エゴノキの白い小さな花が満開だ。
枝には鈴状の連なった花が皆で下を見ているようだ。
見上げると花の白と葉の緑、そして垣間見える空の青が清清しく感じる。
まだ色が褪せぬうちから落下するので地面一体も白く花が咲いたようになっている。
「ブーン」と大きな羽音を立ててミツバチの体の5倍はあろうかというマルハナバチが飛び回る。
下を向いて咲く花に頭を差し込んでは蜜を集める。
マルハナバチの姿は、まさに「没頭」という言葉が適当であろう。
花弁から、はみ出た大きなお尻が、なんとも無防備に見える。
さすがに小さな花に蜜は少ないらしく次から次へと飛び移る必要があるようだ。
その忙しそうな姿を見て今度は「書き入れ時」という言葉が浮かんだ。
写真を撮っていると白い鈴が一つポトリと私の肩に落ちてきた。
隣にヤマボウシの木がある。
こちらも花盛りだ。
こちらはエゴノキとは何とも対照的に花は皆上を向いて咲く。
全員が今度は空を見ている。
花弁は大きくて白い。
今この木に蜂はいない。
この先大きな実がなり赤く色付くと、その実を食べにいろいろな蜂や昆虫がやってくる。
自然は美しく誘惑する。
誘われて旬を知ることになる。
枝には鈴状の連なった花が皆で下を見ているようだ。
見上げると花の白と葉の緑、そして垣間見える空の青が清清しく感じる。
まだ色が褪せぬうちから落下するので地面一体も白く花が咲いたようになっている。
「ブーン」と大きな羽音を立ててミツバチの体の5倍はあろうかというマルハナバチが飛び回る。
下を向いて咲く花に頭を差し込んでは蜜を集める。
マルハナバチの姿は、まさに「没頭」という言葉が適当であろう。
花弁から、はみ出た大きなお尻が、なんとも無防備に見える。
さすがに小さな花に蜜は少ないらしく次から次へと飛び移る必要があるようだ。
その忙しそうな姿を見て今度は「書き入れ時」という言葉が浮かんだ。
写真を撮っていると白い鈴が一つポトリと私の肩に落ちてきた。
隣にヤマボウシの木がある。
こちらも花盛りだ。
こちらはエゴノキとは何とも対照的に花は皆上を向いて咲く。
全員が今度は空を見ている。
花弁は大きくて白い。
今この木に蜂はいない。
この先大きな実がなり赤く色付くと、その実を食べにいろいろな蜂や昆虫がやってくる。
自然は美しく誘惑する。
誘われて旬を知ることになる。