安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

高崎市栄町ヤマダデンキ LABI1内の 「金光」で「日替わりしゃぶしゃぶ定食」のランチ

2024-10-26 19:30:00 | グルメ

本日、高崎に来ています。昼食は、高崎駅東口のヤマダデンキLAB1にある「金光」で「日替わりしゃぶしゃぶ定食」をいただきました。すき焼きと思ったのですが、気温が高く暑いので、しゃぶしゃぶを。

定食の内容は、豚しゃぶ150g、白身魚フライ、野菜などですが、1380円のものが1100円で提供されているそうで、お得感を出していました。安い気がして、お肉の追加をしました。豚シャブが美味しかった。

5階のレストラン街にお店はあります。

様々なメニューが並んでいます。

注目したのは、この日替わりです。

20食限定で、1100円と安くなるようです。

店内。カウンター席に座りました。

しゃぶしゃぶ用の鍋。カツオの出汁です。

日替わりしゃぶしゃぶ定食

追加したお肉です。豚しゃぶに変わりありません、

日替わり定食の豚しゃぶは150gだそうです。150gだと、普通のとんかつ並みです。薄いので150gあるのかどうかは不明ですが、結構ボリュームはありました。

お肉の下には、野菜やきのこ。

白身魚フライ。これはなくてもいいかもしれません。

ごはん、お味噌汁、漬物。ごはんは、小盛りにしてもらいました。

野菜とお肉を投入。

長く切ってある日本ネギも柔らかくなり、美味しくいただきました。

甘味です。ご馳走さまでした。次は、もう少し寒くなったら、すき焼きをいただきに寄りたいと思います。

【しゃぶしゃぶ金光】

住所:群馬県高崎市栄町1番1号
電話:027-323-4129
ホームページ:しゃぶしゃぶ金光 - 高崎(JR)/しゃぶしゃぶ/ネット予約可 [食べログ] (tabelog.com)


藤田真央(ピアノ)の新作「72 Preludes」など最近聴いたクラシックのCD。 

2024-10-25 19:30:00 | クラシック

クラシックの新譜CDもたまに購入しています。最近では、ユジャ・ワン(p)の「ウィーン・リサイタル」(その記事へのリンク)が良かったです。今回、藤田真央(p)の新譜を購入し聴きました。

   

藤田真央(ピアノ)「72 Preludes」(Sony)。

曲目は、ショパン:24の前奏曲、スクリャービン:24の前奏曲、矢代秋雄:24の前奏曲。

(感想など)

モーツァルトのピアノソナタ全集に続く、ソニークラシカルからの2作目。特徴は、前奏曲に焦点を絞り、ことに矢代秋雄のものを収録したことでしょうか。矢代秋雄という日本人作曲家の作品を取り上げることによって、本作の存在価値を高め、また、藤田真央自身の個性も表出させようとしたのでしょう。

ショパンとスクリャービンの曲は、気持ちよく聴けました。とりわけ、スクリャービンの前奏曲は、きらきらと音色やハーモニーが変化して、素晴らしい。スクリャービンの曲自体が、ビル・エヴァンス以降のジャズピアノを連想させるものがあり、興味が尽きません。

矢代秋雄の作品ですが、作品自体がそれほど面白いとは思いませんでした。新しいことを書いているのかもしれませんが、地味で曲想が伸びやかでなく、演奏は悪くないのでしょうが、もっと聴きたいという気持ちになれませんでした。

【ソニーミュージックの本アルバム発売のお知らせ】

セカンドアルバム「72Preludesショパン/スクリャービン/矢代秋雄:24の前奏曲」ついに国内盤発売! | 藤田 真央 | ソニーミュージックオフィシャルサイト

(ライナーノートにある藤田真央の紹介)

(特典として、チケットホルダーをいただきました。)

 

(クラシック音楽情報誌ぶらあぼ2024年11月号に、藤田真央72Pureludesのレビューが載っていました。)

   

表紙

   

本作品のレビュー。

(併せて聴いたCD)

   

リリー・クラウス(p)のコンサートホールレーベルへの録音を、復刻されたCDで聴きました。モーツァルト集です。ピアノ協奏曲第9番「ジェノーム」は好きな曲です。

   

往年の名ヴァイオリニストのダヴィッド・オイストラフの「ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲」(1958年録音)をSACDで聴きました。アンドレ・クリユイタンス指揮フランス国立放送管弦楽団の伴奏も典雅です。


ホレス・パーラン「HEADIN' SOUTH」、雑誌「レコード・コレクターズ11月号」ブルーノート・ECM特集。

2024-10-24 19:30:00 | ピアノ・トリオ

雑誌「レコード・コレクターズ」は、ロックの記事主体の雑誌として続いてきました。ごくまれにジャズ関連の記事が掲載され、この11月号はブルーノートやECMレコードを取り上げています。ブルーノートのアルバムを。

HORACE PARLAN (ホレス・パーラン)
HEADIN' SOUTH (BLUE NOTE 1960年録音)

   

ホレス・パーラン(p, 1931~2017年)のブルーノートレーベルにおけるアルバムは、一聴して、『黒っぽい』演奏が収録されていて、たまに、無性に聴きたくなります。チャールス・ミンガス、ブッカー・アーヴィン、ローランド・カークといった彼の共演者の顔触れを見ても、いかにもといった感じがします。

メンバーは、ホレス・パーラン(p)、ジョージ・タッカー(b)、アル・ヘアウッド(ds)、レイ・バレット(コンガ)。本作には、コンガのレイ・バレットが参加しているのが特徴です。より、リズム面が強調されている感じがします。

(英文表記)Horace Parlan(p)、George Tucker(b)、Al Hearwood(ds)、Ray Barretto(conga)。

曲目は次のとおり。

1  Headin' South (Horace Parlan)
2  The Song Is Ended (Irving Berlin)
3  Summertime (George Gershwin,  Ira Gershwin)
4  Low Down (Horace Parlan)
5  Congalegre (Ray Barretto)
6  Prelud to a Kiss (Duke  Ellington, Irving Fordon, Irving Mills)
7  Jim Loves Sue (Ahmad Jamal)
8  My Mother's Eyes (Abel Baer,  Louis Wolfe Gilbert)
参加メンバーのホレス・パーランの自作2曲とレイ・バレットの自作1曲。パーランが影響を受けたピアニストのアーマッド・ジャマル作「Jim Loves Sue」に、あとの4曲はスタンダード。

ブルージー極まりないホレス・パーラン(p)の演奏が楽しめます。録音のせいもあるとは思うのですが、ジョージー・タッカーのベースが、強力でぐっと重心を低くしています。タッカーは、「Summertime」では、弓弾きをやっていて、新鮮でした。レイ・バレット(コンガ)は「Congalegre」でフューチャーされていて、華やかです。「Low Down」では、パーラン(p)がアルペジオを延々と反復していて、彼の真骨頂というべき個性的なプレイが繰り広げられています。

(参考)本作から「Headin' South」が聴けます。

Headin' South - YouTube

 

【レコード・コレクターズ 2024年11月号】

   

表紙

(目 次)

   

今号の特集は、まず「ブルーノート・ベスト100」として、24名の執筆陣の投票により、必聴の100枚が選ばれています。タワーレコードからSACDハイブリッドコレクションがでるので、それとタイアップした企画です。また、ECMレーベルについては、映画の公開が契機となって、特集が組まれたようです。

(レコード・コレクターズ誌2024年11月号 ブルーノート・アルバム投票順位 1~6位)

1位は、エリック・ドルフィー「Out to Lunch」。1~3位は、順位は別として順当だと思います。投票陣がハードバップというよりも、その先を聴く人が多いので、オーネット・コールマン、ボビー・ハッチャーソン、ドン・チェリー、さらにはケニー・ドーハムのラテン物などが高順位に入っていました。

2位は、ジョン・コルトレーン「Blue Train」。

3位は、キャノンボール・アダレイ「Somethin' Else」。

4位は、ハービー・ハンコック「Maiden Voyage」。新主流派と言われたころのハンコックの代表作です。ホレス・シルバーやアート・ブレイキー、ハンク・モブレイあたりの作品が6位以内に入ると思ったので、投票傾向が新しくなっている感じを受けます。

5位は、ケニー・バレル「Midnight Blues」。この高順位は意外でしたが、投票する人にギターやR&Bがお好きな人が多いためでしょうか。もちろん、僕も大好きなアルバムです。

これは傑作だと思うのですが、今聴くと、意外とオーソドックスです。

 

(100枚のうち、僕が特に気になったもの)

あまり、ピアノトリオのものは入っていないのですが、このホレス・パーラン「Us Three」は人気でした。そこで、彼のアルバム「Headin' South」を今回拙ブログで取り上げました。

全く聴いたことのない、エディ・ゲイルズの作品が35位に入っていました。CDでいいので、これは聴いてみたい。

オルガンのアルバムは、ジミー・スミスやラリー・ヤングのものが目に付きましたが、このロニー・スミスのものが52位に入ったのには、驚きました。本作の輸入再発盤レコードをもっているので、改めて聴いてみたい。

(投票した24名の投票内訳も記載されています。注目した投票者の例)

   

エブリデという方は、1993年生まれの音楽家だそうですが、実にオーソドックスで、ハードバップ系をたくさん挙げていて、親近感わきました。26位に、ケニー・ドリューの「Undercurrent」を入れるなど見識が高い。大村幸則さんは、1949年生まれの音楽評論家。エリック・ドルフィー、セシル・テイラー、アンドリュー・ヒルなど新主流派以降を高く評価していました。

 

【ECMレコード関連記事】

   

映画が公開されます。

   

今聴きたいECMのアルバム45選の紹介など。

【レコード・コレクターズ誌を発行しているミュージック・マガジン社のホームページ】

株式会社ミュージック・マガジン

 


高崎駅ビルの水沢うどん「水香苑」で釜揚げうどんと天ぷら。自宅で食べたお土産用の半生うどんも美味しかった。

2024-10-23 19:30:00 | グルメ

先週の土曜日に、高崎芸術劇場へ群響の定期演奏会に出かけましたが、帰りに軽い夕食に高崎駅ビルの水沢うどん「水香苑」に寄りました。今年はまだ暑いのですが、釜揚げうどんを注文してみました。

釜揚げは、水沢うどんの主流ではないと思いましたが、天ぷらとともに、美味しくいただきました。お土産用の半生うどんを自宅に買っていき、翌日、ざるうどんで食べてみましたが、充分いけました。

お店の入口。高崎駅ビル・モントレー5階のレストラン街にあります。

メニュー。「天ざるうどん 二色だれ」をざるではなく、釜揚げにして注文。

うどんの入った鍋が冷めないように、コンロがきました。あとで点火してくれました。

醤油だれと、胡麻だれもきています。

うどんと天ぷらがほぼ同時にきました。

釜揚げうどんのアップ。美味しそうに見えます。

醤油だれにつけて、いただきます。寒い時期は、特に良いかもしれません。

天ぷら

群馬県の天ぷらの定番「舞茸(マイタケ)」が二つありました。

ナスやカボチャも美味しい。

お店の入口付近に、お土産用のうどんが置いてあります。

店舗で使用している麺と同じ麺だそうです。また、賞味期限は3ヶ月程度あるようです。

(自宅で、「ざるうどん」)

お土産用のうどんを、自宅で茹でて、「ざるうどん」としていただきました。12~13分くらいと長めに茹でましたが、つやつやして見映えもよかった。

つゆは、添付のものを使用。薄めずに使います。なかなか美味しく、いけました。つゆもついて、二人前(300g)で650円でした。まだ、半分残っているので、来週あたりまたいただくつもりです。

【水香苑 高崎モントレー店】

住所:群馬県高崎市八島町222 高崎モントレー 5F
電話:050-5890-0232
ホームページ:水沢うどん 水香苑 高崎モントレー店 食べログ (tabelog.com)
       名物水沢うどん 水香苑(すいこうえん)|料理のうつわも楽しめるお店 ( msuikouen.jp)


渋川市の「カフェ・フロントロード」再訪、持参したレコードを聴かせてもらいました。

2024-10-22 19:30:00 | ジャズ喫茶

先週の土曜日に群馬県渋川市の「カフェ・フロントロード」を再訪しました。営業が、土日の13時から20時と限られているためもあるのか、お店滞在中にお客様が4組も出入りし、既に人気店になっていました。

自宅からよく聴いているレコードを持って行き、2枚かけていただきました。特に女性ヴォーカルやトロンボーンなどの管楽器が良い雰囲気で再生されていました。プリンも美味しかった。

外観

「OPEN」の看板

店内。座った席から撮影。すぐに前のソファー席もいっぱいになりました。

お客様が帰ったあとで、カウンター方面を撮影。

スピーカー。JBLの業務用スピーカーです。

レコードプレーヤーは、ビクターの「QL-A7」です。カートリッジは、DENON103。

アンプ類はヤマハの業務用のもののようです。

メニュー

アルニコブレンドとアルニコプリンを注文。

どちらかというと深煎りという感じの珈琲。飲みやすい。

プリン。人気があるようで、お客様のほとんどが頼んでいました。

入店時にかかっていたもの。マイルス・デイヴィス「Someday My Prince Will Come」。やはり、テナーサックスあたりの再生がよいように思いました。

僕が持参した、ビル・エヴァンス「Portrait in Jazz」を、はじめから2~3曲かけてもらいました。最初、音量が不十分なせいか、ベースの音が充分出ていませんでした。マスターがボリュームを上げてくれましたが、全体にピアノの音が固く感じられました。レコードは、オリジナルに近い初期盤です。

僕が持参したシヴィル・シェパード「Vanilla」。初めから3曲再生してくれました。この装置全体は、ヴォーカルを再生するのに適している感じです。中音域の再生がうまくいっているのでしょう。お客様二人が、ジャケットの前まで行って、レコードを確認していました。このアルバムが、気に入ったのかもしれません。

【カフェ フロントロード(CAFE FRONT LOAD)】

住所:群馬県渋川市行幸田232-1
電話:070-4163-6103
ホームページ:CAFE FRONT LOAD (カフェ フロント ロード) - 渋川/カフェ | 食べログ (tabelog.com)