Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

言い訳

2017年05月31日 07時11分30秒 | Weblog
なぜ前川さんは「出会い系バーで貧困調査」という苦しい釈明をしたのか
 「もし前川さんが「出会い系バーで貧困調査」なんて「おもしろ釈明」をせず、「日ごろのストレスを発散したくて若い女性とデートしたかった。でも買春はしてません」とか潔く答えていれば、日本中からここまでツッコミを入れられることはなかったはずだ。」
 「ちなみに、中曽根さんの政治団体の収支報告書(平成23年分)を見ると、前川さんの実兄で、前川製作所の前社長を務めた前川昭一さんとご親族が、政治資金パーティーに計200万円を支払っている。前川さんと中曽根さんが文科官僚と政治家という立場を超え、「ファミリー」として強い結びつきがあることがうかがえよう」

 政・官・財のトライアングルの縮図ともいうべき前川氏の「おもしろ釈明」が話題を呼んでいる。
 「貧困調査」という言い訳は、この国の官僚がいかに病んでいるかを示している。つまり、彼らは、公人に「プライベート」な領域があってはならないという掟に支配されているのである。
 こういう掟にしばられていると、抑圧が内攻し、メンタル不調を訴えたり、極端な場合には犯罪に走ってしまうわけである。
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保証の悲劇

2017年05月30日 07時46分16秒 | Weblog
レコード大賞に輝いた90年代の人気アイドル・川越美和が謎の孤独死を遂げていた
 「芸能関係の悪い人間に引っかかって、何かの保証人になってしまったみたい。それで、本人に金銭の請求が来るようになり、“悪い輩に騙された”って寂しそうに話していました」(城野氏)

 連帯保証が悲劇の始まりだったようである。
 このような、親族以外の人間に対する連帯保証による悲劇は、それだけで1冊の本が出来るくらいである。
 今回の債権法改正でかなり改善されたとは思うが、将来的には、保証は親子などの親族に限定するよう改正すべきだろう。
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捕食

2017年05月29日 07時45分30秒 | Weblog
シャチがサメを食べ始めている
 「「今回のケースもシャチによるものだと考えていいと思いますが、解剖結果を待ってるところです。栄養のある肝臓だけを食べられて、残りを捨てているというのは自然の残酷さを感じると同時に、手術するかのように肝臓だけをうまく取り出して食べているということに驚きを感じています」と解剖を行なった生物学者は話していました。」

 サメの肝臓だけを食べるというのが興味深い。
 サメの肝油には、スクワレン、オメガ3系の脂肪酸(DHA、EPA)やスクアラミンなどが含まれており、健康食品としてかなり高額で販売されている。
 「健康食品」というと、何やら怪しげな印象を抱く人もいると思うが、サメの肝臓については、シャチもお墨付きを与えたといえるのではないだろうか。
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本命不在

2017年05月28日 05時33分15秒 | Weblog
大西直宏が読むダービー。サニーブライアンに似たアルアインが侮れない
 「第一、鞍上のミルコ・デムーロ騎手が皐月賞2着のペルシアンナイトではなく、こちらを選択したわけですしね。青葉賞馬がダービーに勝てないというジンクスが破られるのか、楽しみです。」

 青葉賞を勝った馬はダービーを勝てないというジンクスがあるらしい。
 だが、今年の青葉賞は、ものすごいタイムが出ており、場合によってはこのジンクスが破られるかもしれないという。
 こういうケースでは、意外にも、フロック視されて人気のない皐月賞馬があっさりと勝つこともありうる。
 
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誤審

2017年05月27日 08時06分22秒 | Weblog
WBA誤審認めた!両者に再戦指令 村田「前向きな答え出したい」
 「村田はWBAの対応を受けて、「世間の声に素早く反応いただいたことに感謝申し上げます。私、個人としては、判定結果に対する私情はなく、この試合を組んでいただけたことに対する感謝、そして、明確な形で決着をつけられなかったことを申し訳なく思うばかりです」とコメントを寄せた。」

 裁判であれば、判決が「世間の声」で覆ることはあり得ない。
 疑惑の判定だろうとそうでなかろうと、ジャッジの判断は尊重されるというのがルールのはずである。誤審を認めることは、新たな混乱につながると予想する。
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論点ずらし

2017年05月26日 08時06分58秒 | Weblog
<前川前事務次官>菅氏「地位に恋々としがみついていた」
 「菅義偉官房長官は25日の記者会見で、加計学園問題に絡んで「総理の意向」と記した文書を「本物」と認めた前川喜平前文部科学事務次官を強く非難した。文科省の天下り問題の責任を取り今年1月に辞任した前川氏について、菅氏は「地位に恋々としがみついていた」と指摘した。菅氏が特定の個人を強く非難するのは極めて異例だ。」「前川氏個人を非難することで、証言の信頼性に疑問を投げかける狙いもあるとみられる。」

 こういう風に、別の問題での対象者の言動を指摘して、主たる問題での証言の信用性を減殺するというのは、日常生活などではときどきみられる。
 だが、メインの問題は、「総理の意向」文書の実在性とその内容であり、前川氏が「地位に恋々としがみついていた」ことと直接の関連性はない。
 だから、こういうのは、「論点ずらし」に見えてしまう。
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天下り問題

2017年05月25日 08時30分38秒 | Weblog
商工中金問題>中小企業庁が不正見落し 重要書類不明
 「国の制度融資を巡る商工中金の不正問題で、所管する経済産業省傘下の中小企業庁が2014年時点で100件超もの不正の疑い事例を把握しながら、「問題ない」と判断し、その後の検査でも不正を見落としていたことが分かった。当時、商工中金が提出した一部書類の行方が、24日時点で中小企業庁側で確認できていないことも判明。監督当局による監視のずさんさが浮き彫りになった。」

 この金融機関では、トップ以下ずらずらと当局からの天下り官僚が要職を占めている。
 そのため、この種の事件が起きたとき、「監督する側と監督される側が癒着しているため、不祥事が起きても隠蔽されるのではないか」という指摘に対し、有効に反論することができない。
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雨天時の取り扱い

2017年05月24日 07時41分46秒 | Weblog
薪能一覧

 5月は、比較的薪能が開催されることの多い季節のようである。これに対し、6月は梅雨の季節でもあり、あまり薪能は開催されない。
 興味深いと思ったのは、雨天時の取り扱いである。
 能が始まった後、途中で少しでも雨が降れば、その時点で公演は終了となる。高価な衣装を使用していることもあり、これはやむを得ない措置である。ただ、この場合、払い戻しはないそうである。
 薪能を観に行く際は、くれぐれも天気に注意しなければならないということである。
 
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認知症を巡る争い

2017年05月23日 08時21分32秒 | Weblog
 「オイディプス」や「アンティゴネー」の作者であるソフォクレスは、息子のイオポーンから「父は認知症である」との理由で訴訟を起こされたという(「アンティゴネー」p148)。ソフォクレスが孫を余りにも可愛がるのを嫉妬したイオポーンによる不当な訴えだったようだが、これに似た事件は現在でも起こりうる。
 私がみた事件では、母を自宅に引き取ってその財産管理等を行っている娘に対し、その弟が、「母は認知症である」との理由で後見を申し立てたという事案があった。姉の方は、「母は認知症ではない」と主張したのだが、鑑定が実施されることとなり、後見相当と判断された。
 ギリシャ悲劇を読んでいても、思わぬところから現実の世界に引き戻されるのである。
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直射日光

2017年05月22日 07時44分59秒 | Weblog
残ったオスで子育て困難 コウノトリのヒナ4羽保護へ 島根
 「雲南市教育委員会によりますと、オスの親鳥はヒナに餌をやり続けていますが、巣を空ける時間が長くなってヒナを日ざしから守ることができず、今後、ヒナが衰弱するおそれもあると判断し、4羽のヒナを保護することを決めました。」

 直射日光を浴びる時間が長くなることによる衰弱を懸念したようである。外敵からの保護が大きな要因となったわけではない。
 それにしても、コウノトリなら殺してはいけないが、(稲を倒すとされる)サギなら殺してもいいというのは、人間が勝手に定めたルールであり、不条理を感じる。
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