているのを始め、女優陣が揃っていました。

セットも丁寧に作ってあり、居酒屋のシーンなどが良かった。残念だったのは、音楽がつまらないことで、特に殺陣(チャンバラ)シーンとなると盛大な音量でそれらしい音楽が鳴るのには閉口しました。静かな殺陣のシーンがあってもいいような気がします。

(以下、映画のシーンから)

おまさ(中村ゆり)と長谷川平蔵(松本幸四郎)

左から相模の彦十(日野正平)、長谷川平蔵、木村忠吾(浅利陽介)

平蔵と同心たち。

殺陣のシーン

【公式サイトへのリンク】

劇場版『鬼平犯科帳 血闘』公式サイト|『鬼平犯科帳』SEASON1 |池波正太郎 生誕100年企画 (onihei-hankacho.com)