【赤木智弘の眼光紙背】若者には職を! 老人には退職を! (眼光紙背)
60歳という法定定年と、65歳から支給が始まる年金という、5年間のギャップを埋めるために、企業に対して、65歳までの継続的な雇用制度の導入を実施義務とし、その分新しく若者を採用してはいけないということになってしまっているのである。
赤木氏は、若年者より高齢者の雇用が厚く保護される背景には、年金制度の破たんがあると指摘している。そのとおりである。
赤木氏は「インチキ社会保障」というが、制度設計時から分かっていたことかもしれない。「人口の波」を考慮しない制度は、いずれ破たんするのだ。
60歳という法定定年と、65歳から支給が始まる年金という、5年間のギャップを埋めるために、企業に対して、65歳までの継続的な雇用制度の導入を実施義務とし、その分新しく若者を採用してはいけないということになってしまっているのである。
赤木氏は、若年者より高齢者の雇用が厚く保護される背景には、年金制度の破たんがあると指摘している。そのとおりである。
赤木氏は「インチキ社会保障」というが、制度設計時から分かっていたことかもしれない。「人口の波」を考慮しない制度は、いずれ破たんするのだ。